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去年できたことを1つ思い出し、couldを使って言いましょう。

lanwtwisの回答

  • lanwtwis
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回答No.8

「この課題の解答例(1)は解答例として適切なのでしょうか?」 適切と考えます。 以下(1)(2)はほとんど#7さんと同旨です。 (1) 以下の用例と同じと考えられます。 http://www.oup.com/elt/catalogue/teachersites/oald7/?cc=global can 2 used to say that sb knows how to do sth: I could drive a car before I left school. 卒業時には運転を会得していた GRAMMER POINT Could is used to talk about what someone was generally able to do in the past: Our daughter could walk when she was nine months old. 生後9カ月で歩けるようになった http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/grammar/learnit/learnitv196.shtml We tend to use could when we are talking about ability generally. Compare the following: By the time she was seven, she could already speak three languages. 7歳の時には3カ国語を話せた She started the viola at the age of eight and after only six months she could play it quite well. 8才で始め、わずか6カ月で」弾きこなせるようになった ここのcouldは、上の説明にgenerallyとあるように一般的能力(ここでは、潜在的というより、なんらか実行を伴って顕在化したものであるはずですが)を示す、ごくあたりまえな正用。 ただ、日本語と結びつけながらその意味のイメージをつかもうとすると、 単に「……できた」よりも、「……できるようになった、なっていた」という意味をともなうものとして理解するのが自然。 つまり、#7さんのおっしゃるように一般的能力を「獲得した」ということ。 一般的能力が身についていない状態から、身に付いた状態への移り行きおよびその結果を示す(用例の私訳はその点を強調したものになっています)、というような説明を許すものと思われます(この点#3=4さんとも同旨)。 became able toとせずとも、couldでそのように言い表すことができるということです。 (2) I could swim 200 meters last year. も基本的に(1)と同じと理解できると考えます。 (#3=4さんは(1)そのものは認めながら、それをこの英文に適用するのは避けているとお見受けしました。) 「あなたが去年できたことと、今年する必要があること」 との指示は 「それまでは欠けていた・身についていなかったが(努力などの結果)去年補うことがことができた・身につけたことと、 現時点では十分には身についていないので、今年は十分に身につくように努力する必要のあること」 というような対比を意味すると読むことができ、 つまり、 前半では(1)のような一般的能力の獲得を意味するcouldが使えるように、日本語によってあらかじめ適当な文脈を設定してあると理解できます。 (3) 出題者の側では、 平均的な今の日本の中学生なら、課題を前にして、たとえば 200m泳げなかったのが、部活(・スイミングスクール他)でがんばったので、去年中に泳げるようになった、 というように具体的な状況・文脈を自分なりに設定するだろうと予想し、 さらにはそれを Because I worked/practiced very hard almost every day, のような英文でイメージしてくれるかもしれないと期待している、 などと推測することも可能でしょう。 むしろ学び手の生活環境・心情と英語教育上の目標とをあたりまえに結びつけた自然な構成と見るべきなのではないでしょうか。 (4) 「この課題の解答例(1)は解答例として適切なのでしょうか?」 つまり 「この中学生向けの課題の解答例(1)は中学生向けの解答例として適切なのでしょうか?」 という問い に対する回答としては通常これで終りということになります。 なぜなら、 問題の範囲が主に中学生を対象とする英語に限定されているのなら、 これ以上ことの仔細について言及するのは、適切な範囲を超えてしまうからです (そのような細かいニュアンスの差異などを中学生に教えるべきだと主張するのは背理)。 たとえば、より細かく見ると、 一連の I could drive a car before I left school. Our daughter could walk when she was nine months old. By the time she was seven, she could already speak three languages. She started the viola at the age of eight and after only six months she could play it quite well. と 問題の I could swim 200 meters last year. は、かならずしも同じではないかもしれないという問題がありえるように思います。 たとえば、前者はすべて before I left school. 卒業時には when she was nine months old. 生後9カ月で By the time she was seven, 7歳の時には She started the viola at the age of eight and after only six months 8才で始め、わずか6カ月で と、 通常の時期的基準に比べて早くも という特殊・限定的・逆接的なニュアンスが常に伴っているのに対して、 問題のlast yearは一般にそのようなニュアンスを付するものではない という違いがあるなど。 ここから、 I could swim 200 meters last year. や Because I worked/practiced very hard almost every day, I could swim 200 meters last year. は 一般的能力の獲得を意味する表現であるとしても それとして十分に正用なのかどうか という問題が生じる余地があるのではないか と考えられます。 しかし、万一この問題提起がいくらかでも有効なものだとしても、 このような微細な問題を中学生向けの教育英語において云々するのは、ほとんど暴論を弄するに等しいでしょう。 (5) ところで、既出回答への質問者さんのコメントを読んでみて、 質問者さんの関心の中では、むしろ、 問題の解答例について 発話者〔課題出題・解答作成者〕が use <could> to say that somebody managed to do something on one occasion. 個別の状況で、ある行為を実現することに成功したことを示す目的でcouldを使っている ケースにあたる と判断されることが前提になっており、 そのうえで、中学生用の教育英語にレベルを限定せず、広く英語一般の問題として、could問題を検討・議論することが望まれているのではないか という印象を持ちました。 しかし、私や#7さんの判断では、この解答例は、すでに述べたように、 use <could> to say that somebody managed to do something on one occasion. 個別の状況で、ある行為を実現することに成功したことを示す目的でcouldを使っている ケースではなくて、 一般的能力の獲得を示すためにcouldを使っているケースであり、 そのかぎりでは、(細かい議論の余地はありうるかもしれないものの)基本的に正用と言わざるをえず、 したがって、 寄せるべき回答としてはこのような内容のものにならざるをえません。 つまり、あえて言うと、 質問者さんの質問意図と提示された質問内容(と我々が受け取るもの)の間に本質的な食い違いがあるのではないか という一縷の印象があります。 それはまた質問の曖昧さ・多義性ということにもつながるような気がします。 「この課題の解答例(1)は解答例として適切なのでしょうか?」 に対して、 正しい教育的配慮がなされているか、という観点からの答えがいくつか寄せられていることは そのことと関係があるかもしれません。 長々と書いていますが、 couldの問題自体がそもそも複雑微妙な面を含むもので、かつ相当の広がりと深さをもつものであるからには、 本問において、例文の選択などを含めてご質問の趣旨がより明瞭になるような、より限定された仕方で問題の提示がなされていれば という一抹の印象を持ちました。 (6) 一般に、典型的には I ran fast, and was able to /*could catch the bus. (Palmer 1979, p.163) He ran fast and so he could catch the last bus. のcouldつまり use <could> to say that somebody managed to do something on one occasion. 個別の状況で、ある行為を実現することに成功したことを示す目的でcouldを使う のは不可 として議論される問題であると思います。 しかし、 事実としてそのようなcouldの使い方をしている実例があるとして、 そこに一定の要件〔文脈〕があることを見出し、 そのような要件のもとでなら、 個別の状況下での行為の実現達成をcouldによって表すことも認めるべきだ とする、 有力説または少数説があるようです。 参照: texts.at.infoseek.co.jp/journal1/karikomi.pdf www.kct.ne.jp/~takaie/auxiliary.doc これらの文書の作成者の主張自体に対する賛否はかりにさておくとしても、 その記述の基本姿勢は恣意性を十分に排しているという意味で信頼しうるもので、 とくに引用されている用例や説はきわめて示唆的と感じました。 とくにdoc。 これらをも参照しつつ、自分なりに 個別の状況下での行為の実現達成をcouldによって表すことが認められるような条件・文脈の特性をまとめてみたい気もしますが、 時間の余裕の関係などから、まず無理なように思われます。 ----------------------------------------------------- 誤記その他のミスはご勘弁ください。

fwkk8769
質問者

お礼

解答例(1)は解答例として適切である。与えられた指示により、「一般的能力が身についていない状態から、身に付いた状態への移り行きおよびその結果を示す」用法と読める、という主旨のご回答をいただきました。 「より限定された仕方で問題の提示がなされていれば」などというコメントもいただきましたが、これは現時点での私の能力を超えたものであり、到底できるものではありません。ただ、ご回答の(6)の部分も含めて興味深いご回答でした。 懇切丁寧なご回答をありがとうございました。

fwkk8769
質問者

補足

多くの皆様からご回答をいただき、ありがとうございます。 大半の方から解答例(1)は「適切ではない」というお考えを、あとの方で一部の方からは「適切である」という相反するお考えをいただきました。 「適切である」というお考えのポイントは、 課題の対象が中学生であることや指示文からして解答例(1)は「一般的能力が身についていない状態から、身に付いた状態への移り行きおよびその結果を示す」と解釈できる、 ということのように私は解釈しました。この点から私自身もひき続き考えてみることにします。 皆様のご回答に感謝します。とても勉強になります。 あと1日程度でこの質問は閉じようと思います。

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