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自火報の区分鳴動について
- 自火報設備の地区音響の区分鳴動についてわかる方アドバイス願います。
- 放送連動は出火階+直上階の連動が基本ですが、1フロアの面積が1万平米あり5棟が合体した形になっているので1フロアを更に何区画かの分けたい。その場合出火階の隣接する区画および直上階の同一区画を鳴動区分とする。
- ELV・階段の火災による連動放送は行わない。
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初めまして、私は熊本で、防災設備の工事を行っているものです。まず、 (1)については1フロアを何区画かに分けて出火階とその隣接する区画と直上階の同一区画を連動階の鳴動区域にするということだと思います。 _________ | _____ | | | || | | || SP3 SP4 || 2階 || _____________________________________ || _______ || | ____ ||| | | |||| | | |||| SP1 SP2 |||| 1階 防災AMP---自火報受信機 _____________________________________ 上手の場合火報の感知器又は発信機が発報した時、SP1側の警戒番号側が に受信機で表示された場合、出火階と連動階は以下の通りです。 出火階・・・SP1 連動階・・・SP2,SP3,SP4 ただそちらの話ですと棟が合体しているとの事ですが、個々の区域が一 つにつながっているか、まったくの別の建物かによって上記の条件が変 わってきます。 この際に気を付けなければいけない事は、 (1)放送の系統区域1つと火報の警戒区域を同じにする。 (2)複数の警戒区域を1つ(複数でもありえる)の放送の系統区域で束 ねる場合は、警戒区域をすべて、カバーする(1つの警戒区域に複 数の系統区域から割り込まない)。 恐らく上記の話だと1フロア1万平米を5棟に単純に割ったとしても1 区域2千平米ですから、4警戒は警戒区域が必要となるのでそれを1つ の放送ブロックに束ねる形になるのでないかと思います。 (2)については、各自治体の消防署でどう規定しているかは私にも良くわか りませんが、熊本市の消防署では、立て区画の出火階と連動階の扱いに ついては、出火した区画のみ放送を鳴らします。但し非常放送の音声警 報メッセージをどのようにするかで変わってきます。つまり複数のEV や階段がある場合に音声警報を個別に(西側階段、東側階段、北側EV 南側EV等)分ける場合です。ただ単に階段、EVの音声で鳴らすので あれば、複数の階段やEVを一緒に出火階として鳴らします。 また、立て区画1系統で鳴らしたとしてもしても、出火解+直上階鳴動 の場合以下の推移で最終的には一斉鳴動になります。 感知器発報時 発報放送(出火階+直上階) ↓ 火災断定移行時間 を越えた。 火災断定放送(出火階+直上階) 発信機押下時 ↓ 一斉移行時間を越 火災断定放送(一斉放送) えた 以上、思いついたことを書いてみたのですが、何しろ地域によって異な る場合がありますのでまずは、所轄の消防署の予防課に聞いてみたほう がいいと思います。