日本は既に核に関する実験をした？

質問

以前ある雑誌で、原子力関連で働いていて政治もやろうとしていた大前研一という人が言っていたんですが、日本も既に核に関する実験をしたと。具体的に言っていたか、漠然とした話かはっきり覚えてないですがそれを読んでほんとはどうなのか知りたくて。もしやったなら目的は、どうして一民間人の大前氏が知ったのか、日本にも情報網を張り巡らしている米国がどう対応したのか、反原子力のマスコミ等は騒がなかったのか、国は偽装したのか等不思議です。もし何か知っていたら教えて下さい。

回答No.6

noname#13382 · ベストアンサー

#4 です。
お返事を拝見しました。
では
より突っ込んで書いてみます。
爆縮に関しては、最初に解析に成功したのはアメリカで、イギリスとフランスはアメリカの技術供与を受けて成功しました。
ソビエトはイギリスのスパイから技術を盗みました。
中国はソビエトの技術供与を受けました。
というわけで、核五大国の技術はすべてアメリカ由来です。その後に拡散した国々も、五大国と何らかのかかわりがあったわけで、すべてアメリカ由来ということになります。
日本も同じように考えるのが自然だと思いますし、そうすればアメリカが文句を言ってこなかった(たぶん)理由もわかると思います。
当時北東アジアでは韓国が核兵器の開発を進めていて(後に断念)、アメリカが必死になって止めにかかっていました。それと関係があるかもしれません。
現在の状況ですが、ニューズウィーク誌掲載のアメリカ CIA の分析によれば、日本は6週間で広島級原爆を組み立てられるとありました。
それを M-5 ロケット(H-2 は発射に手間がかかりすぎる)に搭載すれば、かなりの抑止力になります。
そのような訳で、外国では日本は潜在的核保有国の筆頭に上げられています。

お礼

遅くなりましたけど、再度の回答ありがとうございます。
これも前から不思議だったんですが、米は日本に原爆を落として多数の国民を殺しているのに民間利用としてもすぐ許したのは冷戦があったからだけですかね？日本が米に仕返ししないように制御する・何かあっても事前に察知して対応できる情報網を構築してあって自信があったからですかね。

回答No.7

capitalsol

「核に関する実験」とは「核爆弾の開発」のことだと思います。
以前、原子力物理学や核開発史の関連の書籍を10冊ほど読みました。
その中の何冊かで以下の記載がありました。

・戦時中、日本も独自に核兵器の開発に着手していた。
・使い物にならないレベルのまま終戦を迎えた。
・研究開発は物理学者の仁科芳雄が中心だった。
・試しに爆発させる実験までは、至らなかった。

これは、開発当時は極秘だったのでしょうが、現在は史実として認められています。

URLを書いておきます。

参考URL：

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%81%E7%A7%91%E8%8A%B3%E9%9B%84

お礼

遅くなりましたけど、回答ありがとうございます。
他の方の回答から、爆縮の事かもしれません。
核の開発の事は聞いた事があります、でも米と日本では予算や学者の人数等規模も質も全く違っていたから。日本人は淡白だからか、湯川は米国も当分出来ないと根拠も無いのに推測していたんですよね？能天気というか、おっとりしていて戦争しているって切迫感があったのか、情報機関や要員を使って本気で相手の現状を知ろうとしたのかな。

回答No.5

sqwe-ir

原爆と、核の研究は異質な物です。
臨界量や中性子発生量などは知らなければなりません。

知らずに扱う程危険な物はありません。

最近、
「主任と一緒に混ぜていたら、いきなり光りだした。慌てて逃げた。」
こう言う事件がありました。

これは、臨界量被爆で、連鎖反応が始まり、中性子が密度が高いので外へ出られずどんどん反応している状態です。
もちろん、指示通り作業した職員は１ヵ月後に病院で息を引き取りました。

臨界量被爆は、爆心地の被爆と同等の放射線を浴びます。原爆の熱が無いだけの冷たい原爆です。

理論的には、すぐにでも原爆や水爆を作る技術は持っています。（作成装置や設備は準備していません）

質問の爆縮実験ですが、コアをダミーにすれば問題はないでしょう。

もちろん、地下実験でも何でも、コアを核で行っていれば、現在の日本の政治構造はあり得ません。
外国では、原子力発電自体を禁止されたり、原子炉をF-16の爆撃で破壊された国もあります。

原理は核のコアを火薬でくるみ、爆発させて圧縮するもので、爆縮レンズの別名もあります。
私でも相当昔から知っている事です。

原子力発電の放射性廃棄物からは原爆の材料がゴロゴロ出てきます。
核兵器は、放射性廃棄物のゴミ箱としてどんどん量産された訳です。

土中に埋めても海洋投棄するにしろ、いつか自国が危ないし。他国に捨てる訳にも行かないし。＾＾；

一説によると、日本が異様にプルトニウム発電にこだわる理由は、間接的に原料の確保を常時しておき、

有事から３ヶ月以内に開発出来、使用できる。
こう外国に警戒させ、軍事行動をけん制する狙いの為なのだそうです。

お礼

遅くなりましたけど、回答ありがとうございます。
もしsqwe-irさんの説だとすると、米との関係が壊れた場合を想定しているという事ですかね。でも現在は、広島・長崎とは比較にならない程威力が大きいから何か起こってから慌てて造ってどの程度効果があるかですね。

回答No.4

noname#13382

#2 です。
はじめに断っておきたいのですが、私が知っていることは NHK や民放のドキュメンタリ番組で紹介されたことです。私自身は何らかの活動にかかわっているなどのことは全くありませんし、特定の活動を支持しているわけでもありません。
爆縮とは通常の火薬を使ってプルトニウムを臨界させるために必要な技術です。爆縮に成功すれば、核爆弾の製造の8～9割に成功したようなものです。日本が行なった実験は核物質の反応を伴わない、通常火薬による爆縮のみです。
何のために実験をしたか、それは分かりません。

以上の点が私が TV で見たことです。

お礼

回答ありがとうございます、参考にします。
ただconveyer32さんが何を懸念されたのかよく分からないですけど、ここはそれぞれが誰か全く分からないですし直接訊いたり追跡もできないですしする気もないので安心して下さい。単に、詳しく知りたかっただけですから。個人が特定されても・されなくても、思想や合法的な活動は自由なのでわざわざ表明する必要はないですけど、私もふと雑誌でよんで知りたくなった程度ですよ。

回答No.3

K-1

「核に関する実験」といっても原子力発電や放射性物質の実験でも「核」ですからな。
先日イラクで行われてニュースになった「ウラン濃縮」の可能性もありますね。
日本は「遠心分離法」という、独自の濃縮方法を開発しています。
核燃料製造の技術ですが、当然核兵器製造にも繋がります。
核融合炉、高速増殖炉等、日本の原子力研究は結構先端を行っていますよ。
放射能患者のデータが一番多いのも日本なので、治療研究も進んでいます。

お礼

遅くなりましたけど、回答ありがとうございます。
この分野はそのままでないとしても軍・民両方に使える技術が多いでしょうし、私の質問も曖昧でしたがはっきり書いてあったわけじゃなくて。恐らく爆縮かもしれません。

回答No.2

noname#13382

おそらく「爆縮」のことを言っているのだと思います。
核爆弾は1000分の1秒の精度で起爆する技術が必要で、そのときに爆縮という方法を用います。
高度なコンピュータ解析や高性能火薬の調合が関係していて、簡単にできるものではありません。
日本では1973年に当時の通商産業省(現在の経済産業省)主導の下、爆縮実験に成功しています。

補足

回答ありがとうございます、質問がはっきりしなくてすいません。言われるとおり、原子力関連ではなくて原爆関連としての実験です。

爆縮とは書いてなかったですが、恐らくその事かもしれません。でもそれは何の目的でやったんですか？原子力発電に必要なんでしょうか？それとも万が一の為に、技術を蓄積・保持しておこうとしたんですかね。武器でも市販されてる物を軍事に転用できるし、大前さんがどういう意味・意図でそう言ったか分からないですが、原子力自体に反対してわざと混同したのか分からないですが。もう少しその実験の事を教えてもらえると助かります。

回答No.1

tatsumi01

大前研一氏は大メーカーの原子力研究所に勤務していたことがあるような記憶がありますが、確かではありません。
それはともかく、核に関する実験なら日本中至るところでやっています。東大にも昔原子核研究所や原子力工学科がありましたし、上記のメーカー以外にも原子力研究所は沢山あります。
「核に関する実験」＝「核兵器の実験」ではありません。大前氏の講演を知りませんから、これ以上は何とも言えません。

お礼

回答ありがとうございます。
眠いのもあってか、曖昧な質問でした。原子力関連ではなくて、他の方の回答にある原爆関連の実験をした事があるのかです。