元彼に彼女ができたことを知った時の気持ち。

質問

こんにちは。今、とても自分の気持ちの処理に困っているので、
アドバイス、お願いします。
　私には現在、彼がいます。とてもやさしい人で、以前、
失恋して精神的にぼろぼろになった私を助けてくれた人でもあります。　
問題は、ここからなんです。先日、友人から、元彼の近況を聞かされました。
院をもうすぐで卒業して、東京に行く、ということは聞いていましたが、
その彼に、彼女ができた、ということでした。
私は、彼のことが大好きだったけれど、別れた方がいいと思ったので
（とはいっても、彼は、私のことは最後まで好きには
なれなかったようでした。その証拠に、
私を「きらいじゃない」としか言ってもらえなかった・・・。）、
彼に幸せになって欲しいとずっと願っていました。
今でもそう思うので、彼に彼女ができたことは、喜びたいのですが、
始めそのことを聞いたとき、ショックで、胸がもやもやして、悲しくて・・・。
　別れてから、１年半以上経過して、今では、今現在の彼のことがとても大切で、大好きで、過去の傷は癒えたと思っていました。立ち直ったと。
なのに、今こうして元彼に彼女がいる、という話を聞いたら、
自分で自分がわからないくらい落ち込んでしまったんです。
その話を私にしてくれた友人は、私がまだ元彼をひきずってるんだ・と
いいました。
わかってるんです。元彼とはもとには戻れない。今の彼が大切。
でも、今のこの気持ちが私を苦しめています。
今遠(中）距離恋愛中なので、なかなか彼に会えないため、一人でいると、
とてもつらいです。こんな気持ちでいること、彼に相談なんて
できませんし。どうしたらいいでしょうか？
皆さんの意見、聞かせてください。

回答No.7

TTDN

こっちはまだ忘れられないでいるのに、なんとなく相手にどんどん
おいていかれるような、そんな気持ちになりますよね。
私にも似たような経験があります。私の場合は限りなく憧れに
近かったため、つきあえただけでもあなたは幸せだと思うのですが…
どうでしょう。私の片思いは、いまも尚、続いているのですから。

私は中学で学校が一緒になった人をもう10年くらい好きでいるわけですが、
それから今までの間に、あなたと同じような気持ちに何度もさせられました。
最初は、やはり中学の頃。彼女は僕が委員長を務めていた交通委員に必ず
立候補してくれました。委員長以外は一学期つとめると同じ委員会には
入れないのですが、彼女はいつも僕の委員会に入ってくれました。
でも、彼女は僕の友達のことを好きだと言いました。

高校時代は、学校が別々になりました。しかしいつかの夏休み、彼女の通う
学校に行っていた男友達から突然、「○○、カレシできたんだって」と
言われ、驚きました（その友達は僕が彼女を好きなことは知りません）。
でも、あまりに唐突な、核心を突く発言に、しばらくブルーになったのを
覚えています。そして、その見たこともないカレシをとても羨ましいと思い、
また憎らしいとも思いました。

さらに時間は流れて大学時代。僕は彼女と夏祭りで再会しました。
二人きりでドライブをしたり、たくさん話をしたと思います。
でも、その話の中に、「私、婚約する」という言葉が
混じっていました。
僕はもう諦めないといけないんだと、愕然としました。
そしてその夏以降、一度も彼女と会うことはありませんでした。

数年後、就職で上京した私は、連絡先も教えていない彼女からの
電話を取りました。私の実家の母から電話番号を聞きだしたと
いって笑いました。僕は、この人にずっと好きだったことを
知ってもらいたい、そして今も好きだということを伝えたいと考え
続けていました。そして、これが最後のチャンスだと思い、
切り出そうとしたところ、「もうすぐ結婚する」と言われました。

それから現在までの間に二度、彼女が妊娠したということを
友達から聞きました。その度に、喜んでいいやら、悲しんでいいやら、
そのどちらでもあり、そのどちらでもない気持ちにさせられました。
しかし、最近、私の後輩づてに、彼女からのケータイの電話番号を
もらいました。後輩は、田舎で彼女と同じ職場に勤めていて、
何かの拍子に私の話となり、「電話してくださいってたのんどいて」と
後輩は言われたそうなのです。

僕はこの正月、田舎に帰ったときに、彼女へ今までの気持ちを告白する
つもりです。もう年齢的にもお互いに前にも後ろにも進まない状況なのは
分かっていますし、単なる笑い話にしかならないかも知れませんが、
彼女が私以外の誰かとの幸せを手に入れるたびに、
一喜一憂している自分、うまく味わえない感情に苛まれる自分とは
もうおさらばしたいのです。
僕は彼女を諦め続けて来たと同時に、失い続けてきました。
ただ、私は彼女がいてくれたお陰で、自分を磨こうと頑張って
来れましたし、いちばん好きな相手に片思いし続けるという
この上ない贅沢なセンチメンタリズムを思う存分、長時間にわたり、
たっぷりと堪能できたと思っています。
およそ十年も誰かを思い続けることができるということは、
いまの世の中ではとても贅沢なことだとも思います。

私は彼女を深く想うことで、他のだれかも深く好きになれるように
なれましたし、その魅力を深く知ることができるようにもなりました。
だから、今風なくっついたり離れたりといった恋愛には興味が無く、
自分が「この人！」と決めた人との深遠な恋愛の方に魅力を感じる
ようにもなりました。

「好き」というのは感情論ですから、その時の気分とか風向きが変われば、
不意にちがったものにすり替わったりすることもあると思います。
でも「愛する」とは意志の力です。自分で「する」のですから、
その前に必ず自分で「するんだ！」と決めないといけないわけです。
たとえば、結婚なんかはその意思表明みたいなもんでしょう。
「好き」なだけで結婚する人は少ないと思う。やっぱり、
「一生愛する」とか、「この人にする」といった、互いの決意が
何かしらあるものだと思うのです。
単に「好き」になれる人は、誰にもたくさんいると思いますが、
「愛する」と決定できる人は、そんなにたくさんいないでしょう。

ゆらゆら揺れる気持ちになるのは、極論を言えば、
あなたが「愛する」人を決めかねているからだと思います。
私もずっとそうでしたから、一朝一夕に行かないことも
良く分かります。今の彼への罪悪感もあるでしょうし、
元彼へのなんとも言えない気持ちも分かります。
ただ、自分のルールとして、どちらが正しいのか、
これを基準にして考えてみても良いでしょう。
自分では、今の彼と元彼、どちらを「愛する」ことの方が
正しいと思われますか？　結局、人は自分の中にある
法律で、自分に裁きを下す生き物です。
後悔とか、反省とかは、六法全書よりも、マイルールに
反することから生まれてくるのです。
たとえ社会的なルールに則っていなくても、自分のルールに
合致していれば、幸せになれたりもするのです。
だから、自分が生まれてから今までの間につくってきた
ルールに従ってみてはどうですか。それがあなたにとっての
正解です。
たとえ今は受け入れられなくても、やがては自分の心に
シンクロしてくるでしょう。
もしくは、「こうしといてよかった」と思うときが来るでしょう。

寂しくて、不安なのも、そんな拠り所がないためではないでしょうか。
漠然としたモノに、確かなモノを求めてもしようがありません。
あなたの意志と自分の中の法律で、確かなモノを見極めるのです。

長々と失礼いたしました。

お礼

ありがとうございます。
私も、元彼と付き合えたことは、たとえ別れてしまったという結果になっても、
幸せだったと思っています。別れたことも後悔しているつもりも
ありません。
ただ、今ちゃんと自分の中で、受け入れられていなかったんだという
事実を目の当たりにして、狼狽してしまったというのか・・・。
頭では、「これでよかったんだ」とわかっていても、やはり心は
受け入れていないんですね。時間を待つしかないみたいです。
ありがとうございました。