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贋作作品について

世界で話題になった贋作について知りたいのですが、なかなか資料がみつからなくて困っています。贋作、真作を対比して考えたいので、出来れば両方の所蔵場所なども知りたいのですが。少しでもおもいあたるようなことがあれば教えてください 。

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noname#59458
noname#59458
回答No.2

こんにちわ。 私も贋作についてすごく興味をもった時期を持ち、 手当たり次第に贋作に関する本を読み漁った時期がありました。 その時私が読んだ中でずばぬけて面白かった本は以下の通りです。 贋作への情熱―ルグロ事件の真相 レアル ルサール (著), その他 単行本 (1994/10/01) 中央公論社 ¥2,330 画商のルグロが大量の贋作を売りさばき、多くの人が騙された事件の暴露本です。 ルグロの使った贋作者ルサールの作品はあまりにも出来がよく、 画家本人さえも彼自身が描いたものだとお墨付きを与えたものさえあったのです。 日本の国立西洋美術館も贋作をつかまされたことで有名です。 ルサールは、模写というより、各画家の作風やタッチをもとにまったく新しい絵を 創り出すという手法を用い、その上、何人もの画家の贋作を描き分けることが 出来た、というのがなんとも面白いところです。 彼がどうやって事件に巻き込まれ、画商ルグロがどのようにして人々(それも 玄人の美術関係者たちを)を騙していったか、というあたりが まるで物語のようで、ぐんぐん引き込まれてしまう本でした。 永仁の壷―偽作の顛末 講談社文庫 松井 覚進 (著) 文庫 (1995/02/01) 講談社 ¥640 これもそんじょそこらの物語より面白い本でした。 古瀬戸の出土品とされ重要文化財の指定までうけていた壺が 実は陶芸家の加藤唐九郎の手になるものだということが発覚した 戦後最大の美術スキャンダル事件の顛末を丁寧に描いた本です。 真贋とはなにか、ということも考えさせられると思います。 真贋ものがたり  岩波新書 三杉隆敏(著)(1996/06/20) 岩波 ¥650 贋作づくりのテクニックや売り込み方、古今東西の 真贋論争に触れていて、いろいろな方面から贋作について 考えることができる本です。 以上三冊とも取り寄せだったり、絶版だったりするようですが 図書館などで見つけることが出来ると思います。 真作と贋作の収蔵場所との事ですが、なかなか贋作の方は 表に出てくることが少ないようです。やはりある種のタブーな ものなので。時には「贋作展」のような形で展覧会が開かれる こともあったように思いますが…。真作の方は、上記のような 贋作に関する本に収蔵場所がでています。 ご参考まで。

runaru
質問者

お礼

どうもありがとうございました。参考にさせていただきます。贋作って、いろいろないみで面白いですよね。そして、贋作が存在することで真作の意味をかんがえさせられますよね。

その他の回答 (2)

  • ereignis
  • ベストアンサー率57% (11/19)
回答No.3

『警視庁物語シリーズ』24作品の脚本を執筆し、かつて「警視庁刑事部鑑識課法医学室」に勤務した経験を持つシナリオライターでありながら、美術への興味から、贋作事件について、また版画関係の資料的著書も執筆する長谷川公之氏に『贋作汚れた美の記録』という著書があります。もともとは雑誌「月刊美術」に連載したもので、参考になると思います。

参考URL:
http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=jb&id=30649473
runaru
質問者

お礼

どうもありがとうございました。参考にさせていただきます。

  • baian
  • ベストアンサー率39% (276/696)
回答No.1

有名な贋作事件として、ファン・メーヘレンのフェルメールがあります。 下記はそれが取り上げられたTVのサイトです。 彼の描いたフェルメールが本物とされている疑惑もまだあるということで、 彼の作品がどこかで見られるのかは、ちょっと判りませんが、 この事件は取り上げられた文献も多いので、ヒントになれば。

参考URL:
http://www.fujitv.co.jp/jp/unb/contents/p89_2.html
runaru
質問者

お礼

どうもありがとうございました。参考にさせていただきます。

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