それでも雪印買いますか？

質問

ご存じのように雪印食品の補助金の詐欺が発覚しました。

みなさんは、雪印グループの牛乳や食品をそれでも買いますか？

回答No.22

littlekiss

買います。

新聞、雑誌、ＴＶ、ラジオ...が、一斉に報道した。その後、もれ聞こえてくる声。えっ！？まさかと、驚く人。うぅぅ...ゆるさんと、怒る人。あぁぁ...ため息、落胆する人。日を追うごとに、報道はエスカレ―とする。これでもか、これでもかと雪印バッシングのネタは尽きない。それに応えるかのようにマイクを向けられた人は、口々に「雪印なんかつぶれればいい」「雪印の商品は今後一切買いません」「雪印はなんてひどい会社だ」「人間のすることじゃない」雪印バッシングを唱える。この一連の騒動をみてて、なんか「ちがうぞ！」と、テロ騒動のときにも感じた「なんかちがうぞ！」。何かがおかしい。何かが違う。何かが....。マイクを向けられた人が口々に語る雪印バッシングに恐怖をかんじた。「人間のすることじゃない」といいながらそう語る人は一方で、雪印に直接手を下していないにしても間接的には殺している。何かがおかしい。。何かが違う。何かが...。

甘い餌に蟻が群がるように....蟻の行進は続く....（それは躍らされた聴衆。）本当にそれは甘い餌なのだろうか？まやかしの甘い餌、夢から覚めれば、口に含んだものが苦い毒のキノコだったことに驚くかもしれない。自らの発した言葉の恐ろしさに...。人はみな、恐ろしく醜い部分を内に秘めている。甘い餌をまえにするとこころの箍が外れる。日常の鬱積した思いがここぞとばかりに溢れ出す。

ＳＴＯＰ！
目の前に起きた出来事だけに囚われて言葉を安易に発すること恐いよ。よく考えてみて、なぜ？事が明るみに出るまでだれも何も言わなかったの？「知らなかったから？」本当にそうなのかな？「ＮＯ！」と言えない事情があったんじゃないかな？わが身に置き換えてみて、会社の命令、上司の命令に「ＮＯ！」と言えば職を奪われ切り捨てられてしまう。背負う家族を考えると職を失うことは、わが身を家族を即座に生活苦に至らしめる。おかしいよね、不正を正そうとする者が、首を切られ職を失う。それが恐くて「ＮＯ！」と言えなくさせているこの社会。街頭でマイクを向けられて雪印をバッシングしていた人たちが、今回のような騒動の渦中の社員もしくはその家族の一人になったとしたら、そのうち何人が同じ状況下において「ＮＯ！」と言えるのだろうか？この事件もそうだが、雪印がどうのこうの視点をそこ一点に注ぎ込むのはどうかと思う。この出来事を契機に起こるはずのないと予想もしていない出来事が何時なんどき起こるやも知れない、そのときあなたはどうするか、そして「ＮＯ！」と言えるかが試されているのではないでしょうか？

こと、雪印の会社に働く社員の人たちにも大切な家族があります。honmamonさんやわたし同様にそして世の中の多くの人と同様に大切な家族があります。除外していい人なんかいないはずです。安易なものの見方で報道に躍らされてはいけないと思います。仮に会社をひとつ潰したとしても何も変わらないと思います。その根源的なものを改善しない限り似たようなことは、そこかしこで起きているんじゃないでしょうか。氷山の一角です。根源的なもの個人個人の意識です。不正悪しというならば、自分自身を偽りなく生きること。「ＮＯ！」ということを言える社会に一歩でも近ずければと思います。