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人間が争いを捨てない(平和にならない)理由

mazeranの回答

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  • mazeran
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回答No.4

なかなか面白い内容でもあり、又、きちんとした「御礼」もいただいているので、お邪魔かも知れませんが、また参加させてください。 申し訳ありませんでした。 改めて前回の私の文章を読み返してみると、微妙に質問の内容からはずれているようです。 確かに仰る通りで、域を超えているようです。 「人類」は知恵を得て、科学技術を得ました。「闘争本能」は科学技術の力を借りて強い武器を作りました。相手も科学技術の力を借りて、更に強い武器を作ります。この連鎖の最後が「核兵器」で、域を超えた破壊を招きます。 前回、「生存競争に勝った者のみが生きる権利を与えられる。」と書きましたが、人類は知恵と科学技術を「乱用」して「生存競争に勝つ」ではなく、「私利私欲の欲求に満足する」ような感じです。 生命の歴史から見れば人類の歴史は極浅く、「欲」という本能はまだ進化の途中であると思います。 進化の途中であれば、時には「暴走」もあるでしょう。長い目で見れば、「暴走」というものを経験して学習し、最終的には「淘汰」されるのではないでしょうか。 「私利私欲」に突っ走るDNAの塩基の並びには、恐らく傾向を示す特徴があると思います。 神様は、「人類に知恵を与えたら、私利私欲に突っ走る危険因子ができてしまった。なるほどねェ。ではこうしたらどうなるのかな?」などの試行錯誤を進化と言う柱を基にされていると思います。 進化にとって何が必要で、何が不必要なのかの「実験」の途中と考えれば、私利私欲のために行なう争いもDNAにとって重要な学習材料になるのではないでしょうか。 長い目で見た時、淘汰されていることを願いたいものです。

blackabbit
質問者

お礼

いえいえ、御親切にわざわざどうも有り難う御座います。m(_ _)m (以下長文になります)その1 >「生存競争に勝つ」ではなく、「私利私欲の欲求に満足する」 そうなのです。 mazeranさんの仰る通り、これは「進化」の域を「逸脱」していると私も思うのです。 どうしてこのような事が起きるのか(「欲の暴走」など)、私は実に疑問に思っております。 例えば、生物界では種が増え過ぎた場合、餌等の枯渇によりいずれ種が減少し、生物界のピラミットを維持しようと環境レベルでの調整が行われます。 しかし、人間の場合、環境に適応しようとするのではなく自らに合わせて環境を作り変えます。 これが、俗に言う「環境破壊」へと繋がるのですが、ところが、この行為は環境のインフラまで破壊する為に、いずれ自らの生活さえも脅かされます。 通常、生物の「進化」という観点で考えれば、種の存続を危うくする行為を、生物が自ら進んで行う例はあまりありません。 しかし、人間は「自殺」に代表されるように、生物の「進化」を越えた様々な「選択」と「権限」が与えられています。 この原因が、私は人間が進化の過程で得た「知恵」によるものではないか、と考えています。 しかし、人間はまだ「知恵」が「本能」をコントロールできておらず、それどころか逆に「本能」に「知恵」が利用されています。 このままいけば、人間は「ウイルス」と同じように永遠に増殖し続け、自らの毒素「破壊」によって宿主を死に至らしめ、やがては自らさえも死滅するのではないか、と考えています。 もちろん「共存」という道も残されています。 しかしながら、人間はこれをまだ行えるレベルに達していません。 仰る通り、生命の歴史から見れば人類の歴史は極浅く、「欲」という本能はまだ進化の途中であるのかも知れません。 しかし、ここまでの「文明」と「英知」を持ちながら、未だに「本能」を「淘汰」出来ず「暴走」状態にある人類をみると、私は一抹の不安を覚えるのです。 現在、人間の文明は急速な発展を遂げています。 しかし、それに比例するかのごとく強大な破壊をももたらし始めています。 果たして「知恵」が「本能」を淘汰するまで「進化」するのに、この地球が持つかどうか…。 >長い目で見た時、淘汰されていることを願いたいものです。 全くですな。 私もそう願いたいです。

blackabbit
質問者

補足

大変参考になりました。有難う御座います。 もし、よろしかったらまた御回答して下さい。

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