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高等専門学校建築学科の就職について
高等専門学校の建築学科に子供が在籍しています。将来は住宅建築設計を中心とした建築士になりたいようです。卒業後、大学へ編入したほうが良いか、設計事務所に就職して下働きからやるほうが良いのか?建築関係の事情が良くわからないので心配です。助言など有りましたら宜しくお願いします。
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回答が遅れ失礼しました。 設計事務所に希望する人が少ないうえに設計事務所もあまり求めていないというのが実情ではないでしょうか。同じ高専建築科といっても高専により違いがあるとは思いますが、私が在籍していた高専では年々施工会社からの就職情報が増えていましたよ。(近年) なぜなら、団塊の世代がいなくなる世代ということで企業が求人をしてくるからです。 就職枠という表現ですが、各施工会社(たとえば竹中とか)からの求人は1名か多くても2名が限度です。ですから毎年成績がいい順にそれらの会社を選ぶ権利みたいなものがあります。ようは、1番の子が竹中希望できるといった感じです。もちろん1番の子が進学希望なら2番の子が希望できます。その辺はシビアです。 求人が少ないように思われるのは上記の点かと思いますが、全国区の会社から毎年1名の求人が確保されていることがすごいことと考えた方がいいかと思います。また、施工会社は一社ではないので複数の有名施工会社の求人をあわせると10人程度受かることになります。 「一般戸建住宅中心に建築事務所を持つのが夢」とのことですが、私個人がこれがいいと推薦することはできません。というのもまだ私たちの世代は下積みをしている世代だからです。それらの夢をかなえた人は出ていません。設計事務所に直接談判して就職した子もいますし、もちろん大学編入した子も数名いました。どの道が正解かはまだ分かりません。そのことを踏まえて以下の文章をお読みください。 先生たちが進めるのであれば大学編入も大きな可能性だと思います。つまり大学編入して卒業時に選べる設計事務所の幅を広げるということです。 さすがに高専卒といえど、個人の有名設計事務所に入ることは至難の業です。相当の実力があり、コンペ等で圧倒するものをひっさげて直接談判という方法でしょうが、少々無理があります。 そこで地元(県下)個人設計事務所に入るとしても、やはり直接談判に変わりはないでしょう。つまり4年次の就職体験(夏などに実施されることが多い)などで、個人を知ってもらって、1,2月辺りで、「就職させてください」と相談する方法になると思います。 つまり大学編入をしてその大学の信頼性を元に個人の設計事務所に就職活動できるというのが、大学編入のメリットではないかと思います。大学選びの際はこの点を考えて考慮した方がいいと思います。つまり、そこで学ぶことよりも、その大学から進める道を確かめておくということでしょうか。その辺は就職相談等、学校が設けている時間を活用すればおのずと分かると思います。 ちなみに私の高専(九州)ではそんなところです。高専により特色が異なるでしょうから、もしかすると設計系会社にも強い高専に通っておられるかもしれません。先生たちとよく話し合うのがイチバンではないかと思います。分からないことがあればおっしゃってください。可能な範囲でお答えします。
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- d-buu
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夫が某理大建築卒一部上場不動産会社設計とその弟が6大建築卒大手設計事務所勤務の者です。 夫の会社は四大卒しか採用していません。 しかも所謂超一流大学のみです。(毎年社内報の新入社員紹介でプロフィールが載ります。) なので、学歴・学校名でふるい落とされ、エントリーすら出来ないそうです。 あとは業界に限ったことではないと思いますが、卒業生の繋がりって心強いです。(特に専門職は) 先輩同僚で同窓だと目をかけていただけるのではないでしょうか?(夫もお世話になりました) ですので、規模が大きな大学の方が就職の門戸も広がるし、社会に出てからも卒業生など何かと頼りになりそうな気がします。 就職先はやはり大手の方が仕事の規模やら何やら小さいところではできないことを経験できると思います。(私自身が経験済みです) ですから、事情が許せば大学進学も検討してみてはいかがですか? いかんせん夫が回答できたら一番良いのですが、設計って忙しいので図面チェックになると徹夜もありなので、睡眠時間の確保も難しい状態なんです。 なので拙い妻の回答でお許しください。 良い決断が出来ることをお祈りします。
- right999
- ベストアンサー率61% (13/21)
卒業生ですが、わたしのクラスメートのうち設計希望した人のおおよそ1/3は設計事務所、1/3は大学進学、1/3は大手企業の建築部門(JRとか大手住宅会社)でした。それぞれよしあしはあると思いますよ。 実際、仕事を始めると忙しいので建築士をとる勉強をする時間をとるのが難しいようです。その点大学進学すると建築士をとるまでの期間が短くなりますから(就職後2年、即就職は就職後4年)その分とりやすくなるかと思います。どちらにしても一級建築士をとるのは至難です。 どちらかというと高専建築科は施工会社に強いのではないかと思います。施工系なら大手も十分狙えますし、学校内でも施工が花形のイメージが強かったです。
お礼
回答ありがとうございます。 最近では、設計事務所や大学編入を希望する生徒が少なくなっているようです。又、施工会社からの就職枠も大手は少なくなっているように思います。将来、「一般戸建住宅中心に建築事務所を持つのが夢」だと言っております。よりベターな進路はやはり大学編入でしょうか?