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変換について
(x0,x1,x2,x3)のような4元ベクトルにおいて、 作用積分 ∫Ldt L=-mc{(dx0/dt)^2-Σ(dxi/dt)^2}^1/2 として、 変換t→t'= f(t) を考える場合、dx/dt→dx/dt'としてもいいのでしょうか?それとも、xはtの関数なので、dx/dt→dx'/dt'としなければならないのでしょうか? よろしくお願いします。
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作用積分 ∫Ldt はミンコフスキー空間で世界線の長さという幾何学的な意味を持った量です。幾何学的な量は変数変換で変わりません。t'= f(t)をtについて解いたものを t = g(t') としたときx'というのがx'(t') = x(g(t'))の意味であるとすれば、x(t)に対応する軌道はx'(t')なので x'(t')の方を使わなければなりません。積分変数をtからt'に変換すると dx/dt = (dx(g(t'))/dt')(dt'/dt) なので ∫Ldt =-mc∫√{(dx'0/dt')^2-Σ(dx'i/dt')^2}(dt'/dt)(dt/dt')dt' =-mc∫√{(dx'0/dt')^2-Σ(dx'i/dt')^2}dt' なのでラグランジアンは不変ではないにも拘わらず、作用、したがって運動方程式の形も不変です。
お礼
ありがとうございます。参考にしてよく考えてみます!!