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見るに関する表現

いつもお世話になっております。 見るに関する表現をお伺いしたいのです。 1.「山に見たてた場所」は「山が見える場所」と同じ意味なのでしょうか。「見たてた」は何でしょうか。 2.レポートの書体の設定が小さすぎるので、うまくレポートの内容を読めないことをどのように書くのでしょうか。自分で作ったいくつかの表現は正しいのでしょうか。【 】の中に埋められる表現を教えていただけないでしょうか。 「書体の設定が小さすぎたので、【 】」 読めない。 見にくい。(「醜い」と誤解される恐れがありますが。) 読みにくい。 読みづらい。 日本語を勉強しているので、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せてご指摘していただければ助かります。 宜しくお願い致します。

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  • gekkamuka
  • ベストアンサー率44% (138/309)
回答No.5

1. 「山に見たてた場所」 目的物・対象として限定する格助詞<に>において、その「場所」を、「山」として「見立てた=擬(なぞら)えた・仮想した」という意味ですから、その場所が仮の山に見做されています。実際の山が見えるかどうかはここでは第一の話題にはなっていません。上海の公園の丘を日本の富士山に見立てても好いわけです。 「山が見える場所」 こちらでは実際の山が見えるところならどこでも、こう表現ができます。しかし山に見立てた場所とは特に相関は持たない場合が一般的でしょう。  「見立て」はまた、俳諧の世界で「或(あ)るものを他(た)のものに擬える/準える(なぞらえる)、そんな比喩仕立ての句やその作り方を指す」意味があります。  そんな俳句の見立てが主題のミステリーで一般に知られている作品に横溝正史の『獄門島』があります。 2. 「書体」→「字体」などの一部を改め「レポートの」→重複を省く一方ワープロで作成した事情を加味して書き直してみました。 「ワープロで作成したこのレポートは、字体の設定が小さ過ぎたせいで、とても内容が読みづらくなってしまいました」。  このレポートの様式について、文章を主体のものであると見做せば原則は「読む」でしょうし、絵や写真またイラストや地図などが主で文章はそのキャプション程度であれば「見る」で良いでしょう。   一瞥しての印象や概容からすれば「見にくい」が、文章のようにじっと読む意識が前提の場合は「読みづらい」が一般的でしょうが、中でもとりわけ、読むのが物理的に困難な場合は主に「読みづらい」で、心理的な場合でも自分に困難が迫ってくる感じでは「読み辛(つら)い」や「読み難(にく)い」が、その自分に迫ってくる事態に抵抗したり反発したり、また疎(うと)ましく反応する心的状態であれば「読み悪(にく)い」「読み憎(にく)い」と分けて考えることもできるかも知れません。

awayuki_ch
質問者

お礼

gekkamukaさん いつもお世話になっております。 早速のご返事ありがとうございました。 大変いい勉強になりました。 ~しにくい、~しづらいの説明も理解できました。 助かりました。

その他の回答 (5)

回答No.6

基本的にはどれも正しいです。しかし、字は見るものではないので「見にくい」は避けたほうがいいでしょう。 文章は必ず受け取る人がいるのですから、ていねいに言ったほうがよいですね。 「読めない」と言うよりは 「読めません」「読めませんでした」「読みにくかったです」のようにマス形で言いましょう。 その意味では過去形の方が言いやすいですね。 最後に日本人は婉曲表現を好みます。 「読みにくい」「読みづらい」をおすすめします。

awayuki_ch
質問者

お礼

millennium-manさん いつもお世話になっております。 貴重なアドバイスをいただき本当にありがとうございました。 書く時に気をつけます。

  • guramezo
  • ベストアンサー率48% (370/759)
回答No.4

こんにちは。いつも一生懸命勉強なさっていますね。 では、今回のご質問について、お答えします。 1・「見立てる」という言葉の意味は、「例える=たとえる」という意味ですので、「山が見える場所」とは全く違う意味になります。 使い方の例文を挙げてみますと、 「(そこに置いてある)布団を、山に見立てると、(横に置いてある)電気スタンドは、太陽だね」 ということになりますね。 これから考えると、「山に見たてた場所」という表現は、文法的には間違いではないし、意味も「山に例えた場所」ということで、分らないことはないのですが、ちょっと不自然に感じます。 それは、「見立てる」は「例える」ことを意味しますので、「場所」といった抽象的な言葉でなく、具体的な「例える対象のもの」に係るのが自然だと思います。 更に、「見立てる」には、「例える」と言う意味に加えて、「仮定する」というニュアンスも含まれていますので、その「仮定」に対する「結論」を付けて言いまわす方が自然です。今回の私の例文で言いますと、「電気スタンドは太陽」が、これに当ります。 2.については、候補として挙げられた4つの表現は、すべて間違いではありません。 ただ、「読めない」と全面否定するより、「・・・にくい」「・・・づらい」とした方が、日本語らしいですね。 曖昧(あいまい)に否定するのが、日本の文化ですから。 又、「見にくい」が「醜い」に誤解されることは、心配しなくてもいいと思います。発音が同じでも、文章の内容から、すぐに区別できます。 勉強、頑張ってください。

awayuki_ch
質問者

お礼

guramezoさん いつもお世話になっております。 早速のご返事ありがとうございました。 大変いい勉強になりました。 応援してくださって、心より感謝致します。 頑張りますp(^0^)q

回答No.3

補足です。 他の方がおっしゃる通り、この場合の「山に見たてた」というのは 「山と見なした、山と仮定した」という意味になりますが 「見たてる」という言葉には「見くらべて選ぶ」という意味もありますのでご注意を。 「自分で見たてた服」「友達に見たててもらったカバン」 なんて文章だと、こちらの「見くらべて選んだ」という意味になります。

awayuki_ch
質問者

お礼

chairwarmerさん 早速のご返事ありがとうございました。 大変いい勉強になりました。 >「見たてる」という言葉には「見くらべて選ぶ」という意味もありますのでご注意を。 こんな意味もありますね。 気をつけます。 補足意見本当にありがとうございました。

noname#8241
noname#8241
回答No.2

>こんにちは awayuki_ch さん。 >「山に見たてた場所」は「山が見える場所」と同じ意味なのでしょうか。「見たてた」は何でしょうか。 「見たてた」とは 仮定するという意味合いですね。 山のように動かなく大きなモノを仮定した表現にすると「山に見たてた場所」という文章になったりします。 >「書体の設定が小さすぎたので、【 】」 これは文章の前後に関ってくるのではないでしょうか(^^;? ワタシだったら「読み難い」にしますが。。 ご参考までに。。((_ _ )

awayuki_ch
質問者

お礼

DryIceさん 早速のご返事ありがとうございました。 大変いい勉強になりました。

回答No.1

こんにちは☆ 1.「山に見立てた場所」と「山が見える場所」は意味が全然違います。 「見立てる」というのは、「仮定する」ということです。 例えば、公園のすべり台を山だと仮定して演技をする、などという時は、そのすべり台が「山に見立てた場所」になるんです。 (分かりにくいですね^^;) 「山が見える場所」とは、そのまんまですが、山を見ることができる場所です。 2.「書体の設定が小さすぎたので、【 】。」の【 】に入れる言葉は、「読めない」、「見にくい」、「読みにくい」、「読みづらい」のどれでもいけると思いますが、「読みにくい(読みづらい)」または過去形で「読みにくかった(読みづらかった)」がいいんじゃないでしょうか☆ 個人的には、「書体の設定が小さすぎたので」の後に「、」は入れなくてもいいんじゃないかなぁと思います☆ 分かりにくい説明でごめんなさい…。

awayuki_ch
質問者

お礼

RIN-RIN-RINさん 早速のご返事ありがとうございました。 「見立てる」というのは、「仮定する」ということですね。 納得しました。 「山が見える場所」とぜんぜん違います^^ 大変いい勉強になりました。 説明はとても理解しやすいと思います☆

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