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変電所内の所内トランスについて
はじめまして、鉄道会社で変電所設備の保守の仕事を始めて間もないものです。わが社では66kVを6.6kVに変圧して各駅に配電していますが、変電所内の電源にに6.6kVを利用して三相3線式の200Vと単相3線式の100V電圧を取り出せる変圧器(内接デルタ?)を使用しています。なぜこの変圧器を変電所の所内トランスとして一般的(電力会社の変電所等でも使っているとか聞いたような?)に用いられているのか教えてください。 電気素人の質問です。よろしくお願いします。
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一般的に特高変電所では内接デルタを所内変圧器として使います。なぜ用いられるかは、 容量が大きくない200V・100Vの両方を必要、 容量の変化の管理がメーカーで出来る、 所内なので対地電圧の規制がない スペースが小さい コストが安い等あります。 鉄道施設の法律を理解していないのでわかりませんが、電気使用場所(変電所等以外の場所)では、電灯・コンセント関係の対地電圧が150Vに制限されいます。内接デルタでは、対地電圧が150Vを超える場所が出来てしまうので、一般的に使えないと思います。電気使用場所では一般的にダブルパワータイプになると思います。
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- anachronism
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関係あるかどうかよくわからないのですが、鉄道用の電気工作物は、除外規定により電気事業法が適用されないので、そのへんが関係しているのかもしれません。 つまり、「自家用電気工作物」では一般的に使用されないものでも、鉄道用ということであれば使用できるのではないか、ということです。 御参考まで。
お礼
ありがとうございます。「鉄道用の電気工作物は、除外規定により電気事業法が適用されないので・・」ということで鉄道六法を読んで調べてみたいと思います。ありがとうございました。失礼します。
- denkiya3
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>変電所内の電源にに6.6kVを利用して三相3線式の200Vと単相3線式の100V電圧を取り出せる 変圧器(内接デルタ?)を使用しています。 *「内接二重デルタ結線 変圧器」のことですね。(私の勤務先の変電所も使用しています) 私も、まだ新人の頃不思議に思ったのですが、先輩に聞かず調べずに終わっています。 疑問を感ずることの感性を失っては駄目ですね(自戒) この年代になって、後輩達の向学の為調べましたが判りませんでした。 知識の豊富な方々に期待しましょう。 (今度、変電所メーカー技術者と打ち合わせの機会がありましたら、質問を浴びせてみます。)
お礼
ありがとうございます。もし分かり教えていただけたら幸いです。よろしくお願いします。失礼します。
- ymmasayan
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所内トランスだけではないようですよ。 柱上トランスでも灯動共用で似たものが沢山使われていますよ。 「灯動共用」「灯動兼用」で過去質問を検索してみてください。 下は一例です。
お礼
ありがとうございます。「灯動共用」「灯動兼用」について調べてみたいと思います。参考になりました失礼します。
- mukaiyama
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>なぜこの変圧器を変電所の所内トランスとして一般的に用いられているのか… ご質問の主旨が今ひとつ理解できないのですが、単相と三相が 1台で兼用できるなら、それに越したことはないでしょう。所内の負荷を満たすだけなら、それでじゅうぶんです。
お礼
ありがとうございます。確かに「所内の負荷を満たすだけなら十分」という観点から考えるともっともな感じがします。この内接二重デルタトランスという特殊なトランスは、変電所内トランスとして用いる以外でと他でも別の用途や場所で使われているという情報があったら教えていただけたらと思います。機会がありましたらよろしくお願いします。
補足
ありがとうございます。とても参考になりました。もし内接デルタ変圧器の参考URL等がありましたら教えていただけないでしょうか?大変身勝手ではありますがよろしくお願いします。