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移転価格の説明

会社で部署の移動になり、まったく会計、税務について何の知識もない国際税部に異動になりました。ここでは移転価格についての仕事なのですが、移転価格の説明がいまいちわかりません。初心者でもわかりやすい説明をお願いします!

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回答No.1

まず対象取引先としては、国外の関連者(子会社等)となります。 ここに対しての販売価格(移転価格)が不正に安い(または高い)場合、 利益がどちらか一方に移転してしまい、 国際的な課税の不平等が生じてしまうこととなります。 このような場合、 それが外部の独立した第三者との間の取引だったらいくらで売ったのか、 という価格(独立企業間価格)を当てはめて 課税所得を再計算し実際の課税額との差額を納税させられることになります。 わかりやすくするため極端な例ですが、 本来100円で売って40円の利益が出ているものを、 ある海外子会社に60円で売って利益ゼロ。 その子会社は他社に100円相当で販売し40円相当の利益を出す。 となると…、 国内で出るはずの40円の利益はその国に移ってしまいます。 そこで、 海外子会社には100円で売ったこととして税金を計算し追加納税してね、 ということになるんだ思います。 (この例ですと二重課税状態となりますが) 現実的にはとても難しい問題です。 適正な価格って!? わかりませんよね。(^_^;) そうなんです、ここがポイントとなってしまうんです。 当局とはその判定で見解が分かれてしまいます。 調べたところによれば、 「移転価格税制の適用に際しては、租税回避の意図があったか否かは考慮されないとされている。」 らしいです。(>_<)

eripe
質問者

お礼

わかりやすい例も提示して説明していただきありがとうございます☆本当に難しい問題なんですよね・・・。ありがとうございました!

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