社会保険庁解体の意義はどこにあるのでしょうか

質問

自民党が社会保険庁を解体するを強調しておりますがこれによって諸々の問題の中で何が解決されるのでしょうか。そしてそれが解決される根拠は何でしょうか。

　社保庁の体質に帰因する問題は、真に原因が無くなるといえるのでしょうか。

回答No.6

noname#33970 · ベストアンサー

何も解決しないですが、あえて言えば現政権の責任逃れだと思います。

もともと年金制度は一部の軍人が金儲けのために考え出したものです。
各国の年金制度もほとんど戦争時あるいは直前に発足しています。

私は該当官庁に三十年以上携わってきましたが最初から全くもって憤りを感じていました。本来であれば戦争終了時に解散すべきだったのでしょうが財政的に豊かだった時代には政治家も国民も誰一人として疑問を抱かなかったのです。それどころか国民全員が既得権を主張し今に至っているわけです。健康保険制度も然りです。一体この国にはまともな人間が存在するのか疑いたくなります。

いつの時代もその場しのぎ。
社会保険庁を解体したとしても悪くなる事はあっても良くなる事は考えられません。職員の質の問題ではありません。社会システムの問題です。

私の持論はこうです。
年金制度、健康保険制度供に全廃。
一時金で清算。これで景気回復の決定的な起爆剤となります。
あとは全て民間へ丸投げ。これで政府の責任は一切生じません。
国民も自分の事は自分で責任を持つ。
どうですか・・・？

ちなみに私は一年前に早期退職しています。
先見の目があったかも知れません。

お礼

元関係者からのご回答感謝致します。

＞社会システムの問題です。

年金制度、健康保険制度のいわゆるシステム自身のことでしょうか。
問題とは、解決すべき課題ですね。システム自身の何が問題なのか記載はありませんが、対策の結論が全廃であるなら、システムが末期的症状を呈しており、手の施しようがないと言うことでしょうか。

一時金で精算することがなぜ景気回復の決定的起爆剤となるのでしょうか。そのお金が消費、投資にまわると言うことでしょうか。
お金の素人にお金を渡して、自己責任ですか。

元職員であるなら、民間の人間が行政法、民法、商法を始め多くの法律法規、社会制度に相当無知なことを十分解っているはずです。
だいたい、個人投資家みんなが損失を出さずに運用するなんて、それこそシステム上あり得ないじゃありませんか。

いずれその自己責任から、破産者、自殺者、生活保護世帯が増大し結局税金負担が増大するということです。

補足

一事が万事、noname#33970様のご回答が全てを物語っておられます。

回答No.10

IDN

No.8です。

>>今後も、これまでと同様の事態が懸念されると言うことでしょうか。

もっと悪いんじゃないですか。
ごまかすためにさらに莫大なお金をつぎ込むまないと出来ないことを首相は表明しています。
現状でも郵送で確認を装った通信費を垂れ流しています。
紙に記載された情報をデータベースに入力する時にいいかげんにやってしまったのが原因ですから、元の紙に書かれているものとの整合性を取ることが完了することがその後どうするのかの政治的判断に移る前の処理作業として必要なことは誰でもわかっていることだと思いますよ。

今騒いでいるのはデータベースに移した時代が古いので本来漢字が使われていたところをカタカナのみでしか入力出来ない環境でよみを確認せずにとにかく入力させて完了時に複数の人間によって待ち合いが無いかの確認も行わなかった結果で一人の人のデータが分散されたことのみを言っていますがよみ以外の入力が正常に行われたという保証がどこにもありません。

確認作業が出来たとして確認を行って修正する費用は新しくデータベースに入力する費用より大幅な出費になるんじゃないですか？

新しく入力していいかげんにやったものと比較して食い違うものだけを抜き出して確認した方が早いのではと思います。

会社でお金をごまかした人間がいたとしてそれが明らかに単独犯であると確証がもてる状況に無ければその部署全部やめてもらうということで人身を一新してしまうのが普通ではないのでしょうか？

役所は全体的に不正をおこなうのが当たり前になっているのではないでしょうか？
警察でも組織的に裏金づくりをやっていることも明らかになりそれに加担しないとした警察官が長年にわたり昇級も無く干されていたことも報道されましたがそれすらも修正されることは無かったのではないでしょうか？

何しろ不正はしないと誓っていた人はひどい扱いを受け裁判で権利の回復を願っていたのですから正義を通す人はそれらの被害者しかいなかったのに彼らにその任を命じたという報道もありませんでした。

不正はその不正に加担しないと分ている人に特別な権利を与えて撲滅しない限り犯罪に加担してきた黒幕が誰なのかを調査することすら難しいのではないでしょうか？

お礼

IDNさんのご意見を読んでいると、行政とミートホープがダブって見えますね。ミートホープはトップが知能犯の素質が無かったので笑わせる結末でしたが、社保庁および関連省庁は、さすがプロ集団だけあって世間を欺く才能に長け、さらに権力との結びつきという点でこのおぞましさは他に類をみませんね。

私は行政が故意にかつ不作為にこの様な状態に陥らせたと見なします。
なぜならば、その照合確認すべき責任を社保長官自ら放棄できる程度にしか考えていないからです。この件が発覚してすぐに「皆さんの年金を確認させて下さい」というビラを配るバカが何処にいるのでしょう。この事態に申請主義を貫き通せるツラの皮は、五寸釘を指してもビクともしない厚さに違いありません。そこにエゴ国民が我先に殺到して、自分のが確認されれば安心した顔してお帰りになる。いつから年金が先着順になったのか・・・。そして窓口は当たり前のようにパンク。
この窓口パンク状態に際し、社保庁総務部企画室長は、
「今後とも、万全の対応で国民の信頼に応えて参りたい。」
とのたまった。こうまで言われると確かに、解体したくなる気持ちはうなずけます。

一般国民が不正だと思っていることは、行政内では何ら罪悪感を伴う不正などではなく、行政内の正義でありこの正義を実行できない公務員は、おそらく行政内では職務を遂行する価値のない人間なのでしょう。

それもそのはず、旧道路公団問題、住専問題やら談合、裏金作り・・みんな忘れてくれるんだから、やらない方が損をするって事かもしれません。

この質問の答えは、解体によって、問題が解決する部分があるどころかさらに悪化すると言うことになりそうです。

まぁ、満足に食べている人は得だ損だでお互いに納得するまで話し合うなり争うなりすればよろしいと思いますが、本来社保庁が最優先で確認しなければならないのは、低額支払いの中で、過去の記憶も薄れ、年金制度も忘れた痴呆のお年寄りや窓口に行きたくとも健康上行くことの出来ない生活困窮者なのだと思います。ね。

回答No.9

justnow

根本原因は、「厚生労働省年金局」という見方があります。
そして、年金の運用団体である「年金積立金運用独立行政法人」にも問題があるとの見方があります。

つまり、年金を預かる総元締めである厚生労働省の役人の体質が変わらない限り、この「年金問題」はいつまで立っても彼らの無駄遣いの温床になるわけで、ここを敢えて叩かないマスコミは、見事に癒着していると言ってもいいかもしれません。

１４７兆円に昇る年金は、すべて年金積立金運用独立行政法人に任せられていると言われています。ですから、ここのガバナンスがしっかり監視できていないと、今後も我々の年金は、目減りするという事だと思います。

「社保庁が悪い」と喧伝するのは、暗部になっている「厚生労働省年金局」「年金積立金運用独立行政法人」の罪を、うまく隠す為に行われている茶番劇と見た方がよいように思われます。

◆厚生労働省年金局
http://www.mhlw.go.jp/topics/nenkin/zaisei/index.html
◆年金積立金運用独立行政法人
http://www.gpif.go.jp/
◆年金積立金運用の仕組み
http://www.mhlw.go.jp/topics/nenkin/zaisei/tsumitate/shikumi/genzai.html

お礼

回答感謝致します。

どうも、皆さん解体は茶番劇と感じていらっしゃるようですね。

国民に茶番劇と思われる様なことをなぜ実行するのでしょうか。それとも茶番劇だと思われないと思っているのでしょうか。
それにしても、社保庁←ダメな組織←解体だ　というだけの短絡的思考を声高に押しつけられると本当にバカにされている気がしますね。
解体を言うなら言うでもう少し考えて（問題の最大の原因は×を根拠として●と考える←●を排除するには○通りの対策が考えられる←対策の中でメリットが◎で最も大きく、デメリットが△の解体を選択した　等々を具体的に）伝えてほしいものですよね。

回答No.8

IDN

官主導の国家的詐欺事件ですから、不正を正すつもりなら社会保険庁の職員やOBそれにこの制度に関わったもの全てが逮捕されて拘束されるはずです。

年金とは全く関係のないことにお金をつぎ込んで保険料を納めた人間の情報を管理してこなかったのですから、逮捕と同時に財産を保全してお金を回収出来るように出来る全ての手を打っていなければなりません。

ごまかしで選挙に勝てるとでもお待っているのでしょう。

自民党のTVコマッショル費用などもふまえて全て差し押さえしても使い込まれた年金費用には遠く及ばないと思いますけど。

適切な手と思われる行動はとっていないのですから現政権も詐欺事件の共犯なんでは無いでしょうか？
民間だったら数千円だってこういうことをしたら逮捕されますよね。

話しをごまかすためにさらに莫大な税金を使うということが危惧されます。

お礼

ご回答ありがとうございます。

おだやかじゃないですね。
解体によって何が解決されるかを質問させて頂いているのですが、このご回答だともはや解決されることなどある訳がない。と言うことのみならず、今後も、これまでと同様の事態が懸念されると言うことでしょうか。

問題が解決されていない→問題の本質が残ったまま　であるなら、再発するのは極自然なことだと思います。

回答No.7

fujic-1990

すでにご意見の中にあるようですが、解体するとかえってよくないと思います。

　「あれは社会保険庁の話、我々は××公社の人間ですから」と、元社会保険庁の人間が平然と言うようになるだけです。

　つまり、免責しているだけです。

　方式も人間も変わらず、看板だけ変えたって、中身を変えないで良くなるはずがありませんねぇ。

　社会保険庁や監督官庁の公務員住宅などを売却し、給料を下げ、年金資金に充当してもらうほうがよいと思います。

お礼

回答ありがとうございます。

とすると解体ではなくて、自分たちのための衣装直しと言うことですね。より美しく、優雅に、より艶やかに・・・・でも、仕事をやらせると同じ失敗の繰り返し。問題の本質を解決しないといつまでも続くのは簡単な原理。衣装直しが、見た目にすぎなければ、免責も見た目にすぎないことが解らないと最後は十二単で建礼門院入水か。

回答No.5

lovetime112459

何の解決にも成りませんよ。
ただの選挙対策です。点数稼ぎです。

改革案は、特殊法人化することにより『官僚の天下り』に規制がかからなくなってしまうので意味の無いものです。

お礼

回答ありがとうございます

点数稼ぎなら、どれだけ点がとれるか、結果を楽しみに待って見ます。

回答No.4

myeyesonly

こんにちは。
私はもみ消しの為に解体するんだと思います。
また新しい組織が作られるのでしょうけど、その頭になる人達は結局同じで歴史は繰り返されるのではないでしょうか。

お礼

回答ありがとうございます

政府自民党の支持率改善、社保庁TOPの保身が目的であるなら嘆かわしいことです。
明らかな根拠に基づく妥当な処置と認識できないことを言ったり実行することこそが最大の過ちにならないかと心配です。
なぜなら、後に続く者が、問題解決の手法としてこの様な施策が正しいと誤認してみんなが真似をするからなんですね。

回答No.3

kytknom

１　大きな改革というものはドラスチックにやらないと結果的には大差　ないものとなります。
　歴史が証明しているとおりです。

２　社会保険庁の解体でもっとも変わるのは自分達の労働条件ばかり考　え行動していた職員は再雇用されないということです。
　　やる気のやや薄かった職員は、頑張らねばと意識改革する事です。
　　解体しなかったら、どんなに忙しくても今のままでは夕方５時にな　ったら、職員は仕事をやめるでしょう。
　　なぜなら、遅くまでやっても残業手当は平等に配分されるからで　　す。
　　がんばっても給料に反映されないなら、だれもがんばりません。
３　これは民主党が政権を執っても変わらないでしょう。
　　むしろ労働団体とくっついているので、更に悪くなるでしょう。
　　共産党などは労働組合維持のため、解体に反対しています。

お礼

回答ありがとうございます。

解体は、ドラスチックな印象だけは十分に強いですね。

夕方５時になったら仕事をやめることのできる地位は、
派遣社員、パートタイマー、アルバイト、交代勤務制の
方々だと思っていました。社保庁の職員もその地位を
確保なさっていたとは知りませんでした。

回答No.2

tetsumyi

社会保険庁と政府は一体ですから裏で充分に話し合って解体が決まったのでしょう。

内閣にとってどうしようもない社会保険庁を解体するという方法は組織に最も重い罰（役人は部署が変わるだけで大した問題ではないでしょうが）を与えたことになって政府が非難されていると言う問題が解決されるかな？
社会保険庁を解体して書類を破棄してしまえば責任を追及されるという役人にとって都合の悪い問題が解決される。

お礼

回答ありがとうございます。

　なるほど、社保庁の解体は、行政／政府の行政／政府による行政／政府のための施策という訳で、主権国民の問題を解決するためではなく、行政／政府の問題を解決するためなんですね。

　これを行政政府主主義と言うのか・・まぁ以前からそうですけどね。
主権国民が国民全体のため国益に適うように政府に仕事してもらうのに、操り人形の人形師と人形が逆になってますね。知恵付いた人形が、人形師を操っているって・・・第三者（国外）から見ると大笑いですね。

回答No.1

noname#36252

個人的には、解体には反対です。なぜなら、今までの任務の責任が、丸ごと消失してしまうので、何が起こったか、本当に支払われていないのか、事実確認ができなくなります。
解体ではなく、人員を少しづつ異動させ、最終的にはほとんど入れ替えてしまうのが、一番いいと思います。
社会保険庁から、民間に出向させ、人件費の差額を国庫に還元してほしいです、
公務員も要る人間と要らない人間があります。その選別を人事院がもっと敏腕に動き、公務員の数を減らすべきです。
それから、今までの記録の閲覧や照会は、職員を通してではなく、直接国民が端末を使ってできるように、開かれた役所を目指してほしいです。
銀行のＡＴМ並みに、将来受け取れる額や、今まで納付記録が本人に開示できなければ失格です。
そんな窓口業務に人員を裂くのでなく、入力管理業務を間違いなくしっかりこなしてほしいです。
もちろん、事業所ごとの納付記録も企業側にも省庁にも厳重保管、必要があれば、いつでも開示できるように、開かれた社会保険庁であってほしい。

お礼

回答ありがとうございます。
＞銀行のＡＴМ並みに、将来受け取れる額や、
＞今まで納付記録が本人に開示できなければ失格です。
なるほど、現状のインフラのレベルと世間の標準から考えて至極妥当なご意見だと思います。現段階でインターネットで確認できるＵＲＬあってもおかしくないのにそうならなかったことに本質があるのでしょうか。

多くの栄養を与えたにもかかわらず、この至極妥当な状態に成長せず、老衰し、本人の同意無く安楽死。頭をすげ替えてフランケンシュタインの誕生か。５０００タッチに慣れた体がうまく動くかな。