- 締切済み
文章を書くスピードを速くしたい
タイピングの技術のことではありません。 国語力のことです。文章を書くとき、人より時間がかかってしまいます。どうしても標準並のスピードになりたいと思い、トレーニング法を模索しています。何か良い方法をご存知の方、アドバイスください。 私について、 ○国語力が弱いのだと思います。学生時代の国語の成績は悪かったと思います。 ○どちらかというと無口です。口下手です。 ○読書が好きということはなく、漫画も読みません。 良くしゃべる人に比べて、言葉を使うトレーニングが不足しているのではないかと思っています。読書や新聞を読む、などのことはやっていますが、効果のほどはよく分かりません。やはり、実際に文章を書く量をふやすことが一番でしょうか?
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- hakkei
- ベストアンサー率64% (77/120)
や、これは失礼しました。♯4です。 >言いたいことが効果的に表現できていて、すっきりとしまった文章・・そのようなものをスマートに書けるようになりたいと思っています。 そういうことであれば、私の回答は的外れというほかないですね。書くスピードの問題というよりも、むしろ自分の文体をいかに作るかという問題であるようです。 失礼ながら、ご質問者の回答履歴を読ませていただきました。文章に自信がないなんてとんでもないことです、自然科学の専門家らしい正確な文体をすでに確立していらっしゃる。 私が私淑するとある法曹界の泰斗は、A410枚分の準備書面(訴訟用語です)を作成するとき、第一稿はだいたい30枚くらい書いています。そこから稿を経るごとに枚数を減じて10枚くらいにおさめます。余分な言葉を切り取り、長い言い回しを短く切り詰め、とことん推敲を重ねます。できあがれば、芸術的といえるくらいに、「言いたいことが効果的に表現できていて、すっきりとしまった文章」に仕上がっています。 もちろん、法律文章ですから、ご質問者が求められているものとは違いますが、「言いたいことが効果的に表現できていて、すっきりとしまった文章」に仕上げるには、速く書くことよりも、推敲を重ねることのほうがより効果的だと思い再度回答する次第です。 稿を重ねると申しました。この方の推敲方法は、とにかく書ききる。そして推敲。そしてまた書ききる、というものでして、一見すると時間がかかるようですが、実は非常に効率的です。その推敲も、単に言葉を変える、表現方法を変えるというのものではなく、もちろんそれも大事ですが、それよりも変な修飾をせず言葉を短くするということに力を注いでいるようです。 実は私もこれを真似て、10書いたら7を捨てて3に凝縮するようにしています。 さて、きりっと引き締まった文体のこと。私のお薦めは「塩野七生」のエッセイです。 各センテンスの書き出しを「ひらがな」にして、流れるような読み易さを演出しながらも、ゴツイ漢字で否定し、怒り、他方「やまとことば」でやさしく誉め、肯定する。まさに、「言いたいことが効果的に表現できていて、すっきりとしまった文章」だと思います。 ご一読を。
- hakkei
- ベストアンサー率64% (77/120)
文章を書くスピードにはそこそこ自信があります。お役に立つかどうか分かりませんが、私の方法論を紹介します。 その前に、一言。 ご質問者の質問文や補足文の書き振りからすると、特段、文章力が不足しているとは思えません。普通に書けているのではないでしょうか。 もちろん、豊富な語彙を駆使して、上手な文章を練るということになると、何らかの訓練が必要となりますが、そこまでは必要ないように見えます。 補足から推測すると、必要な営業日報や議事録作成に必要なスピードということのようです。 そうであれば、自社および各社のホームページ上のインフォメーションリリースや事業報告書その他のIR文章などを参考にされると良いのではないでしょうか。 会社用語や言い回しをたくさん身につければ、必然的に文章を作成するスピードも向上します。また、自社の勉強にもなりますし、同業他社の動向や他業種の情報を手に入れることもできて一石二鳥です。 前置きが長くなりましたが、私の方法論は、単純です。 まず、言うまでもないことですが、文章作成にはパソコンを使用します。手書きで文章を作成するとどうしても遅くなるからです。手で考えるようにするのです。 次に、思ったことを何でも良いからずらずらと書き連ねます。このときのポイントは、書きながら同時に推敲してはダメだということです。一旦、推敲のために立ち止まるとどうしても手が止まります。良い文章にしようと、アレコレ考え先に進めなくなります。 ある程度書いたら、手を休め、最初に戻って推敲します。できたら、このときセンテンスの順番を入れ替えたりしながら、論理的に文章を整え、読み易い文章の構成を考えると良いでしょう。 会社文章は、名文よりも簡潔で分かり易い文章を求められますので、できるだけ最初に結論を一行で書くことを心がけます。次に理由や背景その他のことを箇条書きで表現します。 このような構成が出来上がったら、もう一度読み直して誤字脱字をチェックして終了です。 ポイントは、書いてから考えるようにすることです。これを逆にするとどうしてもスピードが落ちます。 参考になれば幸いです。
お礼
自信のない文章を、普通だといっていただいて少し心温まる思いです。 身近に驚く早さでスマートな文章を書く人たちがいます。いちいちそのテクニックを聞くこともできませんので、スピードに自信がある方からのご意見はとても貴重です。ここでご助言をいただきとても嬉しく思います。 営業報告書、会議議事録でも苦労しました。が、最近は書くことが少なくなりました。具体的に早く書けるようになりたい文章は次のようなものです。 ・「冬至」これについての話題を400字で書く。 ・「潮干狩り」(潮干狩りといえば春ですが・・)という具合に書き始めるような文章。400字で。 言いたいことが効果的に表現できていて、すっきりとしまった文章・・そのようなものをスマートに書けるようになりたいと思っています。新聞のコラム欄などで見かけるような文章です。私が書いていると内容がぼやけて何が言いたいのかわからなかったりといったパターンによく陥ります。 >「次に、・・このときのポイントは、書きながら同時に推敲してはダメだということです。一旦、推敲のために立ち止まるとどうしても手が止まります。良い文章にしようと、アレコレ考え先に進めなくなります。」 自分の文章作成において、このようなことをやっているような気がします。 私にとっては貴重な情報で参考になりました。教えていただきましたポイントをおさえて実践してみます。ありがとうございました。
- cheesepizza
- ベストアンサー率40% (14/35)
こんにちは。 私も活字嫌いで学生生活をおくってしまったため、現在とても苦労しています。半年前くらいに、さすがにこれではまずいなと危機感を感じ、大学の先生に相談したところ、次の本を薦められました。 ・論理トレーニング101題 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/478280136X/qid=1134252279/sr=8-1/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/250-0135504-5345819 この本は、論理の整った文章を書くトレーニングに最適です! 特に、接続詞の使い方に注意を払っています。解説も丁寧でわかりやすいです。もし機会ありましたら、参考にしてみてください。 それと私は、日本語文章能力検定というものに挑戦しています。 こちらも参考にしてみてください。 http://www.kentei.co.jp/bunken/index.html 先延ばしにすると、問題解決はされないままになりますから、お互い頑張って文才を向上させましょう。
お礼
論理トレーニング・・・私の文章作成はきっと文章の組み立てがまずく、そのため、後から入れ替えたりと、おかしな所で時間を取っているのかもしれないと思っています。今、タイトルを見て期待しているところです。 日本語文章能力検定・・・・ こんなものがあったのですネ! ここで質問してよかったと思っています。 是非やってみたいと思います。私もこれから挑戦します。 私と同じことを感じておられる方からのご助言、大変参考になりました。 具体的なトレーニング方法をご紹介いただき感謝しております。可能性が広がりそうです。
補足
★日本語文章能力検定★ いやいや、何というタイムリーでしょう! 願書締切りは12月26日らしいですね。幸運でした。私も申し込みます。やはりここで是非1級に受かりたい。結果にショックを受けないよう心構えも必要ですが。 「先延ばしにすると、問題は解決されない」 ・・・いい言葉ですね。今のわたしにピッタリなのです。
- heisenberg
- ベストアンサー率23% (591/2556)
仰る通りです。より多く書くことが大切です。以前「評論家になるために文章力を高めたい・・・」旨の投稿があり 回答しましたが 結局は「より多く読む」「より多く書く」ことに尽きます。さらに言えば 普段から問題意識を持って 様々の事について「よく考える」ことです。これは 何かについて文章を書くときに その内容は勿論 書き上げるスピードをも左右します。つまり「よく考える」ことは「良い文章を早く書き上げる」ことに繋がります 下記の「質問と回答」も参考になさってください。 http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1815024
お礼
参考URLを見ました。読む・書くの比率は当初は8対2とあります。やはり、「読む」ことが重要のようです。 話すことも、聞くことも、同じく重要と思いますが、これは会話をすれば良いのでしょう。しかし、あるテーマについて議論を交わすような「会話」を日常的にできるわけでもありません。 ということは、やっぱり、「読む」・「書く」をトレーニングすべきだと思います。 ●これからはじめる具体的トレーニング● 書くテーマを決めるのは簡単です。 問題は、「読む」なんです。新聞を読めば良いというアドバイスをあちこちで何度も聞きましたが、新聞は面白くありません。また、当然ながら毎日内容が変わるため、はじめから続かなくさせる要素を持っているのです。むしろ、週間○春、週間進○、といった雑誌のほうが、同じ社会現象でも新聞より面白く、鋭く、生々しく書いていて面白いと感じます。読むのは、このような雑誌でも良いのでしょうか? 読書嫌いが楽に読めて、この手のトレーニング良いようなものとはどんなものがあるのでしょう? 心を動かすことが大切で、どっぷりとはまってしまうような文学が良いのでしょうか?
補足
誤字があります。訂正できないためそのままになっています。申し訳ありません。文章を書くスピードもなのですが、このタイプミスもゼロにしなくてはならないと思っています。
- zawa1984
- ベストアンサー率29% (154/525)
どんな文章ですか? 小論文など作文や、論述の試験のとき、自分も書き始めるまでは時間がかかりますが、書き始めるとあっという間に書けます。 質問を読んで自分なりに分析すると、書き始めるまでに自分なりに構成を練って、あれを書いて次に・・・とあれやこれやと考えてから書き始めます。 ただ、新聞を読む、ただ書く量を増やすだけでは書道です 肝心な事は考えて書く事ではないでしょうか? トレーニング方法としては、テーマを決めて構成を別紙にメモしてから文章としてまとめあげてはいかがでしょうか?
補足
早速のご回答ありがとうございましす。 >どんな文章ですか? 自分が収集した沢山の情報を、まとめ、配列しなおして、人にわかりやすく伝えるというタイプのものです。 実際の文とは違いますが、タイプ的には営業日報や、出席した会議のまとめ、などに近いと思います。 この作文のスピードの遅さ、社会人になって初めて気づいたんです。どうしても改善したいと思っています。 とりあえず、お手玉を買ってきました。 2個しかできないお手玉をやってみました。世界記録は、11個とのことです。とりあえず3個を目指しますが、今のところどのようなトレーニングを積めば3個が可能になるのか・・・わかりません。が、これは練習を積めば、3個をまわせる時が必ずくると思います。 文章を書く(まとめる)スピードにおいても同じような現象がみられるのでしょうか? 同じだと考えたいと思います。これが克服できれば可能性が広がるです。
お礼
法律関係の方でいらっしゃったようですね。弁護士さんなどは素晴らしい人助けの仕事であると感じています。言葉と文章でひとりの人間の人生を変えるわけですから。 いろんなお話大変参考になりました。「塩野七生」の本を入手してきました。「イタリアからの手紙」「イタリア遺聞」「海の都の物語」です。早速、読んでみます。いきなりヴェネチアのゴンドラの話などが書いてあり、あー昔映画でみたような・・考えて見ればヨーロッパの世界なんて上部だけしか知らないなぁ・・と感じています。 今回の文章に関する質問では、大変価値のある情報を得ることができて幸運であったと感じています。悩んでいる気持ちが文面から伝わったからかもしれないと考えると、今、ここで文章の素晴らしさを改めて感じる次第です。 文章を大切にして、良いものが書けるように努力していきたいと思います。私にはどうしてもやりたいことがありまして、それを実現するには文章を上手に書く技術が必要なのです。皆様に感謝いたしております。今回の質問は印刷して手元に置いています。これから、すべての回答にある情報をまとめて、トレーニングマニュアルを作るつもりです。 それと、No3さんの回答を読んで、日本語文章能力検定に関する本を2冊買ってきました。この資格はステップとなりそうです。この資格があることを教わって本当によかったと思います。全ての情報に価値があるので回答に点数をつけ難いです。 皆さん、ありがとうございました。