なぜナザレのイエスを神として扱うのか

質問

こんにちは。

西洋史を個人的に勉強していて、必然的にすこしキリスト教の歴史についても触れるのですが、タイトルの件がよく理解できません。

というのも、同じ一神教のユダヤ教やイスラム教の預言者とされる人たちは、神ではなくあくまで人間として扱われていると思います。実際、イスラム教ではイエスを預言者として認めているものの、あくまで人間として扱いますよね。

しかし、キリスト教の正統派においてはなぜ三位一体という直感的に理解できない理屈を採用してまで、ゴルゴダの丘で磔刑にされたナザレのイエスを神として扱うようになったのでしょうか？普通にわかりやすく、神がイエスを人間の代表として罪を背負わせるために遣わした。とかではだめだったのでしょうか？

回答に期待する内容としては、信仰心に基づいた神学的解釈というより、キリスト教の歴史として、なぜそうである必要があったかを知れるものをいただきたいです。

よろしくお願いします。

回答No.1

gunsin · ベストアンサー

キリスト関連の書籍の日本語では、「主」と表記されます、
「神」と解釈したのは、誤認でしょう。

お礼

回答ありがとうございます。
誤って、ベストアンサーにしてしまいました。すみません。再投稿します。

神と主で神学的に違いがあるのでしょうか？

回答No.2

eroero4649

三位一体は、生まれつきのクリスチャンではない日本人には原罪と共に本質的に理解できない概念です。キリスト教でも三位一体が成立するまでに100年以上の論争をしているのですが、なぜそんなに長い間論争しないとまとまんなかったのかは、宗教学を学んでる人でもないと理解できないんじゃないかなと思います。
ただし、三位一体はキリスト教の信仰の根幹を成すものなので、これなくしてキリスト教はあり得ません。と、牧師さんから習ったのですが、私にはどうにも本質的に理解できませんでした・笑。

三位一体をクリスチャンではない日本人が歴史学的に理解することは、私は不可能なんじゃないかなと思います。宗教学的に理解するしかないんじゃないかな。
逆に、一神教系の人たちは仏教的な「輪廻転生」を本質的に理解できないみたいですね。我々は「輪廻転生」ってスッと入ってくるじゃないですか。理屈じゃなく、そういうものなんだなみたいなね。でも一神教の国の人たちは「何度も生まれ変わる」というのはファンタジーとしては面白いけれど、信仰としては理解できないって感じみたいですね。

お礼

回答ありがとうございます。
いやあ、繰り返しになりますが、神学的に三位一体の解釈の必要があったにしろ、何故そんな理屈を正統派にしたのかわかりません。聖書上の矛盾の回避でもあったのでしょうか？　実際、イエスを人間とする異説もあるようなので…。