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司法書士、行政書士のとり方
僕は大学の法学部に合格しました。入学後は、2年で行政書士、3年で司法書士をとれと先生に進められたのですが、どちらにも共通する科目は何がありますか?また、一般教養があるのは行政書士だけですか?
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共通するのは基本的には憲法と民法だけですね。 司法書士では刑法、行政書士では行政法が他に出題される主要な科目と なっています。 行政書士の一般教養は大学入試の知識が残っていればいるほど有利なの で、来年の試験で一発合格を目指してください。 司法書士は記述・論述こそないものの暗記する知識が莫大なので、それ なりの覚悟が必要ですよ・・・というか、司法試験と司法書士のどちら を受験するか決めるべきです。 まあ憲法・民法・刑法などはどちらにせよ無駄にはなりませんが。
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- je77
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両方の有資格者です。 共通するのは憲法、民法、商法です。 行政書士の主要科目は憲法、民法、行政法。 来年から新行政書士試験に移行するので、従来のような一般教養でなく、一般教養とは言うものの旧試験の労働法などのマイナー法律科目からの出題可能性が高いでしょう。国語の文章理解は従来どおりです。国語以外は従来の一般教養はかなりなりを潜めると思います。 一方、司法書士の主要科目は民法、商法、不動産登記法、商業登記法。不動産登記法と商業登記法は記述式が出題され、これがもっとも高い壁となっています。 これに加えて、民事訴訟法関係からもかなり出ます。憲法、刑法、供託法、司法書士法がマイナー科目で、口述でもう一度確かめる司法書士法は一問しかなく、あと刑法はあまり深くやりません。司法書士は民事手続の専門家だからです。一般教養はありません。 難易度は私見ですが、現行司法試験>新司法試験≧司法書士>>行政書士 どちらも、特に行政書士は平成15年以降難化傾向が顕著です。 以前は>が2つでなく5つくらいあってもいいくらいでしたが。 先生のお勧めに異議を唱えてしまいますが、2年で行政書士で、3年で司法書士ははっきり言って無理です。 なぜならば、試験時期の問題があります。行政書士は試験時期が10月末。来年からは11月頭になるとか聞きました。一方、司法書士は7月頭。11月から6月末までたった8ヶ月です。この時間で合格するには、よほどの頭であればどうかしりませんが、まず現行司法試験の択一合格レベルからの転向組みでもないかぎり寝ずにやっても難しいでしょう。そうでなくても転向組み以外の一発合格は相当稀有な存在です。転向組みを除けば2から5年くらい必要と言われています。 行政書士も以前のような舐めてかかれる試験ではなくなったため、ステップアップのために受けるのはお勧めしません。 司法書士を受験しつつ、もしくはロースクール対策をしつつ、下位資格である行政書士を狙う方が合格はしやすいでしょう。なぜならば、行政書士を目指した勉強では難しい問題に太刀打ちできず、行政書士で足踏みしてしまう可能性が高いので。 司法書士以上の勉強をやれば、行政書士の民法、憲法、商法はまず問題ないでしょう。