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僻地医療・産婦人科・小児科の将来
inogeの回答
- inoge
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わたしが申し上げるところの「お金の問題」というのは医師の給料の額面に限定するものではありません。 それ以外に、病院当たりの医師の数(=当直の回数に関連)、医師の労働時間、病院の収益、賠償保険や訴訟費用の問題も突き詰めるとお金の問題に帰着できます。 医療における刑事責任の問題、これだけは金銭に換算できない部分があり最近は無視できないものがありますが、大部分はそれ以外の点に絡んでいると思っています。 訴訟の増えた原因について東北大法医学教授赤石英先生の記述は以下の通り(臨床医のための法医学:南江堂刊):抜粋 1 権利意識の向上 2 医師と患者の人間関係の疎遠 3 医学知識の普及 (医学知識が一般人に普及して来ていることは結構であるが、家庭医学書などは極めて公式的であり、千変万化の個々の例にそのまま適用できるわけではない。たとえば、難産のための周産期死亡に対し、早期に帝王切開すれば助かった筈だと主張して診療過誤の訴訟を起こした例がある) 4 患者増加による診療の機械化 5 安全性の不十分な医薬品 6 薬剤の乱用 7 弁護士や報道関係者の関心 (患者側から医事紛争を持ち込まれた弁護士が医師の立場を好意的に弁護することは、先ず例外と考えてよい。医師会顧問弁護士が、在任のまま、患者側に立って訴訟を起こした例さえある。報道関係者も同様である。たとえば、東北地方には、「病める医療」と題し、医師を非難する記事を52日間にわたって連載した新聞がある。非難される材料の多いことも驚きであるが、記者の執念恐るべしといえよう) 8 医師・看護婦の態度の問題 9 法律・規制・通達に対する医師の無関心 10 同僚医師の非好意的発言 (なお、アメリカ医師会が医師の義務のひとつとしている「告発の義務」は「医師は、同僚医師の無能力や堕落した態度、或いは、非誠実もしくは非倫理的な態度については、恐れることなく、また、庇護することなく、告発しなければならない」ということであり、他医師の技術的ミスを告発せよということではない。いずれにせよ、年齢や出身学校を問わず、お互いに好意的に忠告し合うようになるならば、医療そのもののレベルが向上し、医事紛争も減少しよう) 11 医師・医学生・看護婦・看学生の勉強不足 ↑なんとこの本 昭和42年初版発行ですが、驚くほど現在の医療の状況に当てはまります。
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