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妊娠中出されるお薬と胎児について
妊婦ですが、GBSが陽性と医師に言われました。 妊娠中期に抗生物質を飲むか、分娩時にお薬を投与するかのいずれかだそうです。 そこでお聞きしたいのですが、妊娠中期と妊娠後期、どちらの方がお薬が胎児に多く残ったまま生まれるのでしょうか? またこの病気は完全には治せないものなのでしょうか? 抗生物質以外(東洋医学など)で治す方法はないのでしょうか? もしご存知の方がいましたら、教えてください。 よろしくお願いします。
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病気の説明と治療方法およびメリット、デメリットについて下記をご参照ください。 http://www.eiken.city.yokohama.jp/infection_inf/gbs1.htm >どちらの方がお薬が胎児に多く残ったまま生まれるのでしょうか? セファロスポリン系の薬は胎盤を通過後、胎児は尿にて羊水中に排出します。 よって、出生時の新生児の血中濃度を比べるのであれば分娩時の抗生剤投与のほうが高くなると推測されます。 「胎児に多く影響を及ぼすでしょうか?」という意味であれば、差が分かるほどの違いは見つかっていないと思います。 >またこの病気は完全には治せないものなのでしょうか? 一時的な感染と考えられています。(治ることもあれば、またかかることもある。) > 抗生物質以外(東洋医学など)で治す方法はないのでしょうか? ほおって置いても、直らないとは限らないでしょうが、治癒する可能性は抗生剤投与をしたほうが格段に高いと思います。 分娩の日時は必ずしも思ったとおりにならないこともありますので分娩時の点滴治療よりも、事前の服薬による治療のほうが確実であるという意見もあります。 逆に、事前に一旦治癒していても、分娩時にまたかかっている可能性もあるので分娩時の点滴のほうがよいという意見もあります。 医師の方針によっては、新生児にも抗生剤治療を行う場合もあります。 http://www.iijnet.or.jp/nlc/bgun/bgun.html 担当医と良くご相談なさって納得のいく方法を見つけてください。
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ペニシリン類のお薬でも同じだと思います。 血液中の物質はある程度以下の大きさのものは胎盤を通して胎児に伝わり、また胎盤を通して母体に戻ります。 ペニシリン類の薬剤も母体から胎盤を通して胎児に伝わり、一部が胎児の尿に排出され、残りのほとんどが、胎盤を通して母体に帰っていくのではないかと思います。 母体は母体でそのほとんどを尿中に排出します。 胎児の血液中に残っている薬は、母体に残っている薬とほぼ同濃度と仮定すれば、投薬後10時間もすれば、血液中にはほとんど残っていないでしょう。 というわけで、ただ単に出生時の新生児の血中濃度を比べるのであれば分娩時の抗生剤投与のほうが高くなると推測されます。 妊娠・授乳女性の薬ハンドブック 第3版 より一部抜粋しました。 ご参考までにどうぞ。 適応と勧告 1. ペニシリン類の使用は非アレルギー患者において妊娠中安全である。 2. これらの薬は、入手しうる抗微生物薬類のなかで最も有効な、かつ最も毒性の少ない薬の1つである。 ・・・・・・ 吸収と生体内変化 ・・・・・・ 4.のペニシリン類は主に、尿中に不変のまま排出され、少量のみが肝によって不活性化される。 後者の除去方法が腎不全の存在においていっそうの重要性をもつ。 5.ペニシリン類の半減期は一般に短く、30~90分の範囲である。 無尿患者においては、半減期は10時間と長いかもしれない。 ・・・・・・
お礼
お礼が遅くなり申し訳ございません。 大変参考になりました。 わかりやすい説明、ありがとうございました!
補足
アドバイスありがとうございます! >セファロスポリン系の薬は胎盤を通過後、胎児は尿にて羊水中に排出します。・・・以下省略 胎児にそもそも影響があるというよりは、産まれてきた胎児にどれだけお薬が残ったままになるか、という事を聞きたかったんです。 説明不足で申しわけありません。 出されたお薬はペニシリン系です。 回答者様がおっしゃるセファロスポリン系と同様に考えてもいいのでしょうか?