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pBR322DNA量の算定
MIYDの回答
Sau3AIを使って"分離"することは出来ないというのが模範解答だと思います。 "完全"に"分解"は出来ないというのが次の模範解答だと思います。 http://cse.fra.affrc.go.jp/ksaitoh/difficult.html 制限酵素のユニットの意味は分かっていると思います。 まずは、Sau3AIのunitsはλDNAで調べられていますので、 http://www.neb.com/nebecomm/products/productR0169.asp λDNAのサイズと、1unitのSau3AIが1時間で切断できるλDNA中のサイト数を調べます。 次にpBR322中のSau3AI認識サイトとサイズを調べます どこかにデータがあれば、線状のDNAと環状のDNAのSau3AIでの切れ具合の違いを計算に入れます。 (なければ省略してもいいと思います) 反応条件が指定されているのならば、バッファーによる活性の違いなども計算に入れます。 Sau3AIはdam methylationの影響を受けないので、これは気にしなくてかまいません。 両者のサイズと制限酵素認識部位の数の比率から、 10unitsのSau3AIが一時間で切断できるpBR322のug数を計算します。 さらに、Sau3AIは16時間反応させることにより、2倍のDNAを切断することが出来るので、 http://www.neb.com/nebecomm/products/productR0169.asp これを2倍します。 (これは、1時間で反応させる場合にはしません) それから、完全に切断するためには10~20倍の酵素が必要といわれているので、 切断できるDNA量を1/10~1/20にします。 これが「10ユニットの制限酵素Sau3AIで完全に分解できるpBR322DNA量を算定」する方法です。
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