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二次不等式について。。。
(例)二次不等式2X^2-KX+5≧0の解がすべての実数であるとき、定数Kの値の範囲を求めよ。という問題で、どうして最終的な答えが-2√10≦K≦2√10になるのかが分かりません。X軸となぜ2点で接しているのかが理解できません。その前までは、≧ということから、X軸と接しない場合と1点が接する場合を考えていたのに。。。
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- aquarius_hiro
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ayakkumaさん、こんにちは。 -2√10≦K≦2√10 の導出は皆さんの説明で正しいですが、ご質問者様はもしかしたら、それは承知の上で、他のことで不思議に思われているのかもしれません。 > X軸となぜ2点で接しているのかが理解できません。 というご質問文を解釈すると、 K=-2√10 K= 2√10 …(1) の二つの点で成立つことが不思議という意味でしょうか? その意味と解釈してお答えします。 意味が違っていたらすみません。 まず、イメージしていただきたいのですが、 Y = 2X^2 - KX + 5 … (1) というグラフは、Kの値が変わると、グラフ全体が動きます。 具体的には、他の方も計算されているように、 Y = 2(X - K/4)^2 + 5 - K^2/8 と平方完成できますので、頂点の座標は (X0,Y0) = (K/4, 5-K^2/8) になり、Kの値が変わると、形はそのままで、頂点の位置が動いていくことがわかります。(より具体的にはKを消去してY0=5-2X0^2という上に凸な二次曲線上を動きます。) (1)の条件は、頂点のY座標が0(Y0=0)のところなので、どちらも(1)式の「グラフが」1点(頂点)でX軸と交わるところです。 つまり、条件が2つあるのは、けして(1)式のグラフがX軸と「2点」で交わるわけではなく、「1点」で交わるケースが「2通り」あるという意味なので、条件が変わってしまったわけでも、矛盾しているわけでもありません。 考えてみれば、もとの方程式は、X を -X と置き換えるとちょうどKを-Kで置換えたものになるので、Kの条件としては正負の領域で対称になるべきで、K=-2√10が許されるなら、K=2√10 も許されるべきですね。
「 ≧ということから、X軸と接しない場合と1点が接する場合を考えていたのに。。。 」 う~ん・・・。質問者様の考え方で、あっていると思いますが・・・ 2X^2-KX+5 を変形すると、2(x-k/4)^2-k^2/8+5 となります。 したがって頂点は、(k/4,-k^2/8+5) となります。 2X^2-KX+5≧0の解が全ての実数であるためには、頂点のy座標が、x軸(も含めて)より上でなければなりません。 今、頂点のy座標は-k^2/8+5なので、この値が0以上になります。 つまり、-k^2/8+5≧0 が成り立ちます。 これと計算していくと、k^2≦40 となります。 ちょっと話がそれますが、k^2=40 の式を考えてみてください。 kの値が+2√10あるいは-2√10のとき、k^2の値は40となります。 もし、kの値が+2√10より大きかったら、k^2の値は40より大きくなってしまいます。また、kの値が-2√10より小さくても、k^2の値は40より大きくなってしまいます。 したがって、k^2≦40 を満たすためには、kの値は、+2√10と-2√10の間になければならないのです。 つまり、-2√10 ≦ k ≦ 2√10 となります。 判別式をつかっても同じです。 b^2-4ac の値は、 (-k)^2-4*2*5 で k^2-40 となります。 1点で接するのと、接しない場合を考えるので、 k^2-40≦0 となります。 つまり、k^2≦40 となります。 したがって、-2√10 ≦ k ≦ 2√10 となります。
- kuma-tta
- ベストアンサー率50% (4/8)
こんにちは。 この例題は、グラフが下に凸のグラフで且つ、(1)X軸に接するか(2)X軸よりも上にある、つまり接しないでいる というのが、 2X^2-KX+5≧0・・・☆の意味だよね?(右辺の0というのは、Yの値が0という意味だよ) そこで、(1)と(2)を満たすためには、判別式Dを計算する必要があるね。今回は、『D≦0』という式になるよね?要するに、「1点のみで交わるか、全く交わらない」場合のケースの判別式Dを考えるんだよ。 計算すると、 K^2ー4×2×5≦0 K^2ー40≦0 (K+√40)(K-√40)≦0 √40=2√10 よって、-2√10≦K≦2√10 となるよ。 理解できたかな?(^_^)
- take_5
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結果として、判別式≦0でいいんですが、グラフを書くとわかりやすいでしょう。 y=2X^2-KX+5=2(x-k/4)^2+5-k^2/8がx軸より常に上(x軸と接する場合も含め)であるためには、5-k^2/8≧0であれば言い訳です。 したがって、-2√10≦K≦2√10になるのは明らかでしょう。
- tunertune
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>X軸と接しない場合と1点が接する場合を考えていたのに。。。 それでOKです。 判別式D≦0 なので 答えは-2√10≦K≦2√10になります。