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電化製品の値段はいくらになるのでしょうか?

ゴミの収集日に金属やプラスチックの塊のような、さまざまな電化製品やなべかまの類が沢山捨てられています。もちろん現在はリサイクルされているものもあるのでしょうが、特に金属は精錬に多大の熱エネルギーを使うと聞いています。このような観点からは、このように捨てられている金属の価値はかわらないのではないかと思いますが、実際はすごく廉くなってしまうのは何故ですか。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#9757
noname#9757
回答No.1

金属としての「価値」は変わらなくても「価格」は変わります。 金属としての価値と、金属を使った製品としての価値は違います。 質問者さんが例に挙げた電化製品や鍋釜などは金属としての価値に価格がついているのではなく、製品としての価値に価格がついています。鉄1キロの地金と鉄1キロを使用して作られた製品の価格が全て同じではないでしょう。 それらが機能を失ったり、経年すれば製品としての価値が落ちますので当然新品と比べれば価格は落ちます。 また金属としてみても地金であればすぐに次の行程に進めますが、製品として生産されてしまったものは次の姿に加工(リサイクル)するためには、製品として加工される前の状態に戻さなければいけないため、その分コストがかかりますので地金より安くなければ、もう一つの価格の決定要素、需要は生まれません。

kaitaradou
質問者

お礼

大変参考になりました。有難うございました。

その他の回答 (1)

回答No.2

資源はケイ素のように無尽蔵にあるものから、ICチップなどを作る際に必要なのに殆ど地球上に存在しない希少金属までいろいろあります。 金属は、元素そのもので製品になっているのではなく、他の金属との合金になっていたりします。 金属を再利用するためには、金属種類毎に分類し、それを溶かして、更に細かく分類し、それぞれインゴットという固まりにするのですが(水銀のように熱を加えると蒸発してしまうものもあり、それらは特別の方法で回収します)そこまでいくのに、多くの人力と、設備、エネルギーなど、多額の費用(一番多いのが人件費)を要します。そうなると、新たに鉱石から製錬した方が安いという金属もあり、そういう廃棄物は需要がなくなって二束三文ということになるのです。 最近は中国が多くの余剰人的資産(人件費が圧倒的に安い)を利用して、日本などから資源ゴミ、金属ゴミを大量に輸入して、再利用資源を生産しています。(ペットボトルは、ポリエステルの材料になりますが、再利用が簡単なのでこれも中国が大量に買い入れています) またアルミニウムなどは、ボーキサイトという鉱石から製錬するのですが、電気エネルギーがアルミカンなどの再利用の10倍以上もかかります。 また鉄も、鉄鉱石を精錬する際に、鉄に含まれる炭素を少なくするため、さびた鉄が必要であり、鉄も再利用がさかんです。 従って、アルミと鉄は資源ゴミとしているのです。 つまり金属毎に、やはり経済原則に従って流通しているのです。

kaitaradou
質問者

お礼

環境汚染の問題との関係も知りたいのですが、現状を理解するためのイメージがいただけました。有難うございました。

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