kind of と kinds of について
質問がうまくまとまりませんでした。長文です。
質問1 客がレストランの店員に店にある炭酸飲料の種類について聞く時、
(a) What kind of soft drinks do you have?
(b) What kinds of soft drinks do you have?
(c) What kind of soft drink do you have?
(d) What kinds of soft drink do you have?
のどれが妥当でしょうか。
質問2
複数種類あることが想定されるとき、
上記(a)と(c)のように、kindを複数形にするのではなく、
そのあとの名詞(soft drink)を複数形にするのでしょうか。
質問3
these kinds of envelope という言い方ですが、
封筒が複数あってその種類が一種類しかなくても
封筒が複数あってその種類が複数種類あっても
この言い方になりますか?
上記の質問の意図を説明します。
まず、質問1(a)の文を見かけました。
「(自分が)ここらへんいい加減に使っているな~」と思ったので、
確認するため手許にある本を見てみました。
本は、LONGMAN Dictionary of Common Errors という本です。
kind of の部分を引用します。
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kind of 1
誤 There are many kind of job for people with qualifications.
正 There are many kinds of job for people with qualifications.
正 I enjoy all kind of sport.
正 I enjoy all kinds of sport.
Kind, sort and type are countable nouns. After many, all, these and
other plural meanings, use kinds/sorts/types(WITH-s):
'These kinds of fruit do not grow in cold climates.'
kind of 2
誤 Imprisonment is not a good way of reducing this kind of crimes.
正 Imprisonment is not a good way of reducing this kind of crime.
正 Imprisonment is not a good way of reducing these kinds of crime/s.
kind/sort/type of + singular form: 'this kind of envelope'
kinds/sorts/types of + singular or plural form: 'these kinds of envelope/s'
Note that after kinds/sorts/types of a plural form can sometimes sound
awkward and careful users generally prefer a singular form.
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直接関係があるのは、「kind of 2」の説明の部分かと思いますが、
kind of 単数 と kinds of 単数 がOK、
kinds of 複数 は、まあ可(can sometimes sound awkward)、
kind of 複数は不可となっているかと思います。
ということで、、、先の文、
(a) What kind of soft drinks do you have?
はこの本によれば不可で、おかしいということになります。
???
さらに上記LONGMAN本の説明での、this kind of envelope、
these kinds of envelope/s 自体にも引っかかります。
複数の封筒があって、単一種類のときも
this kind of envelopes とは言わないのでしょうか。
言わないとすると、どのように表しますか?
these kinds of envelope でそのような意味になるのでしょうか。
もともと、ですよ。
1.封筒がひとつ、種類がひとつ
2.封筒が複数、種類がひとつ
3.封筒が複数、種類が複数
と3つのパターンがあり、
一方、LONGMANの本で推奨されているのが、
kind of 単数 と kinds of 単数 の2つだけなので、
どうしても3つをきれいに使い分けられないと思うのです。
LONGMANの本に従うと、3つの使い分けが
どのようになるのか知りたいです。
辞書を引いてみますと、
http://ejje.weblio.jp/content/kind では、
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What kind(s) of trees are these? これ(ら)は何という種類の木ですか
《★【用法】 話し手が同一種類の木と考える時は kind を,
2 種類以上と考える時は kinds を用いる》
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と書いてあったりします。
目の前に複数の木々があるからtreesと複数形になり、
その種類が同じだと思えばkind、複数種類あると思えばkinds ということで
これでよいなら理解はしやすいのですが、LONGMANの本推奨の
書き方ではありません。
本ではkind of trees のパターン(kind of 複数)を認めず、
さらに、kinds of trees も避けたい表現としていますから。
辞書や文法書によって見解がバラバラなのでしょうか???
OALDを見てみますと、
http://oald8.oxfordlearnersdictionaries.com/dictionary/kind
のUsage noteに説明があります。
一部だけ引用します(字数不足のため)。
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Kind/sort of is followed by a singular or uncountable noun
<原則1とします>
◇ This kind of question often appears in the exam.
◇ That sort of behaviour is not acceptable.
Kinds/sorts of is followed by a plural or uncountable noun
<原則2とします>
◇ These kinds of questions often appear in the exam.
◇ These sorts of behaviour are not acceptable.
Other variations are possible but less common
<その他とします>
◇ These kinds of question often appear in the exam.
Note also that these examples are possible, especially in spoken English
<spoken とします>
◇ What kind/kinds of cameras do you sell?
◇ There were three kinds of cakes/cake on the plate.
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原則1・2については、LONGMANと似ていますが、
These kinds of questions の様な場合、
questions と、複数形を推奨、
単数形は その他 に入れて、less common としています。
さらに、その下の spoken なんですが。
ここで初めて、
the same kind of problems
What kind of cameras
と言った、kind of +複数形が出てきます。
私には、原則1、2はあるけれど、これらも
especially in spoken English では possible だと
書いてあるように読めます。
私の質問1を見ると、(b)や(c)が原則、(d)がその他、
(a)がspokenだから可能 ということで全てOK!?
質問2について。
http://okwave.jp/qa/q4036985.html に
What kind of sports do you like? の質問があり、
ベストアンサーでは、複数の答えが予想されるとき、
(kindではなく)後ろの名詞を複数形にするとしています。
これは本当なのでしょうか???
詳しい方いらっしゃいましたらご回答ください。
お礼
いつもご回答有難うございます。NHKラジオ講座も四月より装いも新たになりました。楽しく続行できるのも皆様のお陰です。今回もよく判りました。sad,gladは形容詞ですね。とても勉強になります。また熟語が副詞として使われることも知りました。本当に有難うございました。今後ともよろしくお願い致します。 まずは御礼まで。