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なぜ飯椀は陶器で、汁椀は木製?
鎌倉以前には、食器はすべて木製であったと理解しますが、現代に到るまで、他はすべて陶器になったのに、汁椀だけは木製ですね。これまで疑問にも思わずすっかり慣れてしまったので、陶器でみそ汁というのは、ピンと来ないと思います。 質問は、なぜ汁椀は木製のままで、陶器にならなかったのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
陶器の椀に熱い味噌汁を入れたら、手も熱いし口をつける部分も熱いし大変ですよね。 その点木製の椀は触っても熱くないです。だからじゃないかと思っていましたが。 同じ理由でスープを飲むときは木製のスプーンをよく使います。
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- nozomi500
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熱伝導が一番の理由でしょう。 あと、「見た目」の問題もあるかと・・・。 お茶(煎茶)のように澄んだものは、白い陶磁器のほうがおいしそうに見えます。 すまし汁の場合は、逆に、白いとダシ色が薄くておいしそうに見えない。味噌汁なら白かろうと赤かろうと黒かろうと同じ? 蓋ですが、親子丼や天丼は「蓋つき」で出てきますから、そんなに大きな問題じゃないように思います。
お礼
なるほど、見た目というのも関係するのでしょうね。有り難うございました。
- Mock_Hatter
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木(あるいはプラスチック)が今でも多いというのは、一つには蓋の問題があるのではないでしょうか。汁ものの場合、蓋をして出すことが多い。これが陶器だと重いし割れやすい。木だとそのあたりが非常に便利。 とはいえ、私が住んでいるあたり(神戸)でも、陶器の汁ものの椀はあったりします。
お礼
有り難うございます。そうですか、神戸にも陶器の汁椀があったりしますか。参考になりました。
- sqw-99
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握れないから。 よそう時、すべる。 配膳の時も危ない。 落とすとすぐ割れてしまうから。 木なら安心して早く配膳できる。 この方が良いから。
お礼
有り難うございます。
私も回答を(出来れば正式なところを)知りたいと思いますが、参考までに私の田舎の話を。 私は九州の田舎で育ちましたが、汁椀も陶器でした。飯椀は横から見て三角に近い形で、汁椀は丸っこくて、一目で違いの分かる形をしています。 伊万里や有田などと距離的に近いのと関係あるかもしれませんが、今でもその地域では普通に使っているようです。 田舎を離れて漆器の汁碗を初めて見ましたが、軽いので扱いにくくよくこぼしていました。なれると木の方が合理的だと思います。
お礼
これは面白いですね。なるほど。それに僭越ですが、「飯椀は横から見て三角に近い形で、汁椀は丸っこくて」この表現力は、ビジュアル的ですごいと思いました。
- ipa222
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1さんのおっしゃるとおり熱の問題ですね。 日本は匙を使わず汁を飲みますから。 キャンプの食器も実は木がおすすめですよ。 軽くて割れない。熱くならないので。
お礼
有り難うございました。
私も前に疑問に思った事があります。 思うに、汁物は熱いので熱伝導の良い陶器には適さないからではないでしょうか。 製作サイドにも陶製は「薄く綺麗に」を競う傾向もありますし。 例外はお茶ですが、「茶道」に発展したからでしょうか。 以上全部私個人の推理ですのでご了承下さい。
お礼
やはり熱ですね。有り難うございます。
お礼
有り難うございます。納得!