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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ゲノム地図とマーカー)

ゲノム地図とマーカーとは?

geneticist12の回答

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回答No.4

もちろん、ヒトゲノム情報は、飛躍的・加速度的に増えてきましたから、いまでは、物理マップのされていない多型マーカーを使うことはまず考えられないです。ただ、質問者の方は、歴史的なことを尋ねていらっしゃるようでしたので、genome age以前から行われていたことを指摘したまでです。 補足すると、SNPsマッピングなんかは、完全にゲノム配列ベースの技術なので、genome age以降です。RFLPやマイクロサテライトのタイピングはサザンハイブリダイゼーションでやっていたのもですが、そういう多型マーカーの物理マップをする方法としては、そのプローブでFISHをしたり、ゲノムの各領域を代表するBACやCosmidクローンのコレクション(contig clones)にたいしてハイブリをしてみるなどがあります。 >ヒトの場合困難ですよね 個人や小さい研究室でやるのは、そりゃ、困難でしょう。 でも、現実そういうことをやっているのは、お金も人材もある大きな組織ですから。検体を集めるのも、調査・解析するのもおおがかりですから。 > そこで、連鎖不平衡解析といった手法が行われているようですが 連鎖不平衡解析という決まったフォーマットがあるというのは知りません。ひょっとして、QTL解析のことでしょうか。いずれにしても、目指すところが微妙にちがっているようにおもいますが(多遺伝子の相互作用で現れる現象について、それらの因子がそれぞれどこにあるかというような)。

haru84
質問者

お礼

haru84です。 ゲノムとマーカーの関係や利用の経緯、新規遺伝子の同定に関して詳しく説明していただいたおかげで、これらの用語についての理解を深めることができました。正にこれこそ私が求めていた回答です!親切にお答えいただきありがとうございました。  分子生物学分野の実験はキット化されたものもあり、操作も比較的簡便な場合が見受けられますが、その背景にある理論や歴史が大切と考えています。そういった意味で大変参考になる回答を頂きました。ありがとうございました。

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