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基礎のクラック
築2年目の木造住宅2階建です。 一週間ほど前に築2年目の点検があり、その際に基礎にひびがあることが分かりました。 メンテナンス会社(HMのグループ会社)の担当の方が私の家を建てた下請け工務店の方に連絡をとり 改めて翌々日ぐらいに再度の確認が行われました。 妻が対応し、その際にはコンクリートの収縮によるクラックで軽微なものなので構造上は問題がないとの事でした。 ひび割れは全部で5~6箇所ぐらいあります。 問題ないとの事だったのですが、気になったので昨日床下にもぐりました。 外にひび割れがあった5箇所のうち3箇所で内側でも同様のひびが確認できました。 その内の一箇所でクラックの途中から白っぽい筋が下へ向いてあり、底面で白く円形になっていました。 よくよく考えてみたのですが、もしかするとその筋とは雨水が流れた後なのではないかと疑っています。 家の外で確認できたクラックは、内側まで到達していると思います。 クラックスケールを持っていないので(近くのホームセンターに行きましたが売ってませんでした(T-T))、 ひび割れの大きさが正確には分かりませんが、0.3mmは超えていると思います。 過去の質問の中で、0.3mm以上のクラックで内外まで貫通しているものは放置できないとの回答を読みました。 今朝、メンテナンスの担当の方に連絡を入れましたが、構造上は問題ないと言うので、もう一度見に来いと言いました。 今週末辺りに再度担当の方が来ることになると思います。 そこで質問なのですが、補修をすると言う方向に話が進むと思われるのですが(もしかすると、大丈夫の一点張りでくるかもしれません)、 補修方法など具体的な対応はどのようにすれば良いでしょうか。 素人相手だからと補修まで適当にされて誤魔化されてしまうのは非常に困ります。 長文ですみませんが、回答よろしくお願いします。
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#3です。補足です。 >クラックスケールをどこかで入手して計りたいと思います。 買ってまで使用するほどの製品ではないと思いますが、クラックスケールはネットで検索すると出てきますし、過去問によると東急ハンズで売っているようです。価格は2000円程度だと思いました。http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=992865 >補修方法なのですが、注入工法と充填工法の境目となる目安のようなものはあるでしょうか? 境目は特にないですが、注入工法は5mm以下、充填工法は0.1mm以上のものとなっています。 注入工法には3種類の方法があり、手動式(0.2-5.0mm)、機械式(0.2-5.0mm),自動式(1.5mm以下)です。 手動式は人力で行うため作業者の技能が影響します。 機械式は特殊な機械が必要ですので、大がかりとなります。 自動式はバネやゴムなどを用いた専用器具を用いて行う施工管理がしやすい方法ですので、幅からいうとこれで対応できる範囲のような気がします 注)実際の判断は実物を見て、ひび割れ深さなどを考慮して判断する必要があります。 >それと、充填工法だと基礎の内側、外側の両方をカットして埋め戻すことになるのでしょうか? 両側に発生している場合は、そうなると思います。 充填工法は元のコンクリートを破壊することにもなり技術的にも複雑になりますので、注入工法ですめばそれの方がよいと思います。 >基礎の内側だと床下になるので、かなり難しい作業のようになるとおもわれるのですが…。工務店の技術力が心配です…。 品確法の適用に対しては、損害賠償請求と修理請求が選択できます。 つまり瑕疵担保責任のある人に対して、修理を要求することもできますし、修理にかかった損害を請求することもできます。 施工業者の技術が心配なら、コンクリート補修の専門業者に見積もりを取って、責任者と相談してみてはいかがでしょうか? それと、原因は乾燥収縮によるものと思いますが、他の原因によるものですと(例えば地盤沈下など)、今後もひび割れが進行しますので、原因について詳しく説明してもらった方がよいことと、自分自身で定期的にチェックを行った方がよいことを付け加えておきます。
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>ひび割れの大きさが正確には分かりませんが、0.3mmは超えていると思います。 過去の質問の中で、0.3mm以上のクラックで内外まで貫通しているものは放置できないとの回答を読みました。 クラックスケールが手に入らないのでしたら、シャープペンの芯を目安にするとよいでしょう。0.3mmのものが売っていますし、一般的な0.5mmでしたら、太さの半分以上がどうかで判断できます。 私自身何回かクラックの幅について書いたことがあるのですが、これはコンクリート工学協会などが出している書物に書いてある値なので信頼できる値だと思います。 >一箇所でクラックの途中から白っぽい筋が下へ向いてあり、底面で白く円形になっていました。 白いものははエフロレッセンス(白華)だと思います。 これはコンクリート成分が水とともに流れ出したもので、これ自体には外はないといわれていますが、コンクリート欠陥部分によく発生するので、欠陥の目安となるものです。 >その際にはコンクリートの収縮によるクラックで軽微なものなので構造上は問題がないとの事でした。 コンクリートはたしかに乾燥収縮によりクラックが発生します。だから構造的な問題によるひび割れの発生ではないと考えてもよいと思いますが、乾燥収縮は不可避の現象なので、いかに幅を小さくするかの努力が施工者は必要な事項です。 >構造上は問題ないと言うので、もう一度見に来いと言いました。 今週末辺りに再度担当の方が来ることになると思います。 コンクリート構造物の現在の耐力として、あまり問題ないと考えてもよい(今現在地震が来たら崩れる様なほどの欠陥ではない)と思いますが、既にエフロレッセンスの発生という水の浸入が起きる程度のひび割れ幅です。水の浸入があるとコンクリートのアルカリ性で保護されているコンクリート中の鉄筋が錆びやすくなり、また鉄筋は錆びると体積膨張を起こしますので、周りのコンクリートを破壊します。 これはすぐに発生するというものではないですが、長期的に見ておこる可能性が十分考えられるものですので、補修することが望ましいと思います(補修は初期に行うほど効果があり費用も少なくて済む)。 新築2年の物件でしたら、「住宅の品質確保の促進などに関する法律(通称品確法)」で、構造上重要な部位に関する隠れた瑕疵については、10年間瑕疵担保責任が売買契約においては売り主、請負契約においては施工会社にあることが定められていますので、ひび割れの補修を請求してよい事項と思います。 補修方法も、単に埋めるだけではなく、状況によっては一部コンクリートをカットして埋め戻す方法の方がよい状況になっているかもしれません(補修方法については何度回答しているので過去の回答をご覧下さい)。
お礼
非常に詳しい回答ありがとうございます。参考URLも拝見させていただきました。 シャープペンシルの芯を利用して、家の外のクラックの幅を確認しましたが、 大きいところで0.3mm~0.4mm強と言ったところでしょうか。 0.5mmには届いてない感じでした。 基礎の内側の方のクラックはまだ計ってないので分かりませんが、 クラックスケールをどこかで入手して計りたいと思います。 補修方法なのですが、注入工法と充填工法の境目となる目安のようなものはあるでしょうか? それと、充填工法だと基礎の内側、外側の両方をカットして埋め戻すことになるのでしょうか? 基礎の内側だと床下になるので、かなり難しい作業のようになるとおもわれるのですが…。工務店の技術力が心配です…。
- nik650
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No1さんに賛成です。 このまま地震がきたら基礎からグシャなんて つぶれかねませんよ。
お礼
確かに、地震がきて基礎からグシャはかんべんです…。 ただ、現状ではそこまでひどい物とは思っていません。 思いたくないだけかもしれませんが…。
- ipa222
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技術的な問題を素人が解決するのは無理です。 建築士会や建築士事務所協会に電話して、設計事務所を紹介してもらい、現在の状況を評価してもらい、その対応を工事屋と交渉してもらいましょう。 信頼できない会社に工事を頼んだのなら、住宅への信頼を確保するには、第三者の専門家に拠るしかないと思います。 今後も、いろいろトラブルは発生すると思います。 そのつど、メーカーの言い分が信頼できないなら、精神的負担も大きくなりますので、いざというときに頼れる人を確保しておくのも大切なことです。
お礼
早速の回答ありがとうございます(^-^) 今までの対応(建築時も含め)が誠実なところもありますのでメーカーの言い分が信頼できないと言うことはありません。 ただ、メンテナンス会社に関しては、頼りないと言う気がするのも確かです(^-^; 基礎に関しては、手抜きではなく、仕事が雑だったと評価しています。 今回の件に関しては、あらかじめ具体的な補修方法にどのようなものがあるか知っておきたいと思い質問させていただきました。 相手が提案する補修方法が妥当なものか判断できる基準となりますし、 全然知らないのと知っているのでは話し合いにも差がででくるものですから。 相手が大丈夫の一点張りでくるかもと思ったのは妻が対応した時の相手の対応がその様な感じだったと聞いているからです。 女性が相手の時はそういった対応をする人がいるものですが、 私が直接話しをすれば、かなり変わるとは思います。
お礼
再度、丁寧な回答ありがとうございます。 クラックの原因は乾燥収縮だと思います。 基礎打設前に地盤調査を行い、基礎の下部分になる場所に鉄パイプをかなりの本数打ち込んでいるので、 現状での地盤沈下は問題ないと思います。 クラックスケールですが、先々の事もあるので購入する事に決めました。 近くの工具屋さんが取り寄せれるよって事なので近々入手できます(^-^)。 基礎の補修ですが、メンテナンス担当の方が来週来られる予定ですので その時に決める事になると思いますが、 クラックの状態からおそらくは注入工法で対応する事になると思います。 semi-zzzさんのおかげで、かなり勉強になりました。 ありがとうございました。