扶養から外れるか否かで質問します

質問

みなさんこんばんは。お世話になります。

知識不足で申し訳ないのですが教えて下さい。

私は今旦那さんの扶養に入りながら短期のお仕事をしています。
今回、６月から１２月までフルタイムで月収が２０万弱になりそうな
お仕事をスタートしようと思っています。
新しくするお仕事の派遣元は、今回の仕事は短期なので、社会保険等には加入できないと言っておりました。しかし計算してみると今年１月から１２月までの年収が１８０万弱になるので旦那さんの扶養から外れないといけないのかなと思い出しています。派遣元にその話をすると今回は特例で社会保険に加入を認めますとの返事を頂きました。

しかし旦那さんの扶養に入り続けて来年越えた分の税金を支払うのと
６月から旦那さんの扶養から抜けて社会保険に入るのとどちらがいいのか悩んでおります。というかそもそも自由に選択できるものなのかどうかその辺りも恥ずかしながらわかっておりません。ちなみに旦那さんの会社から扶養手当が月に一万支給されています。旦那さんの会社の扶養手当が６月から１２月までに７万支払われるので、超える税金がそれ以下なら扶養に入り続ける方がいいのかとも思っております。

大変長文で失礼しました。宜しくお願い致します。

回答No.1

jfk26 · ベストアンサー

扶養については所得税と健康保険との二つの面があり、この二つがごっちゃになり誤解が多いようです。
所得税の面で言うとある年の１年、つまり１月から１２月までの実際の収入が１０３万円以内なら扶養、超えれば扶養になれないということです。
しかし健康保険の面で言うと考え方が全く違います。
「今後向こう１年間の収入が１３０万円を超える見込み」という一般的な定義なのです。
これは非常にわかりにくい定義なのです。
まずこれは所得税のように１月から１２月の１年間ということではありません、具体的に言うと月単位で考えてください、その月の給与に１２（向こう１年ですから１２ヶ月ということです）を掛けて１３０万円を超えるか否かということです。
例えば就職してもらった給料の月額が約１０８３３０円（１２ヶ月を掛けると約１３０万円になる）以下ならば「今後向こう１年間の収入が１３０万円を超える見込み」ではないということで扶養になれるのです。
そしてその状態が続けばその間は扶養のままです。
しかしある月から例えば昇給等（バイトの場合では勤務時間の延長等も含む）でこの金額以上になれば「今後向こう１年間の収入が１３０万円を超える見込み」となってその月から扶養の資格を失うということです。
つまり過去についてはいくらもらっていたかは関係ありません、あくまでもその月にどれくらい収入があったかということであり、それが続く見込みであるということです。
別の例を挙げると例えば月２０万円の給与で１月から６ヶ月だけ働くとします、７月から１２月までは無職だとします。
すると２０万円×６（６ヶ月）＝１２０万円になります。
するとこの年の収入のトータルは１３０万円以下なので１月から１２月まで扶養になれるという考え方は間違いです。
１月に２０万の給与をもらえば２０万円×１２（今後向こう１年で１２ヶ月）＝２４０万円と計算して、１月については今後向こう１年間の見込みは２４０万円となり扶養になれません。
そして２月から６月までも同様の計算になり、扶養になれません。
そして７月になると無職で無収入ですから０円×１２＝０円ということで今後向こう１年間の見込みは０円となり扶養になれるのです、以下１２月まで同様の計算で扶養になれます。
もう一つ極端な例を挙げれば、１月に就職して月給が１４０万円だったとします、そしてその月でやめたとします。
するとこのひと月で１３０万円を超えてしまいます、ですからこの年は２月から１２月までも扶養になれないという考え方は間違いです。
１月は１４０万円×１２＝１６８０万円の見込みですから扶養になれませんが、２月は無職無収入ですから０円×１２＝０円ということで今後向こう１年間の見込みは０円となり扶養になれるのです、以下１２月まで同様の計算で扶養になれます、過去についてはいくらもらっていたかは関係ありません。
さて以上のことが一般的な解釈です。
一般的といったのは、所得税等の税金の場合は所得税法という法律できちんと決められていて、１０３万という数字は全国一律です。
しかし健康保険については厚生労働省からの通達があり、そのガイドラインに沿った形で健保組合独自で規定を定めることが出来るのです。

＞しかし旦那さんの扶養に入り続けて来年越えた分の税金を支払うのと
６月から旦那さんの扶養から抜けて社会保険に入るのとどちらがいいのか悩んでおります。というかそもそも自由に選択できるものなのかどうかその辺りも恥ずかしながらわかっておりません。

上記のように扶養というのは税金の面と健康保険の面があります、またこれは収入等によって決まるものであり、選択の余地はありません。
税金の面で言うと

＞今年１月から１２月までの年収が１８０万弱になるので

ということは１０３万を超えていますので扶養にはなれません。
また健康保険の面で言うと上記のように月額が約１０８３３０円を超えていれば扶養にはなれません、あくまでも年収ではなく月単位です。

＞今回、６月から１２月までフルタイムで月収が２０万弱になりそうな
＞今年１月から１２月までの年収が１８０万弱

ということは１月から５月までに４０万の収入があったということですか、すると月に８万ぐらいの収入だったということですか？
でしたら５月までは扶養のままですが、６月からは扶養を外れることになります。

＞ちなみに旦那さんの会社から扶養手当が月に一万支給されています。旦那さんの会社の扶養手当が６月から１２月までに７万支払われるので、超える税金がそれ以下なら扶養に入り続ける方がいいのかとも思っております。

いわゆる会社による扶養手当というものは、法律的には何も決まってはいません、そもそも扶養手当がない会社もたくさんありますがそれは違法でも何でもありません。
つまり会社が独自に規定を決めて出しているもので、どういう状況のときに出すか出さないかはその規定によりますので、会社の規定がどうなっているかによります。
ただ一般的に税金面での扶養になるかならないかの線（１０３万）と規定しているところが多いことは事実です、ですが繰り返しますが法律でそういう基準で出すように決まっているわけではなく、会社がそういう規定にしているだけです。
またこれも一般的ですが、収入がその規定（例えば上記の１０３万など）を超えるのがわかっているのに、扶養手当をもらい続けて年末になってその事実が発覚すると１月まで遡って返却するように要求されることもあります（もちろんこれも会社の規定がどうなっているかということですが）。