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PR物使用ではない、写真の著作権?
正確に教えて頂きたいのですが、PR物使用では、なしに、例えば、ストリートスナッ プの街で見かけたおしゃれな子を掲載している写真です。写真の人物には許可を もらいますが、その人が着ている服(ブランド)(購入して私物化しているもの) にも一つ一つブランドに許可をもらうのか?と言うことです。あとは、読者モデ ルのデジカメ日記などのような企画の、モデルの日常を自らデジカメで撮った写 真を掲載するのも、モデルの許可はもちろん、そこに写っているペットボトルや お菓子など全ての写っている物のメーカーに許可をもらうのですか?そういった 物にも許可が必要かということです。もし、お分かりになれば、教えて頂きたく 思います。
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#1さんが詳しくご回答になっていますが、それでもなお、なかなか曖昧なところがあり、時にちょっとしたクレーム騒動になることがあります。 もちろん、特定のクライアントの宣伝など営利を目的としたものであれば、ご承知のようになかなかうるさいことも発生しますし、それなりにこちらも事前に注意と手当てをしておくものですが、あいまいと申し上げたのは、あくまでもスナップとして撮影した際にでも起こりうるトラブルというものが実際にあるからです。 写真が雑誌のグラビア頁などに一種の企画記事として掲載されるようなスナップの場合には、基本的には報道に近いものがありますから、何が写ってもさして問題にもなりませんし、抗議の根拠となるものもありませんが、それでもなお、時には、背景に映った特定の企業の広告塔や看板のロゴなどの写り込みに神経質な向きもありますし、ビルを背景に撮る場合には時として建物の肖像権を主張されることもあります。また、時にはモデルさんが手にしたバッグなどにも注意を受けるといったこともあります。 これらは#1さんがお書きの著作権法や意匠法、あるいは肖像権といったことでクレームがつくのですが、そのほとんどは、余程のことがないかぎり、適切なご説明と話し合いで解決できる範囲のものではあります。 とはいえ、とにかく、そんな状況になるといたずらに時間と手間を取られることは避けられないものですから、ファインダーを覗く際にはそうしたことを一応頭に入れて、できるだけトラブルの種が写らないようにアングルを決めてほしいと、いつもカメラマンにはお願いしています。 これらはまた、その写真が善意で使用されるものの場合にはまったくと言っていいほどクレームはつきませんが、悪意とまでは行かないまでも、多少なりともイメージを損なうような内容に使用される場合によく起きるトラブルと言っていいように思います。 ですから、誰が見てもあの店のものと分るようなバッグであったとしても、できればやや斜めに持ち替えてもらうとか、ロゴの入った帽子などもすこしアミダにかぶってもらうなどと一応配慮だけはしておくことにしています。 一度だけですが失敗をしてしまったことかあります。スナップだからと軽い気持で撮影してそのまま使ってしまった写真にある球団のマークの入った帽子がしっかり写っていた、そのことで球団側からお叱りを受けたことがありました。もちろんただお叱りで済んだものではありましたが、法的には大した根拠がないからと、気楽に考えていたところもあったと反省したものでした。
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- nidonen
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服やバッグに関して言えば、許可を取ることは通常ありません。 ご質問の件では著作権法と意匠法が関連するほか、業界の慣習と しても、街角スナップで許可を取った例は聞いたことがありません。 著作権法の観点から言えば、ブランド物を身に付けた人の写真を 掲載することは「 引用 」に該当しますので、著作権者の承諾なしに 掲載できます。また、意匠法では、そのブランド物に模倣した製品を 作ったり、ブランド物の掲載で商売をしていると認定されない限り、 権利を侵害したことにはならないので問題ありません。 もちろん、引用を逸脱するケースもあります。たとえばミッキーの シャツを着た人の写真を並べ、それぞれのシャツにふきだしをつけて マンガに仕立てたとしたら、引用を範囲を超えてしまうかもしれません。 もっとも、この場合では確認を取ったとしても、ディズニー側が認めない とは思います。
お礼
回答、ありがとうございました。 勉強になりました。
お礼
回答、ありがとうございました。 結構、シビアに扱わないといけないと痛感しました。 とても、勉強になりました。