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血液検査で38項目の記号を知りたい
毎回採血を受けてる中で今回その結果をプリントで受けましたが、全てFBS,とかWBCとかHCTなどと書かれてあって、それに並んで数値が記入されてる恰も暗号書類みたいで、皆目理解できません。ご教示戴きたくお願いいたします。
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38項目全てではありませんが、日赤献血時の検査結果表をもとに、書かせていただきます。 RBC:赤血球数 男425-570 女375-500万/μL 血液の主な成分で、赤い色素ヘモグロビンを含み酸素を運びます。少ないと貧血といわれます。 μLは、1×1×1mmの容積をあらわします。(厳密には違いますが)採血量1mLは、1000μLです。 Hb :ヘモグロビン量 男13.3-17.4 女11.2-14.9g/dl 酸素、2酸化炭素を運びます。少ないと貧血といわれます。ちなみに鉄が含まれているため、貧血には鉄剤を服用しなさいといわれる所以です。 Ht :ヘマトクリット値 男39-50 女34-44% 血液量に対する赤血球の容積割合です。 MCV:平均赤血球容積 80-100fL 赤血球の大きさをあらわし、大中小とあります。 Ht/RBC*100 MCH:平均赤血球ヘモグリン量 26-34pg 赤血球1個に含まれるヘモグロビン量 Ht/RBC MCHC:平均赤血球ヘモグリン濃度 32-36% 赤血球一定容積に対するヘモグロビン量比 WBC:白血球 35-100×100/μL 防御反応を担当する血液中の細胞 PLT:血小板 14-38万/μL 出血を止める大事な役目を担っている。少ないと血がとまり難いです。 ALT(DPT):5-45IU/L 肝臓に多く含まれ、肝臓の機能をあらわします。 AST(GOT):11-37IU/L 心臓、肝臓に多く含まれています。 γ-GTP:10-65IU/L 肝臓・胆道・膵臓・腎臓に多く含まれ、アルコール性肝臓機能障害などで、値を注目しながら治療します。 TP :総蛋白 6.5-8.2g/dL 血清中の蛋白総量 栄養状態を表します。 ALB :アルブミン 3.9-5.0g/dL 血清中の蛋白で半分以上を占め、肝臓で作られます。身体の調子全体を見るには適しています。 A/G :アルブミン対グロブリン比 1.2-2.0 身体は、この比を常に一定に保とうとする働きがあります(だから健康体といいます) CHOL:コレステロール 110-250mg/dL 血清脂質の一種で、脂肪食べすぎとか動脈硬化などでよく知られています。ホルモン原料などかなり大切なものです。(余談ですが、日本民族は飢餓体質で少ない食料に対応しています。脂肪・砂糖などの摂取が多くなると身体が対応できなくなり、糖尿病、肥満、生活習慣病を起こしやすくなります。) 手元に一覧表がないため、後日他の項目を記入します。気長にお待ちください。もし他の人がより詳しい回答をされた場合は、手抜きさせてください
お礼
誠にご丁寧に有り難う御座いました。小学校で初めてかたかなを教わった様な感激に浸ってます。叉宜しくお願い致します。