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所得税はどうしてあんなに高いの?

日本は累進課税制度なので、ある程度の高額所得者は 最高税率の50%ですがあれはどう考えても高いと思うのですが。 自分が働いた分の半分も国が持っていってしまうというのは 江戸時代の農民に対しての租税並にあこぎだと思います。 同じ10%だとしても金額が多い人はその分多く収めることに なるのになんか納得いきません。 これはどういう屁理屈で説明されているのでしょうか?

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  • sauzer
  • ベストアンサー率54% (263/485)
回答No.3

詳しい考え方は#2の方が説明されていますので、少しだけ補足します。 税負担ということを考えるとき、納税額よりも手元にいくら残るかで考える必要があります。 tyoukaifusuma2さんは、松井選手の年収が5億・ご自分の年収が300万と仮定しているようですので、その場合に生活に必要な額が200万としますと 松井選手 5億円→2億5千万円(税引後)→2億4千8百万円(遊興費) tyoukaifusuma2さん 300万円→270万円→70万円 となり、税引前収入では松井選手はtyoukaifusuma2さんの167倍の収入だったのが、最終的に遊興・貯蓄に回せる額は354倍になります。 こうして比べると最高税率の50%税金を払っても、収入の高い人は十分な収入が残ると思えますが・・・ 別にお金持ちだから生活にお金が余計にかかるか?というとそうでもありません。財テクする人もいますし、接待等でお金がかからない人もいますからね。

その他の回答 (2)

  • poor_Quark
  • ベストアンサー率56% (1020/1799)
回答No.2

 日本の国家予算はだいたい80兆円。そのうちの税収全体は約50兆円で、この50兆円という数字からとりあえず法人税収入11兆円を引いて日本の人口一億二千万人で割ると一人あたり31万円になります。つまり国家予算の歳出構造が変わらない限り、四人家族で毎年120万円もの税負担をしなければならない計算になります。これをすべての国民に平等に負わせることができるでしょうか。  税の負担に関しては応能負担の考えが底流にあります。簡単に言えば払える能力のある人が払うということですが、それが累進課税の考え方の元になっています。つまりたくさん収入がある人はその分高い税率が適用されるわけです。  ところで税の公平性の考えには大きく三つあります。税率の公平性、税額の公平性、税を引いた残りの所得の公平性です。現在はこの三つの考えのバランスの上に累進課税のグラフが作られていますが、そのバランスは国民の考え方や経済情勢が変われば、別の場所にポイントを置いたグラフあるいは税制そのものが構築されると想像します。例えば社会全体の価値生産の結果が努力や苦労に応じて平等に分配されるようになれば税率のグラフはフラットに近づくでしょう。  江戸時代の五公五民と現代の状況が根本的に違うのは、生産性です。つまり今のお金持ちはそれほど税金を払っても、憲法で国民に保証された「最低の文化的生活」が楽にできるということです。  ところで、現在たくさんの収入を得ているのは一体どういった人たちでしょうか。額に汗して働いて得た収入は原理的にそれほど大きくはなりません。たくさんの社員を使う会社の経営者であったり、退職金をいっぱいもらえる高級官僚であったり、たまにはワイロをもらえる政治家であったり、彼らは確かに他人を押しのけて競争には勝ったかも知れないけど、現在それほど努力をしているとは思えない不労所得が非常に多いという印象です。  私の知っている会社の経営者も毎月一千万円ほどの収入がある、二代目のボンボンで、愛人が1ダースほどいて、不景気を理由に社員の首を切りまくっている、悪党というレッテルが本当に似合う御仁です。こういった連中から金を取り上げて道路や教育や福祉や国の防衛に使うのに私なら何ら抵抗はありません。  金持ちが全部人間のクズだとはいいませんが、既得権にしがみついて楽に金を稼いでいる連中から税金をたくさん巻き上げるのは当たり前のことだと思いますし、逆に額に汗して働いても生活するのがやっとという私たちの収入から税金を巻き上げるのは最低限にして欲しいと思うのです。まぎれもなく日本は健全な競争社会ではなく既得権保護社会ですから。  お金に色は付いていないので、とりあえずたくさん儲けているところからたくさん税金を取るのは仕方のないことだと思うのですがどうでしょう。私などは天下り官僚やワイロ政治家、人でなしの経営者などからはもっとたくさん税金を取り上げるべきだと本気で思っています。  また、そういった連中が金持ちになるのに、例えばカンバン方式のように社会のインフラを最大限活用していますので、そういうところから税金をたくさんとるのは受益者負担の原則からいっても当然だと思います。  もちろん経済環境や労働習慣、中央と地方の大きな所得格差、捕捉率、税務署が想定する最低生活費と所得控除のギャップ、国家予算の適正な配分や具体的な使い方など税に関しては解決すべき問題が山積しています。

tyoukaifusuma2
質問者

補足

わかりやすい回答ありがとうございます。 クズからだったらいくら金をとろうが異論はありません。 しかし巨人の松井や近鉄の中村を例に挙げると、 彼らはすばらしい才能があり、努力もし、かつ日々常人だったら 軽く押しつぶされるようなプレッシャーと戦っています。 わたしにはできないことです。 しかし肉体と精神をすり減らした対価の半分も国が持っていってしまう。 やはり納得できません。「半分も」というところがです。 せめて30%ぐらいじゃないと理不尽ではないでしょうか? 一律10%でも松井は5000万、わたしは30万。 これだけでも結構な差だとわたしはおもいますが。

回答No.1

僕は税務署の人間ではないので、どういう屁理屈だかは知りませんが。 ただ、1万円持っている人と1億円持っている人とで、自分の所持金で財テクを始めるにしても、同じ比率の利子が稼げるわけではないと思います。1万円では預金程度しか選択肢がなく、年利1%稼ぐのが精一杯だとします。しかし、1億円の財産があれば、会社を興す、高利回りの財テク(例えば不動産とか)に投資するなど、色々な選択肢があり、年利10%稼ぐことも充分可能です。お金を持っている人は雪だるま式にお金が膨らむように、世の中はできているのです。 従って、今の累進課税のあり方の是非について口を挟むつもりはありませんが、累進課税の考え方がおかしいとはあながち言えません。

tyoukaifusuma2
質問者

補足

う~ん、わたしもお金がある人から多少多めにとるのはしょうがない 気がしますが、やっぱり多すぎではないでしょうか? だって税金でまかなってる行政サービスやインフラを金持ちほど よく使うってわけではありませんからね~。

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