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点在する状態の表現について

shigure136の回答

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回答No.3

awayuki_ch さん、こんにちは。 「ちらほら」「点々」という簡単な言葉もいざどのように使おうかと思うと意外に難しいものです。 「ちらほら」も「点々」も複数のものが点在している様子を表現するものですから、「1」の例文には使えません。(ヨットや帆船の数が何艘かあるのであれば別ですが) 6つの例文で「ちらほら」が使えないのは、 「1」、帆船が一艘ではないかと思われるから。 「2」、かがり火が「いっぱい」と書かれている。 「3」、たいまつをおおぜいの人が持っている。 「6」、「何箇所かに分かれて」ということは、数人のグループがいくつかあると思えます。 また、「点々」が使えないのは「1」、「6」だと思います。 それ以外は「ちらほら」「点々」ともに使うことが出来ると思います。 ★また、例文「2」は、【かがり火(を)】と(を)を使っていますが、ここは、【かがり火(が)】と(が)を使うべきです。 (を)を使うのであれば、【かがり火をいっぱい焚いている】と能動態にすべきで、【かがり火をいっぱい焚かれている】という受動態の表現には使いません。 ★例文「6」は、「何箇所かに分けて」とありますがこれは間違いです。ここは、「何箇所かに分かれて」とすべきです。 1.海と空の境界線で輝いている帆の影。 ⇒手をかざして、遠く海と空が合わさる辺りを見ると、沈む夕日にキラキラと輝く帆が見え隠れしていた。 ⇒遠く空と海の交わる辺りを見ると、沈み行く夕陽を浴びた何艘ものヨットの帆が、白くキラキラとした光を放ちながら点々と浮かんでいるのが見える。 2.かがり火をいっぱい焚かれている山を遠いところから眺める。 ⇒麓から見上げると、山のあちこちにかがり火が置かれいているらしく、ゆらゆらと燃える炎の帯が出来ていた。 3.たいまつを持っているおおぜいの人々がいる山を遠いところから眺める。 ⇒ここから見ると、大勢の人々が松明を持って山を登っていくのか、木々の間から赤く燃える炎がちらちらと見えている。 4.夕方、帰る途中でふと気が付いたら目に入った民家のともしび。 ⇒帰宅途中、ようやく薄暗くなりかけた町に目をやると、既に窓から明かりの漏れている民家がちらほらと見えた。 5.夕方、高層ビルから見たともしび。 ⇒高層ビルの最上階で夕方を迎えた。眼下には夜を迎える準備でもしているかのように、点々と町の明かりが見えている。 ⇒まだ日が落ちない時間なのに、高層ビルの最上階の窓から下を見てみると、窓から明かりの漏れている家々がちらほら見え、何となく寂しくなった。 6.地下鉄の中に人が少ない。一箇所に集中的に座っていない。何箇所かに分けて座っている。 ⇒急いで地下鉄に飛び乗った。座席にはぱらぱらと乗客がいるだけだった。 ⇒急いで地下鉄に飛び乗った。座席にはいくつかのグループが話をしているだけだった。

awayuki_ch
質問者

お礼

 shigure136さん、こんばんは。質問文の場合どおり、説明していただき大変助かりました! 例文は全部拝読しました。とてもすばらしいです。繰り返し繰り返し読みます。2と5だけは私の表したかった意味とちょっと違うような気がします。今回は自分で書くのを怠りましたが、よくないと反省しながら、今度からは自分で書かなければなりません。  本当にありがとうございました。

awayuki_ch
質問者

補足

一。 >6つの例文で「ちらほら」が使えないのは、 >「1」、帆船が一艘ではないかと思われるから。  「点在」は普通複数のイメージでしょうか。ここで、複数の帆船を表したかったので、「ちらほら」と「点々」は両方使えるのでしょうか。中国語はこのような場合、「点々白帆」が使えます。 二。「ちらほら」を誤って使った理由は多い数のものを表すときに使ったでしょうか。そうしたら、夜景(夜8時ぐらい)がとてもきれいな高層ビルからの俯瞰には使えないですね。 三。 >2.かがり火をいっぱい焚かれている山を遠いところから眺める。 ⇒麓から見上げると、山のあちこちにかがり火が置かれいているらしく、ゆらゆらと燃える炎の帯が出来ていた。  「ゆらゆらと燃える炎の帯が出来ていた」はすばらしいです。とても気に入ります。ただ、私の想像した景色とちょっと違います。シチュエーションは、夜、私はかがり火が置かれいている山の真正面の山に立って、向こうを眺めています。二つの山の隔たりがとても遠いので、炎さえも見えないかもしれません。ただ、それはかがり火だということを事前に知っています。次の文は添削していただけないでしょうか。 1.「こちらの山から眺めると、向こうのあちこちはかがり火の光りが点々と輝いている。」 2.「がかがり火だと事前に知っているのだが、眺めたら、向こうのあちこちは星が点々と輝いているのではないか。髪が吹き乱れ、どうも向こうの星たちは目をパチパチさせてくれる。一瞬、夜空にいると錯覚された。」 四。6についてですが、「ぱらぱらと」のほかに、使えそうな擬態語はありませんか。「○○っと」のような形の単語です。「ずらっと」でもなく、「だらっと」でもありません。ちょっと思い出せません。

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