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DNAの回収について

GEANCLEAN II KIT を用いてDNAを回収していますが、とても効率が悪くて困っています。効率を高めるような秘訣ってありませんか?説明書的なものでも結構です。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Nao2
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.5

GENECLEANって回収悪いですよね。 (うっている会社には怒られてしまいそうですが・・・。) わたしも、昔やって、うまくいかなかった経験があります。 ガラスビーズが最終的に混ざるし。 もしも、ほかのKITをためす気があれば、QIAGENのQIAEX GEL Extraction Kitをおすすめします。すごく簡単できれいに確実にとれます。 150個で25000円なので、コストパフォーマンスもまずまずです。 古典的な方法でもよければ、フェノール抽出法でしょう。 1.低融点アガロースで、泳動して、切り出したら(できるだけ小さく切るのがポイント)、300マイクロリッターになるようにTEバッファーを加えます。 2.65度で溶けるまで(~10分)インキュベートして、溶けたらすぐに、等量のTE飽和フェノールを加え、よく混ぜて、15000rpm、室温で5分遠心します。 3.上清を新しいチューブに移し、再度、等量のフェノールを加え、よく混ぜて、15000rpm、室温で5分遠心します。 4.上清を新しいチューブに移し、等量のクロロホルム(クロロホルム:イソアミルアルコール=24:1)を加え、よく混ぜて、15000rpm、室温で5分遠心します。 5.上清を新しいチューブに移して、1/10の3M酢酸ナトリウム(pH 5.2)と3倍量のエタノールを加え、-80度、20分(-20度なら、もう少し長め)冷やして、15000rpm、4度で20分遠心します。 6.上清を捨てて、70%エタノール100マイクロリッター加え、再度15000rpm,4度で5分遠心して、上清を捨て、乾かしたら、TEバッファーに懸濁して終了です。 フェノールは手に付けるとやけどしますので注意してください。 この方法はなれればすごく回収率もいいですが、やっぱりおすすめは、QIAGENのKITかなあ。

noribou
質問者

お礼

プロトコルまで書いていただいて、とても感謝しています。 早速、QIAGENについて指導教官と相談してみます。

その他の回答 (4)

noname#53364
noname#53364
回答No.4

ライゲーションが上手くいかないのではなく回収段階ですね。 鉄則 上手く出来る人と一緒にやる。 方法やkitを換えてみる。 量だけの問題でしたら。スタートマテリアルの量を増やす。 配列によっては回収率が悪いものもあるのでポジコンで確認を。 ライブラリーの作製ではないですよね。 具体策(簡単に) 加温時間を長く 洗いは慎重に 溶出volを下げることで(同じ回収量だとしても)濃度を上げて、ライゲーション時に高濃度で持っていく。 まわりも駄目な時はビーズが変になっている(原因不明)の場合あり。 わかりにくければ補足要求してください。

noribou
質問者

お礼

二度にわたるアドバイス、ありがとうございました。

  • m_nkgw
  • ベストアンサー率47% (42/89)
回答No.3

私もGEANCLEAN IIを使って精製していました。(卒研時) やはり収集率が悪かったので、ガラスパウダーを洗浄してDNAを回収するループを1回多く回していました。 ただし、最後の1回分は不純物が心配だったので、別に保存し、最初の産物の結果次第で使ったり使わなかったりしていました。 でも、あまりおすすめできませので、収率を上げるためにはKITに頼らないプロトコルをお勧めします。手元にメソッドがないので直接的な資料を提示できませんが、指導教官に相談するか、DNA抽出を専門的に扱っている大学研究室に電話をするかメールをして、代表的なプロトコルを薦めてもらってください。

noribou
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 でも、DNA抽出を専門的に扱ってる研究室ってうちなんですよね。 しかも大学じゃなくて国立の機関で(笑) まあ、私の経験不足が一番の原因かもしれないですね。

  • you-net
  • ベストアンサー率0% (0/2)
回答No.2

以前、卒論でDNA Seqenceのしていたんですが、dsDNAの単離の際にジーンクリーンを使ったことがあるんですが、回収率が悪く(泳動ゲルから分離すること自体がコンタミの原因だったような)、2.3度試してやめた覚えがあります。当時のプロトコールを見たんですが、もう5年も前のことで英語のプロトコールを読めませんでした。どうもゴメンナサイ。

回答No.1

 質問なのに質問で返すのは良くないですが、これは大腸菌でDNAを増殖させて これをキットで回収しているのですか??  もしそうならば、 1 大腸菌濃度が濃かったり、薄かったりしている          2 大腸菌君自体の調子が良くない          3 大腸菌中のDNAの増殖が極端に少ないか、            多くなっている。  というのが考えられます。  次に、プロトコールをもう一度良く読んで実験方法があっているか確認  しましょう。  使用するプラスミドの種類によっては、使用する試薬、量、濃度が違ってきま  すので確認しても良いと思います。あとDNAの長さでも同じ。  んんーでも一応DNAは少しながら回収出来ているのだから、回収する物自体が  やっぱり良くないのでは??  昔、植物のDANを、フェノール抽出法で行っていたのだが、(フェノールが手にこぼれたりして怖かった)、温度とかには注意してましたからね。  あと鳥のDANを取っていた時も、核が多い肝臓を使って採取してましたからね。    昔の実験を参考にしました。  もしよかったらGEANCLEAN II KIT の簡単なプロトコール教えて下さい。  

noribou
質問者

補足

アドバイスありがとうございます。 私の質問が大雑把なため誤解が生じたかもしれませんが、 質問のDNAの回収はライゲ-ションの前の段階で、 ゲルから切り出したDNAを精製する段階のことです。 GEANCLEANはNaIでアガロースを溶解させ、DNAをガラスパウダーに 吸着させて回収する方法です。

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