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正しい日本語の定義

noname#19923の回答

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noname#19923
noname#19923
回答No.6

>言語学・国語学・国文学等と言われる学会の中や、その他の分野において「正しい日本語」というものが、存在するとされているのでしょうか されていません。 学者とは事実を観察し、現実を記述し、それを簡潔かつ美しく説明する理論を打ち立てることを目的とします。「正しい」とか「間違っている」という「主観的な判断」を下した瞬間に学者ではなく、教師となります。 学者はその知識を利用して、この用法は伝統的なものではない、とか、この単語のこの意味は新しい、とか言うだけです。 ら抜き言葉やレタス言葉などを見て眉をひそめるのは学者ではなく、まともな学者であれば、おもしろがって、なぜこういう言い方ができたのだろう、と考えるものです。 私ってコーヒー好きじゃないですか、と言われて「お前のことなんか知らん」と怒るよりも、なぜ、こういう言い方をするのか、どういうときに使うのかを調べた方が面白い、と考えるわけです。 #実際に調べてみるとこの「~じゃないですか」は、相手に答える間を与えずにすぐ、自分の言いたいことを続けることから、これから話す内容の前置きに使われ、聞き手に質問しているわけではないことが分かりました。 もちろん、学者も文法的・非文法的という言葉を使うことがあります。しかし、これは一般の使い方とは違います。 たとえば敬語について、尊敬すべき人の「所有物」のうち、体の部分は尊敬できるのに、人に譲れるようなものは尊敬できないのはなぜか、ということを考えます。 ○先生の髪もすっかり白くなられて。 ×先生のお宅も地震でおつぶれになって。 ?先生の眼鏡はすてきでいらっしゃる。 伝統的でない意味・用法を許容するかどうかは、学者が決めることではなく、我々一般人の自由なのです。

haruniha
質問者

お礼

まさに私の知りたかった質問の意図に、ズバリ的を射たお答えでした。 私はこれが知りたかったんです。 質問に端的に、かつ明快にお答えをくださるとは・・・ただものではありませんね(^^) ご回答の内容も、私のような国語学の素人には、まさに目からウロコが落ちるような内容で、かつ非常に興味深い内容でした。 今回質問を出して良かったと思うことができます。 本当にありがとうございました

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