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キリスト教の教え。現実は矛盾している?

nacamの回答

  • nacam
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回答No.9

質問者の方は、キリスト教に関しての知識が無い方と見受けられます。 この手の質問をする場合、もう少し知識を持ってから質問しませんと、回答内容も理解できないと思えます。 カトリックの場合、その戒律は、聖書や使徒などによるものよりも、過去の慣例からきています。 つまり、キリスト教がその地に広がっていった時のその地の道徳や習慣を戒律として加えていったものです。 ですから、ある地域での慣例が、別の地域での慣例と相反する場合もあります。 中世ヨーロッパにおいては、それを一元管理していましたが、宗教改革期にカトリックの行った反宗教改革により、各種の考え方、慣例は、地域や個人の考え方を広ろく認めるようになりました。 そのため、ローマ教皇が、避妊を認めなくても、地域や個人の考え方までも規制する事はできなくなっています。 プロテスタントにおいても同様で、何を守るかは、教派や個人の判断に任されています。 そのため、厳格な戒律を自らに科し、兵役拒否や自給自足に近い生活をする人達がいる一方、戒律を全く意識しない人もいます。 厳しい戒律や厳格な解釈を行えば行うほど、教派は小さくなります。 大きな教派では、解釈の内容に大きな差ができています。 これは、イスラム教でも同じで、イスラムでは飲酒が禁止されているのが一般的ですが、飲酒をするイスラム教徒もいます。 これは、コーランにおいて、はっきりと飲酒を禁止していないで、「飲酒はしないほうがよい」という書き方になっているためです。 (豚肉ははっきり禁止されています) 宗教戒律と実際の状況が会わなくなった時、人は色々な解釈をします。 中世ヨーロッパでは、カトリックの影響で離婚が禁止されていました。 しかし、実際は離婚と全く同じ事は、ごく普通に行われていました。 その解釈としまして、離婚ではなく、そもそもその結婚が無効であったとするものです。 「そもそも結婚が無効であったので、二人が分かれるのは当然の事で、離婚には当たらない」という考え方です。 この考え方は、「実質軍隊である自衛隊は、軍隊ではないので憲法に反しない」とする考え方と全く同じです。 キリスト教がタバコを禁止しているというのは初耳ですが、タバコは、16世紀にアメリカから入ってきた物なので、中世以前のキリスト教圏にはありませんので、キリスト教で禁止しているというのは誤りだと思います。 性交渉に関しましては、聖書の記載にもとずき、フリーセックスどころかあたりかまわず乱交を繰り返した教派もありました。 (有名なのがフス派の中のアダムス派です) また、極端に性交渉を忌避した考え方(子供を作る行為も禁止)していた後期カタリ派ですが、その一方では、フリーセックスも充満しており、その2つが混在していました。 つまり、性交渉を徹底的に拒否する人と、性交渉を徹底的に行う人とに分かれており、中間層が少ないという特徴がありました。 これは、カタリ派の考え方からくるもので、性交渉を徹底的に拒否する人は、徹底して行う人を拒否しません。 むしろ通常の性的考え方をする人を拒否していました。 フリーセックス派の人達は、自分達ではまねできない徹底した性行為の忌避者をうらやましく思っていました。 キリスト教と言いましても、いろいろな事があるのです。

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