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中和滴定について
先日実験でライム中有機酸の中和滴定の実験を行いました。このとき誤差が生じたのですが、原因としてどのようなことが挙げられるでしょうか。 また指示薬として使用したフェノールフタレイン溶液やメチルレッド・メチレンブルーの色の変化の原理を教えてください。
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ANo.2です。 失礼しました。 メチルレッド・メチレンブルー混合指示薬についてお尋ねだったのですね。 この混合指示薬は、変色点 5.4(pH)、赤紫(酸性側)~緑(アルカリ性側)です。指示薬自体の色は淡青です。 メチルレッドと同じ程度の変色点ですが、メチルレッドが慣れないと色の変化が見にくいのに対して、変色が明瞭です。 (ただし、滴定系に酸化還元剤として働くような化学種が含まれていないことが前提になります(色が変わる)。) どの酸の滴定に使用するかは、一般的に、当量点前後のpH変化が変色点に近い場合に使用します。 弱酸を強アルカリで滴定するとき、当量点のpH変化は酸のpKa値の少し上で(アルカリ側で)始まります。 具体的な、酸の名前を挙げないで、申し訳ありません。
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- kb-nike
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ANo.2 補足: <メチルレッド・メチレンブルーはどのような中和実験で使用するのでしょうか。 メチルレッド:変色範囲 4.2~6.3 (pH)ですので、メチルオレンジ(3.1~4.4)よりも弱い酸の滴定に使います。 メチレンブルー:酸化・還元によって変色し、酸化還元滴定に使われます。
お礼
ありがとうございます。もう一度お聞きしたいのですが、混合指示薬のメチルレッド・メチレンブルーはどのようなときに使用するのですか?またメチルレッド・メチレンブルーはもとはどのような色でどのように変化するのでしょうか。
- kb-nike
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指示薬としてフェノールフタレインを使用した場合は(空気中の)二酸化炭素(の吸収)の影響も考慮に入れる必要があると思います。 正確に滴定するためには、不活性ガス下で行うなどの対策が有効です。
お礼
ありがとうございました。とても参考になりました。 後さらに質問したいのですが、メチルレッド・メチレンブルーはどのような中和実験で使用するのでしょうか。
誤差というのが、測定のたびに、結果がばらつくということであれば、技術(メスフラスコ、ホールピペット、ビュレットの使用法など)が未熟であるか、測定サンプルが均一に混ざっていないということでしょう。 後半の部分に関しては、参考URLのQ43あたりを見て下さい。
お礼
本当にありがとうございました。とても助かりました。