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kind of のofについて

熟語を構成する個々の単語について疑問があります。 He seemed kind of shocked. 上記の英文について。kind ofはもちろん全体で副詞的な働きをする熟語なのですが、ofの前置詞的な特性(前置詞の後には名詞相当語句がくる)が消えています。このように、熟語を構成する個々の単語の文法的な特性が無くなってしまうのはよくあることなのでしょうか?

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noname#18201
noname#18201
回答No.1

Yahoo!知恵袋に参考になるスレがありましたので、そのまま転載します。関係者の方、ごめんなさい。 よくあるのではないでしょうか(特に口語を源として)。 よく知られている例では「副詞的目的格」と呼ばれるものがあります(名称はややこしいですが御馴染の例です)。 every や all などが付いた名詞句が、副詞の役割をする例です。every morning; evry night; all the way; all the time; ...等々。 そもそも単語は単独で働くことは少なく、まず小さなグループを組んで句として行動するようになります。すると、よく使われる句の中には、句そのものが一つの単語のように振舞い始めるものが現れます(そのままくっついて一単語になってしまうこともよくあります:everyone; everyday; gentleman; landlady; greenhouse; oversee; ...等々)。すると、個々の構成要素の品詞は忘れられて、句全体として様々な品詞の役割をこなすようになってきます。 a kind of は、本来「一種の」という「名詞+前置詞」の句ですが(ex. I saw many kinds of flowers./Lily, a kind of flower.)、次第に kind of の部分が形容詞的な感覚で頻用されるようになり(ex.He is a kind of poet./She is a kind of perverse entertainer.)、やがて kind of で (of の性質だけでなく、kind の前の a も多くは消えていることに注意) 副詞的に使われるようになったものと思われます。

その他の回答 (1)

  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.2

これこそ文法よりもまず言葉ありき、のいい例ではないでしょうか。それほど数が多いわけではありませんが、起こります。 熟語ではありませんが、like を接続詞として使うのは一つの例です。 初めは俗語として始まったものでも、使う人が多くなり違和感が少なくなると、たとえ文法違反でも認めるしかなくなります。 日本語でも「とても」をveryの意味で使うのは本来間違いでした。また、「みたい」を形容詞のように活用させることも少しずつ行われています(~みたく、のような使い方)がこれはまだ時間がかかりそうです。 まず文法、という考えで人は話すものではないのでこのようなことはどこの言語でも起こることです。

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