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地方行政の人事について

当市(多分何処でも同じだと思いますが、一応限定しました)の市役所の人事ですが、人事異動の度に全く異なる分野の部署に異動しています。 民間企業なら、少なくとも現業レベルではエキスパートを求めるかと思うので、理解の範囲を越えています。 もっと言うと、行政と折衝する際に、「シロウトは勘弁してよ!」とも思います。 そう言った異動をする意図・目的・利点をご存じの方はお教え下さい。 もし、「そんなもん無いよ!」と仰有るのなら、税金の無駄遣いにもなるかと思います。 民間レベルと、行政レベルでは、価値観が違うのでしょうか?

みんなの回答

  • glair
  • ベストアンサー率50% (3/6)
回答No.13

補足です.#12の立場をより明確化します. >そう言った異動をする意図・目的・利点をご存じの方はお教え下さい。 「組織維持」です. 下記#12の(5)(6)という実に強い力を持つ組織維持です. さらに言えば、その組織に入れてもらっている限り自分の利益にもなります. ここでいう「組織維持」とは下記#12における(5)(6)に相当する力を発揮できるような特殊な集団心理構造の維持です. 誤解を受け勝ちですが、誰かが積極的に意図しているのではありません. 恐らく日本古来の長年の経験によって磨かれてきた、無意識に近い、しかし極めて粘り強い、実際的な(心理面も含め)戦力となる構造と見ます. この構造に関する不愉快な感受性がある場合、それは青臭い、幼いものとして、消し去ることが大人になること、と見るような伝統的習慣があります. それはともかく、この構造は、西洋的な観点からした場合の「欠点」、あるいはグローバリズムの波の中での「欠点」を、たくさん持っていることは当然です. 例えば、個性的な個人の顕現を潰す、より効率的な再組織化の可能性を潰す、合理的思考を排除する、等です. 歴史に見るとおり、組織維持のためには、組織内の人間の健康・生命などでさえ容易に盾にする、真におそるべき仕組みといえます. しかしこれらの「欠点」は先に述べたような現代的な観点での欠点であって、日本古来の価値観における欠点では、ない、と日本人は無意識に把握しているように推察されます.この把握パターンが、解消されるのに、あと何十年かかるか、はかりしれないものがあるように思います。

  • glair
  • ベストアンサー率50% (3/6)
回答No.12

(1)能力差の顕現の可能性を事前に潰す. (2)能力差をつけて向上しようという傾向をもつ職員がいたとしてもその意図を、システムとして(誰が潰したということなく)潰す、その結果、げんなりさせ、やる気をなくさせる. (3)組織内の競争意欲を減退させ、適当に最低の職務をこなしていればいいやという雰囲気を蔓延させる.均質に多くの人がそのように思う. (4)組織内部に競争原理が消失していき、仲良しクラブのような状態が実現する.多くの不満があるが、表面的にはなあなあになる. (5)表面的な仲良しクラブのような組織は、ひとたび、すわ!、という事態になれば、共通の外敵を想定することで、安価な結束力の向上が図りやすい.これは日ごろ実は鬱積するものが多くあるために余計、共通の外敵をうまく想定した場合に、安価な連帯感を持ちやすい. (6)非常に姑息で不愉快な方法であるが、結果的に、これは弱そうに見えて実に強い. (7)共通の外敵として民間が想定されていることは実に多いと思われる. などと考えてみました.自分の勉強のつもりで書いてしまいました.回答をしましたというよりも、大変意味深い質問を考える機会を頂き、まことに感謝いたします.

  • m-nanao
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.11

1 利点  意図・目的・利点のうち意図・目的は分かりませんが、結果として生み出されている利点はこれではないでしょうか。  「頻繁な人事異動により個人の能力差を見えにくくしている」。 2 短距離レース  y45uさんがおっしゃるように「3年以上たつと、ルーチンワークは完全に覚えてしまうと思います」。  仕事の遂行能力を仮にレベル70とし、前任者もレベル70の働きだったとします。人事異動によって後任が異動してきました。この人も前の部署ではレベル70の働きだったとしても、新しい部署で、前任者から引き継いだ直後は、レベル30くらいの働きしかできないでしょう。とはいっても、1年後にはレベル50くらいには上がっているでしょうし、2年後には60、3年後には70はやれると思います。  ここで、3年経過して異動ではなく、同じ仕事をさらに3年間続けると仮定します。この人の仕事レベルはどうなるでしょうか。今後も毎年10ポイントずつ上がり、都合6年経過後には、レベル100に達しているでしょうか。  答は否でしょう。2~3年で前任者と同レベルの能力に達することができたとしても、誰もがそこからさらにアップできるとは限らないでしょう。後半の3年を費やしてもやっとレベル75止まりということが多いと思われます。さらにアップできる人は少ないでしょう。  2、3年で異動させるというのは、例えて言うなら100m走ではなく、5m走みたいなものではないでしょうか。 3 意図・目的  全員を100m走らせたら優劣が誰の目にも明らかになる。中には息切れして走れない人もいるだろう。そこで5mだけ走らせよう。5mなら誰でも走れるだろうし、極端に優劣が出るわけでもない。たとえ5mでも見る人が見れば優劣は分かる。  問題は、「頻繁な人事異動により個人の能力差を見えにくくしている」理由は何かということです。質問者が知りたいのはここですよね。  能力差が明白になると何が困るかということです。  それは、働いても働かなくても評価(給料)が同じという悪平等のシステムを存続させることが危うくなるためではないでしょうか。  (もう1つの利点は、職場で要求される仕事のレベルは誰もがこなせる程度まででよいということもありますか…)

noname#68284
noname#68284
回答No.10

うちの市役所には最短3ヶ月で移動と最長20年連続がいましたよ。 それは置いといて・・・ 私の思うところは、民間と行政の価値観は絶対に違いますね。 ○民間の人事課は、「彼はこの部署についてプロだけれど、まあいいや、移動」と考える。 ○行政の人事課は、「まあいいや、移動」と考える。 だと思います。 行政の人は、仕事についてプロである必然性がないからです(多分)。 いざとなったら、その仕事が長かった前任者に聞けば済むからですね。 行政の人事異動は、学校の席替え感覚なんじゃないですかね? そういえばなぜかうちの市長は「若いもんは早めに移動させる」「必ず1度は窓口勤務をさせる」という主義の人です。 今度人事異動のメリットについて質問してみようかな? そうですね、早く移動させることによって、メンバーの入れ替わりが激しくなり、 その部署固有の伝統等は廃れることがメリットかも。 「前例主義」に拍車がかからないようなシステム、だから移動が早い!だったりして? さて、私はプロ意識をもてない会社に骨をうずめる気はないので、 また、税金がもったいないので、市役所はさっさと退職してしまいました。 ずいぶん長く書いてしまいましてすみませんでした。

joshua
質問者

補足

遅くなりましたが、ご回答有り難うございました。 3ヶ月、20年のお方はさておき、大体想像通りのお話(実態)でした。 「学校の席替え感覚」と言うお話も判るような気もします

  • hmtk
  • ベストアンサー率9% (1/11)
回答No.9

横から入ったみたいで恐縮ですが…。 多分、価値観が違うと思います。 民間企業との仕事の範囲の広さの違いがあると思います。 で、事務職で行きつく先は、助役とかになるわけですよね。 助役が、例えば、福祉関係の仕事だけしかやってきてなかった、ということになったらなかなか総合的な判断はできませんよね? その意味で、再三の異動があるのだと思います。 また、行政の場合、なかなか解雇は難しいと思いますが、例えば態度がよくないある人が何年もずっと窓口に座りつづけるというのは住民にとって不利だとかそういう考えもあるんじゃないでしょうか。 1人前になって、それを続けるよりも、新しい仕事に入りたいと思う人が多いという前提かもしれませんね。 そして、行政は基本的に前例踏襲ですから、慣例になってしまっているものはなかなか新しくなりません。 でも、確かにそういう人事に疑問を持ち始めている自治体はあって、全国的な風潮でもありますから、見直そうという動きは出てきている(もしくは出てくる)と思いますよ。

joshua
質問者

補足

> 横から入ったみたいで恐縮ですが…。 いえいえ、大歓迎です。 > 多分、価値観が違うと思います。 個人的には最大の理由はこれだと思います。また、お書きいただいている 「前例踏襲」も一因かと思います。 > 民間企業との仕事の範囲の広さの違いがあると思います。(略) > その意味で、再三の異動があるのだと思います。 確かにもっともな考えのようにも思いますが、職階が上がるに従い業務内容が 変わっていきます。 ですので、あっちこっちと異動する必然性は必ずしも無いと思うんですが。 (極論を言えば、「これから勉強する」と仰有った大臣さんも居られました) もっと言えば、部課長クラスの現実の人事を見ていると、y45uさんも言われて いるように、首長の好みが色濃く反映されている気もします。 > 行政の場合、なかなか解雇は難しいと思いますが、(略)新しい仕事に入りたい(略) そういうことも当然あるでしょうね。 先のご回答の中にも疑問視されている方も居られ、尚かつ自治体自身も同様の 考え方を持ち始めているというお話を聞くにつけ、少しは「ほっ」としています。

  • y45u
  • ベストアンサー率27% (140/516)
回答No.8

先に謝っておきます。ちょっと書き込みの言葉が悪意っぽくてごめんなさい。 >3年から5年に一度、一般職の人事異動があります。 これだけの時間があれば一般職として十分にその職種に対して仕事をこなせるようにならないでしょうか?3年ならまだしも5年もあれば。民間を見ても3年もしくは5年もあれば新卒で入社したとしても一般職として十分に1人前として働いてもらわなければ困るんじゃないですか?スペシャリストにしても5年も経てば管理する人の下で十分にスタッフとして1人前になってもらわなきゃ困るような。もちろん職種にもよるでしょうけどねえ。 joshuaさんの仕事がかなり難しい仕事なのかな?私はプラント配管の設計士として10年働いてきましたけど5年も仕事してたらキッチリ仕事できる奴だとみちゃいますけど。今の会社は2つめなんですけど前の会社でもそんなもんだったなあ。個人的には3年もあれば一般職の仕事なら十分に感じちゃいます。 3年以上たつと、ルーチンワークは完全に覚えてしまうと思います。そして、なぜこの処理をするのか、なぜこのパターンは例外なのか、どうしてこういう流れになっているのかというような事が、ははぁ~ん、なるほどねえ、本当はこうなんだけど、そうしちゃうと不都合があるからわざわざこんな事してんのかあなどと、仕事のシステムの穴やウィークポイントが見えてくる時期だと思います。 そういう事って役所としては好ましい状態ではないのでしょう。決められた事だけキチッとやって欲しい。仕事に対して疑問を持ったりしないで指示だけを守って一般職の人は仕事をして欲しいってなもんじゃないでしょうか?どう思います?

joshua
質問者

補足

いえいえ。私もちょっと・・・ 申し訳ない。 仰有るとおり(一般職に限定すれば)社会人になって5年もすれば、また、異動をしても3年もすれば一応一人前になるのは解ります。 ですが、ようやくその職場で一人前になったのに、異動させるのかが疑問に思います。 y45uさんが仰有る > 決められた事だけキチッとやって欲しい。仕事に対して疑問を持ったりしないで指示だけを守って(以下略) が、理由とすれば、行政の人事のやり方は「ロボットが欲しい」に近い物があり、解らないこともないですが、それだけなんでしょうか?

  • y45u
  • ベストアンサー率27% (140/516)
回答No.7

なんかややこしく考えすぎたかな・・・ たんに、あちこち移動させる事にjoshuaさんにとっての必然性(もしくは役所以外の人間)があるのか?って事ですか? だとしたら、なぜ他の人にとっての必然性を考えなくてはいけないのでしょうか・・・それは公務員だから国民の全てが納得する理由と必然性が必要なハズだって事なのかな?

joshua
質問者

補足

まずお断りしておきます。時系列が多分狂っています。上記に関してのみのお答えです。 仰有る疑問とは違います!(役所の人事に文句を言っているんではないんです) そんなたいそうなことではなくって、 当市では(何処でも同じだと思いますが)、3年から5年に一度、一般職の人事異動があります。 民間企業なら、ある程度まではエキスパートを育てるため、職種は変更しないと思いますが、行政の場合はそうでないようです。 同じ職種を継続する弊害は充分理解しているつもりですが、民間企業の(私の)理解範囲を越えているのでお訊きしているんです。

  • Take_chan
  • ベストアンサー率39% (64/164)
回答No.6

 正直申し上げて、私自身も一部の人間(将来その自治体の中枢を担う人)を除いたら、それほど異動させる必然性はないと感じています。できるだけ適正や経験に照らして異動させたり、働いても働かなくても評価(給料)が同じという悪平等のシステムをかえていくべきだと思っています。  行政機関では、民間企業と比べて効率という観点で異動を決めているわけではなく、本人の意向もかなり尊重されています。(そういう意味では余裕があるんです。)また、働きたくない人たちが、あまり差し障り無い部局をたらい回しに転々と異動で回ることも多々あります。  また、癒着の話ですが、民間レベルと異なり、行政レベルでは非常にシビアに考えています。原則的に決して業者となれ合いになってはいけないのです。特に許認可の業務に携わるものは、非常に厳格です。何かあったら、民間の比じゃないくらいたたかれますしね。(各担当の意識はどこまでそうか分かりませんが。。)  例えば、ちょっと余談ですが、公務員倫理法が出来てからは、昔の友人と飲むのにも上司への届け出が必要とか、会議中やお客さんに出すお茶などは職員がお茶会費として払っている費用から出されています。そのように、一部で何かあった場合、民間と異なり、非常にたたかれるというのもその背景にあるのではないかと思っています。

joshua
質問者

補足

「行政機関では、(略)転々と異動で回ることも多々あります。」 充分解ります。 また、「たらい回しに」という部分では、身近に「お情け」という人物がいるのでこれも解ります。また「余裕があるんです」。これも腹が立つほど解ります。 しかしながら、癒着の可能性がある部署云々ですが、(実態はさておき)そういう部署に限らず、あっちこっち異動させる意味が理解できないんです。 (途中で他の補足をしました。時系列が狂っていると思います)

  • y45u
  • ベストアンサー率27% (140/516)
回答No.5

>民間レベルと、行政レベルでは、価値観が違うのでしょうか? 公務員じゃないからわからんけど、価値観はほぼ同じでしょ。民間、行政と2つに区切ってるけど、ピンキリですからねえ。 目的なんですけど、あくまでも想像ですが、女性の場合であればあそこは独身者が多いからまわしておこうとか、うるさいオバハンは厳しい指導をしてくれる人がいる所にしておこうとか、縁故採用の人はのんびりした所でやってもらおうとか、そんなとこでしょ。 利点として、人事課長は各課長あたりからの願いを叶えてあげたのですから貸しが作れるし、各課長は気にくわないやつを他に移動させたり、可愛い子がお茶汲んでくれたり、縁故採用の人間を優しくしておけば、将来なんか良いことがあるかも?みたいな、そんな感じでしょ。業務に対しての利点?そんなもんないでしょ(笑) 民間も行政も考える事は同じです。行政の総合職(一般職)のねーちゃん、あんちゃん、おばちゃんなんてどうでもいいんですよ。代わりはいくらでもいる訳だしねえ。代えの効かない人材もいるでしょうけど、どの程度いるのかなあ。逆に民間の場合は、辞めて欲しい人は激しく移動させたりしてますけどねえ。行政でも特定個人のみ激しく移動させられているのならば、それはあんたは必要の無い人材なんだよと暗に伝えているのでは? 実際に、私が言ったような事が答えじゃないとしても、多かれ少なかれ似たようなもんだと思います。理由、必然性なんてみんながみんな感じなくてもいいんです。人事を司る人にとってのみ、必然性があれば良いのです。移動させられる本人が感じていなくても人事は感じている訳です。本人の意思?そんなの関係ないんですよ。 どうしても知りたければ人事の人に聞くのが一番でしょうねえ。自治体によっていろいろあるでしょうしね。っていうか聞いてもjoshuaさんが納得する答えは得られないんじゃないかなあ。

joshua
質問者

補足

最後に仰有っている「聞いてもjoshuaさんが納得する答えは得られないんじゃないかなあ」は、当然だと思います。人事の理由を述べる組織は多分ありません。 ご免なさい。喧嘩を売る気も買う気もないですがご覧下さい。 「公務員じゃないからわからんけど、価値観はほぼ同じでしょ。」と仰有いますが、(人事異動に関する考え方は<<これが訊きたいのです)多分違うと思います。(民間側からの想いです) 引用>ここから、 「目的なんですけど、(略)本人の意思?そんなの関係ないんですよ。」 ここまで。 ですが、 私のお訊きしたいのは、通常で言われる人事の不合理ではなく、行政に於ける人事異動の必然性なんです。

  • erimeg
  • ベストアンサー率18% (74/405)
回答No.4

ハローワーク職員で国家公務員ですので、厳密には経験者詐称かもわかりませんが…。 民間レベルでは、応援態勢はどうしてるのでしょう。 うちは窓口職員が出張等が重なって手薄になると、他部門のそこの経験者が応援に行かされます。 行かされます、というのは、あくまでも業務命令であり、自発的に勝手に応援に行くわけにはいかないので。 たとえば私はこの3月で行政丸17年になりますが、庶務係、雇用保険受給の係、障害者を含む職業紹介部門、調査・統計部門、求人受理部門、助成金受給の係と色々やりました。 ですから、今異動になっても、はっきり言って怖くありません。 日雇業務とか、経理とか、雇用保険をかける方の係が未経験ですが、私の号俸でいくことは殆どありませんので、何でも来い状態です。 市役所等で手続きにいって担当がおりませんので分かりません、といわれると、困ってしまいます。 民間なら、ここに二度と来るか、という対応もできるかもしれませんが、役所は管轄があるのでそうもいきませんし、誰なっとが応援で窓口等を埋めるようになっているのかもしれないと思います。

joshua
質問者

補足

言葉足らずで申し訳ありません。 私の疑問点は、「お前らの仕事が!!!(因みに、!!!みっつです)」という事ではなく、(これは常に思っていますが) 同じ役所で、何故あっちこっち(まるっきり畑が違う部署に)に異動する必然性があるかなんです。

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    就職活動中の大学4年です。 私は社団法人や独立行政法人に代表されるような「ゆるそう」な企業ばかり選んで就活しているのですが、ふと、「転職したいと考え出したらどうなるのだろう…」と考えてしまいました。 とりあえず現在赤十字社から内定を頂いているのですが、給与水準も勤務地も良くないので「働くうちに嫌になるのでは?」というような雑念が付きまとっています。 また、もし満足いく条件の就職先に巡り合えたとしても、どの企業もリストラ等のリスクはある訳で、『将来起こりうる転職』に備えるべきだと感じています。 そこで質問なのですが、いざ転職するとなったときに、 (1)独立行政法人や赤十字社などは一般企業の人事から見て印象が良くないと思いますか? (2)逆に、重宝される分野があるとしたらどんな職種・業界だと思いますか? どちらか片方でかまいません。 民間企業に勤めている方の率直なご意見や、実際に公から民へ転職をした方の体験談をお待ちしております。