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人間の脳が進化したのは果物の摂取のおかげ?

カラスは非常に賢い生き物ですが、柿やスイカ等の甘い物をよく食べます。 また、チンパンジーも賢いですが、バナナが好きです。 人間も、果物を食べます。 ということは、人類の脳が進化したのは果物の果糖を摂取したからではないでしょうか? 猫や犬は、果物を食べません。だから知能が低いままではないでしょうか? ただし、アリや蜂も、蜜が好きですが、脳が小さすぎるので、知能も低いです。 植物が果糖を作れるようになったのは、ごく最近で、それを食べたサルが賢くなって、人間になった説は如何でしょうか?

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  • eroero4649
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回答No.3

#1さんもおっしゃるように、ヒトの脳がこれだけ発達したのは骨髄を食料としたからだといわれています。 これには実に悲しい歴史があります。太古のヒトは、あまりに弱者な存在でした。ライオンのように狩りができないどころか、そのライオンのおこぼれを狙うハイエナにも勝てない存在でした。 ライオンが食べ残したのを食べるハイエナが食べ終わった後にありつくのがヒトだったのです。しかしライオンが食ってハイエナも食い終わったあとだから、肉も内臓も何も残ってはいません。残っているのは骨髄だけでした。 しかしこれが幸か不幸かヒトの脳を大発達させることになったのです。 まず骨髄は栄養価が高く、特にタンパク質が豊富でした。だからヒトはそのタンパク質を多く手に入れることで脳を発達させることができたのです。 そして骨髄は骨を何らかの方法で破砕しないと食べられません。そのために太古のヒトは石を使うことを覚えました。石を使って骨を破砕し、骨髄を食べる。その骨髄を原料にして脳を発達させ、より効率よく骨髄を食べられるように「道具を工夫する」という知能を手に入れたのです。それが宇宙ステーションの建設までに至ったわけですから、偶然つうのは怖ろしいものですね。 では「甘いものを欲する」ことはどうなんだなのですが、脳はタンパク質でできていますが、燃料は糖分なんです。筋肉は脂肪分を分解して燃料とすることができますが、脳は糖分のみをエネルギー源にします。 ヒトの脳はものすごく巨大なので、使うエネルギーも膨大です。実はヒトの脳ってこれだけ発達しているのにこう見えて「欠陥だらけ」なのです。 まずなにより無駄が多い。ヒトがヒトたらしめているのは脳のもっとも外側にある大脳新皮質と呼ばれる部分なのですが、真ん中あたりにも脳ってあるじゃないですか。ここの部分、ほとんど使っていないのです。 ヒトの脳を音楽再生機に例えると、レコードとカセットテープとMDとCDとiPodが全部入っているようなものなのです。iPodがあるなら、MDなんて絶対使わないでしょ。もう使わなくなった要らんもんがまだ付きっぱなしになっているのです。しかも当然、使わないくせに電源は入っているから電気(エネルギー)は食うわけです。 なので脳はほんの一部しか使ってないくせに、全体を維持するために膨大なエネルギーを必要としています。脳の維持コストは、腸の維持コストにほぼ匹敵します。必要な血液量は脳も腸もほぼ同じなのです。 腸って、全体が働いていますよね。どこかひとつが働かなくても体の維持はできません。でも脳って同じくらいのコストがかかるくせに、実働しているのはごく一部なのです。 質問者さんがいう「賢い動物は甘いものを好む」というのは「脳の維持のために糖分をより多く必要とする」と解釈することが可能だと思います。 けれど脳を「発達」させるとなると、タンパク質が必要です。ヒトは偶然にも、脳を発達させるために必要なタンパク質が手に入りやすい環境を手に入れたのですね。 またヒトが脳を大きくさせることができたのは「完全二足歩行」を手に入れたことも大きいと思います。犬や猫にしても四足動物だと脳を発達させたくても頭蓋骨の場所的に拡張する空間があまりないですよね。拡張させようとすると首が邪魔になります。 でもヒトは完全二足歩行ですから、ちょうど脳の場所の空間に制約が何もありません。どこまでも大きくすることが可能です。 ただし力学的に首の筋肉に異常な負担がかかることになりますから、ヒトは肩こりに悩まされるようにもなったのです。

noname#256319
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >けれど脳を「発達」させるとなると、タンパク質が必要です。ヒトは偶然にも、脳を発達させるために必要なタンパク質が手に入りやすい環境を手に入れたのですね。 エンジンはガソリン+酸素で走りますが、エンジン自身は金属でできているということでしょうか? >残っているのは骨髄だけでした。 不老不死のために、若い人間の生き血を飲むような、、やばい話を聞いてしまったような感じがします。

その他の回答 (2)

回答No.2

むしろ、脳が発達しているが故に糖分を欲する=果実を好む、と考えるべきではないですかね。 進化というのは、常に利益とコスト(消費エネルギー)とのトレードオフです。発達した頭脳はもちろん様々な利益をもたらしますが、その分、糖しかエネルギーにできないのでその摂取と蓄積が必要になります。それがうまくできない生物は淘汰されてきたのでしょう。 特に昆虫などの小さな動物は、運動と体温の維持に莫大な糖を消費せざるを得ないので、発達した脳があったとしても維持できないと思うんですね。なので、蜜蜂などは糖を集めて巣にため込み、群れを維持しているわけです。 ご参考まで。

noname#256319
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 エンジンはガソリン+酸素で走りますが、エンジン自身は金属でできているということでしょうか?

  • NOMED
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回答No.1

一般的には人間は、他の動物の「骨髄」を食し始めたことから、進化を始めたとされています 堅い骨を岩(道具)などを用いて割り、中身を食べ出したというモノです ※脳に必要な、高タンパク質を摂取できるようになった また、割らずに骨だけ残して、保存食にしてたという痕跡も残っています これは、チンパンジーなどにも見られるモノです https://gigazine.net/news/20191011-prehistoric-humans-bone-marrow-storage/ https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=68335&-lay=lay&-Find.html https://muneta.org/archives/1014

noname#256319
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに、ブタの骨から出汁をとった「豚骨ラーメン」や「鯛スープ」は美味いですが、普段、「骨髄」は食べません。 カラスが賢いのは、死んだ獲物の脳みそを、くちばしで突いて、食べているからでしょうか? 不老不死のために、若い人間の生き血を飲むような、、やばい話を聞いてしまったような感じがします。

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