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役員賞与について教えて下さい
役員賞与について教えて下さい。 前期末に株主総会で承認されることを前提に役員賞与に関して下記の仕訳を起票しました。 役員賞与引当金繰入額 1,000千円 / 役員賞与引当金 1,000千円 しかしながら決算数字が確定した後に株主総会の議案書を見たところ、役員賞与が2,000千円になっていて、実際に2,000千円で議案が可決されました。 このように役員賞与引当金の計上が前期末において不足していた場合ですが、会計処理は下記の仕訳で問題がないでしょうか? 役員賞与引当金 1,000千円 / 現預金 2,000千円 役員賞与 1,000千円 (株主総会終了後、即日役員賞与を支払った場合) お詳しい方どなたか教えていただけないでしょうか?よろしくお願い致します。
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会計上は、実質的に確定債務といえる場合を除き、引当金処理をすることとされています(役員賞与に関する会計基準13項)。したがって、引当金計上額と実際計上額が異なるときは、差異の原因に応じた処理をすべきことになります。 差異が引当金計上時の見積の誤りを原因とするものであったのならば、原則として「前期損益修正損/益」で計上すべきであり、重要性に乏しければ「役員賞与」などの科目でも構いません。 他方、差異が引当金計上時には見積不能な原因によるものであったのならば、「役員賞与」などの科目で計上して構いません。 お書きのケースでは、原因が不明ですが、その金額なら一般的には重要性に乏しいといえるように思います。 なお、税法上は、役員の職務開始前に届け出ていなければ損金不算入となるに留まり、損金不算入処理をしている限り、仕訳を問題視されることはありません。
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- HDKYDK1978
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仕訳としては上記のとおりで問題ないかと思います。しかし役員の賞与に関しては税法で厳格な取決めがあった気がしますのでそこに抵触しないかを先に確認したほうが宜しいかと思います。詳しくは税理士にご相談下さい。
お礼
早速回答いただきましてありがとうございます。 会計上の仕訳が確認できました。 税務上は問題があるようですね。アドバイスありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。大変参考になりました。 差異の要因は恥ずかしながら見積りが甘かったことによります。