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文学部について
現在、経済学部か文学部国文学科のどちらに進学を決めようか迷っています。 経済学部の方が就職には有利なようです。しかし立派な文章が書ける人になりたいので国文学の方へ進みたい、と思っていたのですが…、国文学について調べてみると、古典作品を深く理解したり、作者の心情について考えるといったようなことをするらしく、あまり文章を書くことには関係なさそうな学問のように思えてきたのですが、まだいまいち良く分かりません。 国文学を真面目に学ぶと、日本語の表現力が増して、巧みな文章が書けるようになるのでしょうか。
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- kiko-kiko
- ベストアンサー率37% (3/8)
日本文学科在籍中です。 私は今まさに就職活動中です。今年は超売り手市場だということもあるかもしれまんせんが、私はちゃんと3社から内定をいただいています。今求められている人材は、どこの学科を出ているかというよりもその人が何をしてきたか、どういう人なのか、を重視しているように思いました。なので、どこの学科が有利かなんて関係ないと思いますよ。 日本文学科で学ぶことは、確かに古典作品の理解や作者について考えることもやります。しかし、立派な文章が書けるにはよい文章を読むしかないと思いますよ。また、今の国際化社会の中で世界の人と話したとき自分の国の誇るべきものを知らないことはとても恥ずかしいことだと思います。せっかく大学に行くのでしたら、自分が本当にやりたいことをしたほうが後々後悔しないと思います。それがあなたの自信になり、就職活動のとき自分を上手くアピールできると思いますよ。私は日本文学科に入ったことは後悔していません。 自分でよく考え一番やりたいことに進むことをオススメします。 受験がんばってくださいね。
- uriusei
- ベストアンサー率19% (8/41)
皆さんがお書きになっていることでもう十分だとは思いますが、それにプラスαとして書きます。 文章力は、何を専攻しても、それを極めれば、完成できると思います。あとは好みだとお思います。最近やたら新しい学部や学科がでてきていますが、古典的な経済学部とか文学部とか法学部という名を維持している大学を私は好きです。俗論に迎合していないからです。その点ではあなたの選択に賛成です。 日本文学(敢えて国文学とは書きません)を学ぶのもいいでしょう。それが好きならば。好きですか? 文学は書かれたものを相手にします。ある書き手が書いたものそのものを相手にします。歴史学は(私は歴史学科でした)は、個人が書いた、文学的価値のある文献だけでは成り立ちません。面白くもない記録をさんざん読まなくてはなりません。経済学もそれに似ているかもしれません。公文書(文化的価値がない)や様々な数値を相手にしなければなりません。研究結果をまとめたいい本は面白いのですが。その背景には無味乾燥な作業があるのです。 しかし、文学はその度合いが少なくてすむ。読む文献自体がほとんど文化的価値があるものです。古典でも現代文学、外国文学でも。 例えば漱石の研究。彼が書いたものそのものが対象です。小説から手紙日記まで全てに私は文化的価値を感じます。また、漱石研究の文献もすごい。江藤淳、柄谷公人、吉本隆明などそれ自体が文学作品といっていいでしょう。これはすごいことです。私はそれを職に就いてから知りました。 私は今高校で世界史を教えていますが、国語を教えている同僚を見て羨んでいます。直接テキストにあたって授業が出来るからです。世界史では「オイディプス」も「戦争と平和」も直に読めません。作品と作者と大雑把な内容だけです。 ですから、やはり文学とか哲学がいいと思います。就職率は悪いという俗説がありますが、それはその様な学部を卒業した人たちが、一般的な企業に就職を希望しないからだと思います。
- miya-mcl
- ベストアンサー率51% (323/624)
国文科卒です。 文章の書き方の講義も、大学によってはあると思いますし、私もうけました。 他に、日本語の成り立ちや方言などの言語学的な講義もあります。 近現代については、もともと苦手なのと、教授たちの思い入れがすごすぎて付いていけなくてゼミではとらなかったので、何をしていたのかはわかりません。評論を見ると研究内容が少しわかるかもしれませんね。 私は基本的に古典中心で、主に和歌を勉強していましたが、読んでいたのは変体仮名で書かれた評論や研究所などの文献です。 資料からして古典ですね(笑) 文章を書くための学部ではなく、作品を勉強する学部ですから、その大学の教授が何をしているのかを調べないと、文章論の勉強はできないと思います。 私は私立の女子大でしたので、そういう授業は講義しかありませんでした。 ゼミで研究しようと思うなら、文章論を研究している教授がいる大学へ行く必要があるでしょうね。 それから、 >国文学を真面目に学ぶと、日本語の表現力が増して、巧みな文章が書けるようになるのでしょうか。 ですが、古典や漢文学、近世、また近現代の表現を研究するので、まじめに学べば、後の肥やしになると思います。 私は今は趣味で小説を書いていますが、せっかく国文科へ言ったのに、なぜ源氏物語や竹取物語などを学ばなかったかと後悔しています。 小説はもちろんですが、文章は感性の問題なので、古典から学ぶのはかなり有益だと思うのです。 そのときは、楽することしか考えてませんでしたからね(^^;) ただ、結果的に和歌と近しくなれたことは、なかなか貴重なものだったと思っています。 高校まで和歌は暗号でしたが、今は純粋に楽しめますし、小説に行き詰まると古今集を開いたりします。 先日、我ながらアホだなあと思いつつ、図書館で新釈漢文大系の孫子を借りてきました。 もちろん小説を書くためですが、結構普通に読めますので、国文科に言った甲斐があったかなって思っているところです。 悲しいかな、在学中は漢文には一番興味がなかったんですよねー。 論語じゃなくて、孫子をやる教授がいたら、一も二もなくゼミとってたんでしょうけど(笑) ただし、これは国文科だけの話ではありませんが、高校までのように一方的に教えられる場所ではありませんので、質問者様が思っているような講義内容でない可能性も考えてください。 講義はたしかに一方的ですが、高校の国語の授業のようなことはしません。 そういうものが望みでしたら、大学は経済学部へいって、文章はカルチャーセンターのようなところで勉強なさる方がいいでしょう。
- nico-robin
- ベストアンサー率28% (19/67)
こんにちは。 文学部をお薦めします。 就職のことも気になっておられるようですが、 あなたは就職のために大学に進学するのですか? では、就職した後は、何を目標とするのですか? 何のために生きていきますか? さて、いざ文学部に入ったら、 古典だけでなく現代文学も外国文学も読みましょう。 どの学部に入っても、読書をして損をすることはないと思いますよ。 たとえ経済学部に入ったとしても。 「文学と哲学は金にならない」と昔からよく言われますが、 さて、どうなんでしょうね。 あなたもご自分で試してみてはいかがでしょう?
- babusan
- ベストアンサー率28% (37/129)
#1,#2のお二人が言われるとおりだと思います。「文章がうまくなる」ことは何か別の目的を達成する手段でしかないです。その手段を学部で学ぶことの中心に据えているところはないはず。 国文学は、日本文学そのものを研究することが主目的の学問で、自分の文章がうまくなることを目指すところじゃありません。 自分がやりたいこと(パソコンがうまくなるとか、英語がしゃべれるようになる、とかいった「手段」じゃだめですよ)を考えて、学部を決めるとよいと思います。がんばってください。
- Hardy
- ベストアンサー率31% (46/147)
巧みな文章を書くのに、学部は関係ないです。英米文学科出身ではないのに通訳や翻訳をしている人が多々いるように、どこの学部学科にいても、出来る人は出来るのです。文系だから小説が書けるとか、理系だから小説は書けない、文章は下手とか、そういうふうに思ってませんか? また、経済学部だから就職に有利とか、文学部だから就職に不利だとか、そもそもそれが間違っています。 システム系なんかでは、最新のシステムは英語で書かれているので英米文学科出身者(つまり文系)も必要とされたりするのです。 質問者さんの質問を見ていると「本当に何をしたいのか」ということが明確ではないように思います。もっとよく考えてみてはどうでしょう?
- aluminizedman
- ベストアンサー率18% (61/335)
基本的に、大学に進学すれば、課題はほとんど レポート提出になります。 だから、どの学部に進んでも、基本的な文章力は身につくでしょう。 僕が、文章修行に利用してたのは、 新聞でした。 毎朝、新聞の社説を字数を短縮して、要約したり。 読書欄に、毎週投稿したり。掲載されたら、図書券とか、1000円とかもらえました。 あとは、アマゾンのレビューを書いたりとかかなあ。 文章力を身につける方法は、いくらでもあるので、学部を選ぶ基準としては、あまり重要ではないような気がします。 どの学部に所属しても、卒業時には卒論50枚とか書いたり、発表したりすることになるでしょうし。