• ベストアンサー

棚卸資産の交換

 不動産業を営む法人の棚卸資産の土地A(帳簿価格、取得価格500万円)と、個人所有の土地B(取得価格600万円)を交換した場合の法人の処理についてお教え下さい。 ◎交換するものの価値(価格)が異なる点について  土地B/土地A   500万円     /交換差益  100万円  差額の100万円は法人の利益にしなくてはいけないのか?  それとも、  土地B/土地A   500万円  土地Aの価格500万円と土地Bを等価と判断して、  差額は法人の利益 にしなくてもよいか? ◎交換するもののそれぞれの価格について  各々の  取得価格、時価(市場価格)、土地なので固定資産評価額 等々  なにで判断すべきなのでしょうか?  また、   お互いにいくらで判断したか交換した相手方と合致していないと  いけないのでしょうか? どうぞ、解り易く端的にお教えいただければ幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#46899
noname#46899
回答No.3

>交換したものが棚卸資産(売るためのもの)であるから、売れた時に課税されるので、交換の時点での差額は受贈益にしなくてもよい・・と考えてはいけないものですか? 交換は対外取引ですから、その時点で「実現」(処分)したことになり、会計の実現主義の適用によって売却したことになります。交換による受け取った資産は売却代金(厳密には未収金と未払金の相殺として代金決済になる)であって、それを棚卸資産にするかどうかは交換後の社内での処理になります。棚卸資産を他のものと交換すれば自動的に棚卸資産になるというわけではありません。 実現主義とは簡単に言えば「商品などの引渡しがあった時点で取引が実現したとして損益を計上するという考え方」ということです。 特に法人税の「益金」の考え方は、無償で譲渡しても時価相当の利益が生じたものとするというものですから、取引があった以上は、収益に計上することが必要になります。 >根本的考え方がわかっていないから何を読んだらよいかわからないと思うのですが 根本は会計制度にあるはずですが、観念的すぎて分かり辛いと思います。税法は実務に即しているので、法律特有の読み辛さはありますが、税理士試験対策の本などで規定の趣旨を読むと「なるほど」と思うことが多いです。無償譲渡や交換の場合の利益の考え方などは特にそうで、私も試験勉強をしているからこそ分かるのであって、素人には難しいと思います。 興味がありましたら、こういった本を読んでみてください。 http://book.dai-x.com/shop/3/2911.html

6a2s5n
質問者

お礼

実現主義--- 会計にそんな主義があるとは知りませんでした! わかりやすく説明していただきありがとうございました。 税理士試験対策の本--- 基本から学習していないと、いけないということですね。 次読む本はこれにします。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (2)

noname#77757
noname#77757
回答No.2

 土地の条件によって広さは異なりますが、それを考慮して答えます。簡単に言うと土地と土地との相殺をすればいいのです。只100万円分については法人が個人から購入すればよいのです。  おっしゃる通り土地だけは地域評価を勧めます。不動産鑑定士・法務局で相談。土地測量は家屋調査士。登記は司法書士。参考まで。

6a2s5n
質問者

補足

 わかりやすくお教えいただき感謝いたします。 No1の方も不動産鑑定士等で評価してもらうようお教えください ましたが・・・結構大変なことなんだなというのが今の感想です。 取得価格ではだめなんですね。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#46899
noname#46899
回答No.1

時価で評価します。差額があれば通常は現金で等価になるよう調整します。 調整金を払わず、差がある状態のままだと、会社が取得する土地の価値が譲る土地よりも高ければ差額が受贈益として認定課税され、譲る土地の価値のほうが高ければ、相手の個人が役員や従業員であれば差額が賞与となり、他人であれば寄付金となり、金額によっては課税されます。法人税法では適正価格で取引することが前提で、高く買っても安く買っても税金がかかるシステムになっています。 とはいえ、時価の評価は難しいので、不動産鑑定士などに評価依頼をすることになるでしょう。

参考URL:
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/zaimu/rensai/zeikin.cfm?i=20051215kin19z5
6a2s5n
質問者

補足

 わかりやすくお教えいただき感謝いたします。 交換したものが棚卸資産(売るためのもの)であるから、 売れた時に課税されるので、交換の時点での差額は受贈益 にしなくてもよい・・と考えてはいけないものですか? 譲った土地より、もらった土地の方が価値(時価)が高ければ、 時価よりも安く仕入れたことになる---それが売れたら利益もその分増える---売れた時点で利益となる---ではだめな訳はなんでしょう?  ※こういった内容の事を調べる場合、どういった本の どういう箇所に載っている事なのでしょうか? 法人税の本の”圧縮記帳”の項では棚卸資産は除外だし、 ”棚卸資産”の項では交換の事は書いてないし・・ 根本的考え方がわかっていない から何を読んだらよいかわからないと思うのですが、 教えていただけるようなことがありましたらどうぞお願い致します。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 棚卸し資産の税金の考え方は?

    宜しくお願いいたします。 例えば(ここでは消費税を無視します)、 売値1万円の商品を仕入れ値8千円で商品10個を仕入れた場合、 3個売れて決算時に在庫が7個あったとすると、在庫に対する税金は、 (棚卸し資産に対する税金は40%ですから) 8千円×7個×0.4=22400円ですよね。 そうすると、次期に残り7個全部売って、トータル10個売ったとしても、 1個あたりの利益は(1万円-8千円)=2千円ですから、 2千円×10個=20000円 となり、前期分で支払った税金22400円より利益が低く、 この商売は成り立たないということですよね。 増してや、次の年もそれらを売り切ることができずに、 資産計上されると、前期で支払った分を販売価格に上乗せしなければ、ますますやるだけ赤字ということですよね。 (としても、40%も価格は上げれませんよね) ということは、少なくとも仕入れ値に対して40%の利益を上乗せして価格設定したとしても、今期に売らなければ、利益を生まない商品ということになりませんか? この考え方は間違っているのでしょうか? (間違っていればいいのですが…)

  • 中古車販売業の棚卸資産のついて

    商品として車を仕入れて、当期の決算(3月)から初めての棚卸資産の仕訳をします。例えば、当期にA車を仕入れて車両本体、陸送費など合計50万円を仕入勘定しました。売れなかったので、棚卸資産に振り替えます。そこで質問があります。翌期になってからA車を整備(仕入勘定)して、決算時期になっても売れずに棚卸資産に振り替える場合、単純にA車の棚卸資産の取得価額は、仕入が増えた分増加するのでいいのでしょうか?それとも当期の取得価額50万だけになるのでしょうか?経理経験が浅く、用語もよくわかっていない状態なので、質問がよくわかり使いかもしれませんが、ご教示くださると助かります。よろしくお願いいたします。

  • 土地の等価交換の価を固定資産税評価額でしてもOK?

    私と弟でA地とB地を等価交換したいと考えています。 しかし、土地だけでは全く等価というわけに行かないので、差額を現金で決済したいと思います。 しかしA地とB地を路線価で算出した価で比べると現金で清算すべき金額が大きくなり、固定資産税評価額で比べるとずっと少ない金額になります。 私も弟もお金もないことですので、計算の基準を固定資産税評価額で比較して、少ない差額での清算を行いたいと思っています。 双方が了解していれば、価は固定資産税評価額を基準にして等価交換をしてもよろしいのでしょうか? ちなみに路線価では      A地:310万 B地:250万     固定資産税評価額では A地:280万 B地:240万   そんな感じです。

  • 棚卸資産の評価(洗替法)

    棚卸資産の評価損の計上方法には、洗替法と切放法がありますが、 洗替法の場合は利益が出ることもあるのでしょうか? <例> 前期に100円で取得した商品の時価が、前期末には80円に下がったため、 20円の評価損を計上した。 20円の評価損は洗替法で処理していたため、今期首、20円を戻し入れた。 その後、今期末、商品の価格は90円になった。 この場合、今期、10円の利益が出るのでしょうか?

  • 期首棚卸資産に含まれる未実現利益の調整

    次の資料に基づいて、連結財務諸表の作成に必要な修正仕訳を行いなさい。なお、商品売買は毎期、現価に40%の利益が加算されている。(決算年1回 12月31日) 1、P社 P/L 売上原価 500,000 売上高700,000 S社P/L売上原価120,000売上高156,000 2、P社(平成X1年1月1日にS社株式を80%取得)の期末資産には、S社より仕入た49,000円のうち14,000円が含まれている。 3、P社の期首棚卸資産のうち、S社から仕入れたものが10,500円含まれている。 答え 1、期首棚卸資産に含まれる未実現利益の調整 (利益剰余金期首残高) 3,000 (売上原価) 3,000 (少数株主損益) 600 (利益剰余金期首残高) 600 (棚卸資産) 3,000 (売上原価) 3,000 (少数株主損益) 600 (少数株主持分) 600 この仕訳は理解できるのですが、なぜ、(棚卸資産) (少数株主持分)が(利益剰余金期首残高)になるのでしょうか? 宜しくお願い致します。

  • 等価交換を利用した共有不動産の名義の整理について

    等価交換を利用した共有不動産の名義の整理について 3人姉兄弟(生計は別々)で2ヶ所の不動産A、B(ともに土地・家屋)を共有しています。将来の売却・相続を考えて不動産Aの名義を姉に一元化するため、不動産Aの兄弟2人の持分と不動産Bの姉の持分とを交換したいと思っています。このAとBの交換部分の価格を相続税評価額×持分で比較すると、土地についてはほぼ同じ(5%程度の差)です。家屋については両者に約2倍の開きがありますが、どちらも古い建物であり、金額的には土地の価格の7%以下に過ぎません。このような場合、 1.土地の等価交換は可能か 2.家屋は別個に売買となるかと思うが、土地の等価交換に伴う交換差金とみなして、売買の差額についてのみが譲渡所得として課税されるのか 3.どこに相談して、どのように話を進めればよいのか をお伺いさせていただきたく、よろしくお願いいたします。

  • 青色申告決算書棚卸資産と棚卸残高の不一致について

    簿記の知識の無い初心者です。 「やよいの青色申告」で、棚卸残高を期首・期末それぞれ仕分け日記帳で入力したにもかかわらず、貸借対照表の棚卸資産の期首・期末がそれぞれ「0円」「424,324円」となり、困惑しております。 424,324円は、期首・期末残高の差額です。 青色申告決算書1ページ目の期首・期末棚卸高には正しい在庫残高が表示されているのですが・・ もしかしたら「棚卸資産」というのは在庫の+-を表示するもので、残高そのものとは関係ないのでしょうか? どなたかご教示いただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

  • 交換差益の圧縮記帳

     おはようございます。  交換差益の圧縮記帳について、どなたか教えてください。 ・交換譲渡資産 建物    譲渡時時価 32000   帳簿価格  18780 ・交換取得資産 建物   時価    35000 ・当該資産に付き、圧縮損13600円を損金算経理 このケースで圧縮できるかどうかの判定は、   35000-32000=3000   35000*0.2=7000   3000<= 7000   よって適用アリということらしいのですが、どのように判断しているのでしょうか?  また、圧縮超過額はどのように計算するのでしょうか?  判りづらい質問で申し訳ありませんが、どなたか助けてください。    

  • 棚卸しについて分からない事があります。

    すいません。法人で青色申告するんですが、棚卸しについて分からない所が出てきました。 現在弥生で付けてるんですが、前期からの繰越棚卸資産の商品が60万円 分ありまして、今期の棚卸しの結果は90万円分の商品がありました。 借方          貸方 商品 90万円     期末棚卸し高 90万円 以上のように付けたのですが、今期の決算での棚卸し資産が150万円 となってしまいます。実際にあるのは90万円分なので前期の繰越分 を仕分けをしてなくさなければならないと思うのですが、どのような 仕分けをしたらよいのでしょうか? 当方本などを見ながらなんとか付けている状態でして、よろしければ どなたかアドバイスいただけませんでしょうか?

  • 固定資産の交換の特例の条件

     土地1筆(30万円)と土地2筆(25万円と25万円)を交換し、交換差金20万円を支払ったような場合でも、「所得税の固定資産の交換の特例」は受けられますでしょうか?それともこの特例は、この場合ですと1筆と1筆の交換部分に関してのみ適用ががあり、残り1筆に関しては、20万円による売買とみなされるのでしょうか?あるいは30万円(1筆)と50万円(2筆)の交換につき、差額が20%を超えるので、全てにおいて特例は認められないということになるのでしょうか?  どなたかご存知の方いらっしゃいましたらお願いいたします。