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楽市・楽座について

楽市・楽座についてわかりやすく教えて下さい。

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  • 回答数3
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みんなの回答

  • MUD-Water
  • ベストアンサー率35% (10/28)
回答No.3

座というのは利益の約束された特権です。 例えば、油は八幡神社の講を中心として全国に販売しています。 神社とのコネクションがないと販売できない専売です。 織田家は元々、藤原姓を名乗っており、熱田神宮と深い関わりがあり、津島港を基盤として油の専売をしていました。 (織田藤原信長 ⇒ 織田平信長に改名する。) だから、尾張の織田家は東海で、莫大な利益を得たのです。 織田家の強さはその経済力にあります。 経済力がなければ高価な鉄砲など大量に買えません。 港を所有していなかった武田家などは、鉄砲の威力に気付いていましたが、入手方法がありませんでした。 勝頼は危険を犯してまで、徳川の港で密輸をしています。 織田信長は (1)紀州ルートの海運ルート (2)東国、北国から琵琶湖を使った陸運ルート をつかった物流のサークル化を模索していました。 物流が還流することによる相乗効果でより高い経済効果が得られる。 これに松永久秀、雑賀孫一らが激怒します。 松永久秀は鈴鹿山脈に連なる陸運による物流ルートの「渡り」という陸運業者の集団利権(座)と関所の関税などで収益を得ていました。 雑賀衆は紀州ルートの海運ルートなどで収益を得ていました。 それが、信長の経済政策により琵琶湖を使った水上ルートに物流の主力が移ってしまったため、経済的に逼迫したんですね。 経済的に逼迫すると鉄砲も買えないどころか、戦争もできません。 そして松永と雑賀は信長に反旗を翻します。

teke0404
質問者

お礼

理解しやすく説明していただき有難うございます。

noname#113190
noname#113190
回答No.2

中世の日本は座と呼ばれる同業組合が貴族や寺に献金を行い、独占権を得て物品を販売していました。 例えば油は大山崎八幡宮が利権を握っており、本社の石清水八幡宮の威光を笠に、商人に販売を許す代わりに献金を受けています。 ここの許しを得ずに油を売れば、最悪殺されてしまいますし、価格も統制されていますから、現代のように企業努力で安く売ったり、同業者に安売り合戦を仕掛けてシェアを奪うということは出来ません。 そこで幾つかの戦国大名は、自分の支配地域での自由販売を許し、座の支配を断ち切った自由経済によって、領内を活性化しようと考えます。 資料にある最初は近江の六角氏ですが、織田信長がこれを徹底させ、新興商人に自由に商いをさせる楽市を開き、彼の領内では商業資本が活発化します。 一種の自由主義経済ですね。

teke0404
質問者

お礼

楽市楽座のことについてよく分かりました。 情報を提供していただき有難うございました。

  • kazzs
  • ベストアンサー率40% (129/322)
回答No.1
teke0404
質問者

お礼

よく分かりました。 情報を提供していただき有難うございました。

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