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機械系の英文の和訳
- Adsorptionは、固体表面への原子または分子の付着を指す。物理吸着はバンデルワールス力によるもので、比較的弱い。一方、化学吸着はより強力な力が関与する。物理吸着は可逆的であり、高真空下で吸着物質が取り除かれる一方、化学吸着された膜はエネルギー供給(例:加熱)がない限り除去できない。
- 接触力は隣接する表面間の引力を指す。物理化学では、接着は固体表面と第二の相(液体または固体)との間の引力を意味する。この定義は可逆的な平衡を前提としている。一方、機械技術では、接着は一般的に不可逆的である。鉄道工学では、接着はしばしば摩擦を意味する。
- ヘルツ方程式に基づいて計算される、2つの固体物体の接触点での圧力をヘルツ圧力と呼ぶ。
- ヘルツ方程式に基づいて計算される、荷重下での2つの固体物体の接触面積をヘルツ接触面積と呼ぶ。
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質問としてはこりゃ、ちょっと量が多いですよ。次回からは訳せるところまでは自力で頑張って、分からないいくつかの文に絞って質問するようにしませんと。 最初は確かにちんぷんかんぷんかも知れませんが、数をこなすうちにいくつかの単語から意味が想像できるようになり、スムーズに読めるようになりますよ。 とりあえず訳しておきます。(完璧な訳とは言い難いので、対応する日本語の項を理化学辞典などで調べて万全を期して下さい) 吸着 原子または分子が固体の表面に付くことを言う。 物理吸着はファンデルワールス力(van der Waals力)に基づくもので相対的に弱いものである。化学吸着は一般に強い(吸着)力を含む。簡単に見分ける方法の一つは、物理吸着は可逆であり高真空にさらされると脱離するのに対し、化学吸着は何らかのエネルギーを与えた場合・・・例えば加熱など・・・にのみ脱離する点である。 接着力 摩擦的な接触において、隣り合う面同士に働く吸着的な力のことを言う 1. 物理化学においては、接着とはある固体と、さらに第二の相(液体または固体)の引き合う力のことを言う。この記述は可逆平衡の仮定に基づくものである。 2. 機械工学においては、一般に接着とは不可逆なものである。 3. 鉄道工学では接着(*)とは摩擦を意味することが多い。 *訳注 辞書的なニュアンスを残す意味で無理に同じ「接着」という言葉に訳したが、3.の意味であれば日本語では通常「粘着」と訳される。 ヘルツ接触圧 弾性変形に関するHertz方程式に基づいて計算される、二つの固体の接触において接触領域で生じる圧力。 ヘルツ接触面積 弾性変形に関するHertz方程式に基づいて計算される、荷重がかけられた二つの固体間の接触面積。
お礼
忙しいところ本当にすみませんでした。分かりやすく訳していただいて、感謝しております。どうもありがとうございます。また、よろしくお願いします。