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建築工事における施工中の立会い、竣工後の検査
一般的に、土木工事の発注者は公共機関であるため、施工中の立会い、竣工後の検査は公共機関の担当者とともに確認をおこないますが、建築分野ではそのあたりはどのようになっているのでしょうか。ビルなどの建築工事は基本的に民間の発注が多いと思います。立会いや竣工検査をおこなったところでチェックをする担当者は基本的にプロではないので、例えば「配筋確認のための立会い」をしたところで理解できない場合が多数だと思います。 今回の姉歯氏の件では、設計書類の検査機関があるということは理解できたのですが、施工中、竣工後の検査、確認はどのようになっているかが非常に疑問に感じました。別途、検査機関などがあるのでしょうか。 よろしくお願いします。
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民間の普通ビル等の建築工事の場合は、設計監理を専門家に依頼します。建築許可が下りると建築を開始しますが、許可を出した行政側が中間、竣工時に検査を行い設計道理に出来ているかどうかの検査を行います。このときに設計監理の専門家も立ち会います。
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- 525qwe
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建築と言えども公共機関の工事は検査をしています。30年程度前までは役所の人が分野別(建築、電気、設備)に設計していました。但し、大きなものは民間の設計事務所に依頼していました。又、監理は設計できるような人が行っていましたが現在では、建築は監理を民間の設計事務所に監理委託してそれを役所が検査しています。土木のほうも昔は役所の人が測量して設計をし工事監理していました。現在も改修とか小さなものは役所によって違いますが役所の人が設計および監理をしています。(町村ではできないです。)但し、現在40歳半ば以下の人は実質的な監理はできません(できる役所もありますができるところは少ないと思います)以上は建築関係です。土木は事情がことなります。数十億又これ以上の工事のことはわかりませんが監理は役所がしております。なので実質的な監理はできませんのでコンサルタントに確認しながらの監理です。土木のコンサルタントの事務所は立派なものがほとんどです。それに対して建築事務所は随分前から民間が不振ですので一部を除きみすぼらしいです。建築は技術レベルは高くなくできますが土木は技術レベルが高いからです。但し、耐震計算と構造計算は別ですが。実際の施工は建築のほうがレベル高く土木のほうが一部を除き低いです。それと県、市、国交省などでも施工の中身よりもどちらかと言うとお金の計算ばかりです。特に県、市はそうです。いいものができるはずはありません。又、建築及び土木とも設計の検査がありませんので技術が向上しません。日建設計林昌二氏が書いておられました。いいものを作る作業には、お金に換算できないとの内容のことを言っておられました。姉歯氏のことはこのような事情と、もうひとつは設計と監理の費用をみなが出し惜しむからです。個人の住宅で設計と監理の費用を出している人は、お金持ちしかいないでしょう。だからあのような事件がおこるのです。半分は自業自得部分はあります。まして急速に伸びた不動産屋です。いかがわしい部分がある業界です。そのことをいえばほかにも色々とありますが。最後に言わせてもらいますとパソコンも部品が外国製が多くトラブルの多いものです。皆さんはそう感じられませんかいかがでしょう。
- ipa222
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建築工事は、工事監理者を立てる必要がありますので、プロがチェックする事になります。 ただし、設計図書と現場の整合性をチェックするため、設計図書が偽装されていたら、その通り施工される事になり、チェックは不可能です。
建築確認申請書の第2面に工事監理者という欄があり、 ここに載っている建築士(一部建築士免許がなくてもよい小規模建築物もあります)が責任を負って施工の監理をします。 確認申請の決済を行った行政・民間確認機関の検査にこの工事監理者が立会いをします。
お礼
No.1~No.4の皆さま、早速のご回答ありがとうございました。大変参考になりました。建築物件は土木物件に比べ工事数は膨大になることと思います。中間検査がおこなわれるとのことですが、人材(立会人)不足でしょうから一つ一つの物件でしっかり検査しているか不安ですね。 ありがとうございました。