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天下りは悪いのか

n1k2-j_siden_kaiの回答

回答No.13

資本主義の先輩でもあり、経済の話ではマスコミでもよく引き合いに出される、アメリカの例を紹介します。 アメリカの天下りは、日本とはちょっと違っています。 行政と民間の人材交流が盛んで、日本のようにある程度の年齢になってからでなく、もっと若いうちから役所と民間を行ったり来たりします。 行政には、行政でしかわからない情報や、実務があります。 それに仕事を通して色々な関係業界や役所内部とコネクションができます。 役所である程度そういうものを身につけたら、民間へ転職し、それを活かしてお金を稼ぐ。 そしてしばらくたつとまた行政に戻って知識やコネクションを作って・・・というものです。 同じ人物でも、役所での給料よりも、民間でもらう給料のほうがずっと高いそうです。 なので、役所には、民間に転職にしたときにビジネスの役に立つものを獲得しに来るような感じです。 資本主義社会での「能力」、という言葉には単にスキルや頭の回転だけでなく、情報の質やコネクションも含まれます。 もっとも、このくらいのレベルの人たちは皆、スキルや回転には問題のない人なので、情報の質やコネクションが勝ち負けを分けるのも当然といえば当然ですが。 こうして、高級官僚と民間上層は行ったり来たりなので、人材的にほとんどイコールになりますので、アメリカが高所得者に優しい政治をするのも当然といえば当然なのです。 日本の天下りも曲がり角に来ております。 アメリカ型になっていくのでしょうか。 アメリカは、公務員の給料こそ民間より安いですが、それは役所で得た能力を、民間で活用して稼げる環境が裏腹であるからです。 だからこそアメリカが階層社会なわけでもあるんですが。

doraroku
質問者

お礼

良くわかりました。ありがとうございました。

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