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無脂肪ヨーグルトがトクホでないのは?
1、ガン情報チャンネルで乳脂肪が癌のリスクを高めると言っていたのですが、無調整ヨーグルトがトクホなのに、それの脂肪ゼロのがトクホではないのはなぜでしょうか? 2. 消費者庁はトクホを取り消したり、消費者に補償したりするのですか?
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特保の問題点は、質の高い研究成果が必要で、その研究コストが膨大なのでその点がボトルネックになることがほとんどです。ですから申請しないからではなく、それ以前の問題です。ところが機能性食品は信頼性の低い論文でもインターネットでそれらしいものを探してくるだけで審査を通過しますので、やたら多いのです。ですから機能性表示食品でない理由は「申請していないから」という事になります。 ですから特保は信用できますが、機能性表示食品はほぼ信用できません。
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- Higurashi777
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トクホ(特定保健用食品)はからだの生理学的機能などに影響を与える保健効能成分(関与成分)を含み、その摂取により、特定の保健の目的が期待できる旨の表示(保健の用途の表示)をする食品です。 特定保健用食品として販売するには、食品ごとに食品の有効性や安全性について国の審査を受け、許可を得なければなりません。(健康増進法第43条第1項) たとえば特茶などは「飲むことで体脂肪を減らす」というということが科学的に立証された結果をもとにサントリーがトクホの申請を行い、特定保健用食品としての認定を受けています。 脂肪ゼロのヨーグルトがトクホでないのは、その製造元が「脂肪ゼロのヨーグルトに何かしらからだの生理学的機能などに影響を与える保健効能成分(関与成分)を含んでいて、摂取することにより、特定の保健の目的が期待できる」ということを立証できておらず、更に認定のための申請を行っていないから、ですね。 >乳脂肪ががんのリスクを高める 個人的には仮にリスクが高くなったとしても誤差の範囲内だと思っていますが、おそらく「乳脂肪ががんのリスクを高める→脂肪ゼロのヨーグルトががんの発生リスクを抑える」という効果が実際にあるかどうかの臨床試験を行うのはかなりの長期間にわたり実施する必要がありますし、かりにがんが発症したとしてもそれが乳脂肪分のとりすぎが原因かどうかの因果関係を立証することも大変(おそらく不可能)です。 なので「がんの発生を抑制する」という目的においてのトクホ製品としての認証を得ることはおそらくないでしょう。 >消費者庁はトクホを取り消したり、消費者に補償したりするのですか? 取り消しの事例はあります。 参考 https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG23HBM_T20C16A9CR8000/ 仮に補償するような事例が発生したとする場合、補償責任は製造/販売した企業側に発生します。消費者庁には補償責任はありません。 以上、ご参考まで。
- takochann2
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トクホの取り消し制度は多分ある。 補償はない。そもそも消費者に対する何の補償なのでしょうか。
- takochann2
- ベストアンサー率36% (2427/6698)
僅かに癌のリスクがっても、トクホにふさわしい研究成果があれば認定されます。その無脂肪ヨーグルトでは研究されていないからでしょう。乳脂肪の有無や癌のリスクとは関係がありません。 また、すべての食品には欠点があります。ほとんどの食べ物には肥満や糖尿病のリスクがあります。水ですら飲み過ぎれば中毒になります。食塩の多いカップ麺や、コンビニの弁当などは牛乳に比べれば猛毒と言っても良いくらいです。