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北朝鮮のミサイルが北海道に落下?爆発はなかったのか?
- 北朝鮮のミサイルが北海道のすぐ近くに落下したという報道がありますが、爆発についての情報はなく、報道もされていません。
- 弾頭が通常爆弾ならば、水柱が北海道の道民の目にも映るはずですが、全く報道がありません。また、Jアラートも鳴らなかったため、政府の対応に疑問が生じています。
- 一方、テレビではミサイルがアメリカを狙っていると報道されていますが、着水地点は日本近海だったようです。この矛盾について、なぜ日本人は気づかないのか、疑問が残っています。
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>こんなに近くに落ちたのに、Jアラートも無かった。 Jアラートは、日本の本土・領海内[約22.2Km内]に着弾あるいはその上空を通過(失敗時を想定)する場合しか発令されません。 (今回は、EEZ[排他的経済水域]に着弾が早期に判明していた為、Jアラートは発令されず。) ただ、海上保安庁の海の安全情報では、北朝鮮の発射後数分以内(10:18)に先ず第一報が発令され、着弾予想個所も事前(11:07)に報じられています。 (海を航行する船舶の安全を確保するため、実はミサイルに関しては、自衛隊より海上保安庁の情報の方が速報性が高いです。) また、着弾が11時23分頃と想定されますので、余裕が無かったわけではありません。 ちなみに、核兵器に対する警報の意義に関してですが、イスラエル等の本当の意味で危機感を感じている国の広報ですが、爆発時点で爆心地の10Km圏内で屋外に居た場合、助かる可能性は極めて低いが、それより遠方であれば、目を閉じ耳を抑え口を開けた状態で地面にうつ伏せば、死亡する可能性は劇的[数十%の確立でとりあえず生き残る]に改善するとしています。 ⇒国民保護を考えると、Jアラートが発令されたら、上記体勢を取る教育を進めることが、国民の人命保護には有用と私は思っていたりします。 まあ、米露のアトミックソルジャー[核兵器の爆発を数~数十キロの地点に作った塹壕でやり過し、起爆後の衝撃破が収まった後に、防護服無しで爆心地に突撃させる訓練]の実績が示す様に、爆発直後の熱と衝撃波をやり過す工夫をすると生存率は、劇的に回復します。 (まあ放射能と二次被害[火災等]の対応も必要ですが…。) ちなみに、事前にある程度着弾点が余裕が出来ていたので、今回は自衛隊のF-15戦闘機が現場に急行しており、弾道弾の落下に関連する痕跡と推定されるものを観測しています。 https://abema.tv/video/episode/89-93_s10_p17978?utm_medium=web&utm_source=abematimes&utm_campaign=times_yahoo >弾頭が通常爆弾ならば、水柱がかなり高く上がって、北海道の道民の目にも映るはずですが、全く報道が無いです。 北朝鮮のミサイルの弾頭の重量は、推定では数十~200Kg程度ですので、約200km離れた北海道民が観測できる程の水柱は立たないです。 (秋から冬にかけては、日本海では数メートル単位の波が断続的に発生する…。) ⇒海中で核弾頭が起爆すれば、Km単位の水柱が発生しますが、高々100Kg単位の物体が海面を打ったとしても誤差の範囲です。 なお北朝鮮は、一般的には弾道ミサイルの大気圏内への再突入技術を確保していないと見られています。 極超音速まで加速させた弾道ミサイルを有効に活用する為[核弾頭は、100分の1秒の誤差も許さない精密機械です。]には、再突入時に相当の速度まで減速させる必要があります。 (そうしないと大気圏内での圧縮断熱で弾頭自体が融解しかねない。) 現在、大気圏内・水中で核兵器の起爆実験は国際法で禁止されている関係で、条約発効前に実験を済ませた国[米露など]を除くと、弾道ミサイルの有効性には疑問符[中国ですら…。]が付きます。 (北朝鮮は、条約を考慮しないので、本当に有効性に自信が有るのであれば、弾道ミサイルの実験時に核兵器の起爆確認もやりそうですが、未だにやっていません。) >テレビを見れば「ミサイルがアメリカを狙っている」とかしか言わないです。ですが、着水しているのは日本近海です。 今回は、ロフテッド軌道という昨今流行の軌道をとりました。 https://news.goo.ne.jp/amp/article/ntv_news24/world/ntv_news24-2022111808364788.html ロフテッド軌道は、有効射程を極端に狭めるデメリットを享受した上で、防衛側が対空ミサイルで迎撃をするのは困難とする運用であり(軌道が高高度を経由し着弾時も高速と成る)、標的と成った国民が逃げる時間まで確保されてしまうので、メリデメが極めて顕著化する運用です。 (今回も着弾1時間前に海上保安庁から警報が出ている。) 脅威で有るのは事実ですが、そこを冷静に判断する事を求められるのだ、北朝鮮の仮想敵国たる我が国の取らざるを得ない立場です。
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- SPROCKETER
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北朝鮮側が日本や米国に配慮してロフテッド軌道を選んで実験しているのでしょうが、高度6000kmと言えば、地球半径とほぼ同じで、本来は意味が無い飛行コースです。着弾すれば、水柱が上がるなんて、漫画やアニメの話のようにはなりません。高度100kmぐらいで大気圏に突入しますが、マッハ20~30ぐらいの速度になるので、超高温に達して、数秒でバラバラに分解して燃え尽きるでしょうね。海面まで届く事は無いでしょう。 マスコミが詳しい話をしないのは、いくつか理由がありますが、あまりに詳しい話をして、落下地点まで特定するような事をすれば、日本が持っているミサイルの追跡技術が発覚してしまう問題があるからでしょうし、日本を直接攻撃しない限りは、日本を標的にしていると言えない問題があるからでしょう。 北朝鮮が本気になれば、日本の無人島の1つを標的にしてミサイルを命中させるのも不可能では無いでしょうから、そういう挑発行為をしない限り、黙っているしかないのでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 それが、日本海に着水したらしいです。 バラバラになるのではなく、海面に着水したことも確認 されています。
- eroero4649
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ミサイルはミサイルなんですけれど、別に弾頭を積んでるわけではないですから「ただのロケット」なんですよ。 日本が種子島宇宙センターから発射してるのも、人工衛星なんかを積んでるからロケットなわけですけれども、あれにもし爆発する弾頭をつけていたらミサイルです。 そんで、今回の北朝鮮のロケットはロフテッド軌道という極端に真上に打ち上げる形式のものでした。これの意図は二つあります。 ひとつは、ロフテッド軌道は落下地点の予想が難しく、迎撃がしづらいこと。もうひとつは、短い距離で長い距離を飛ばしたのと同じ実験ができることです。 質問者さんは今回の実験が「対日本ミサイル」の実験だと思ってらっしゃるかもしれませんが、北朝鮮はもう日本全土を射程圏内に収めるミサイルは開発済みなので、最近のあのテのロケットは日本に撃つためのロケット実験ではないのです。 アメリカ本土を射程にするICBMをいま北朝鮮は一生懸命開発しようとしていて、その実験の一部なんですよ。 ピッチングマシンでね、真上に投げて何メートル先まで飛ばせるか分かったら、45度の角度で投げたらどのくらいまで飛ぶかって計算できるじゃないですか。そういうことなんですよ。分かりやすくいうと、北朝鮮の眼中に日本はないのです。北朝鮮が望んでいるのは、あくまでアメリカとの二国間交渉なのです。でもアメリカがずーっとガン無視しているので、いそいそとミサイルを開発しているのです。 Jアラートは、どのみち役に立ちません。私は何度もここで書いてるし、何度でも書きますけれど、北朝鮮から発射されたミサイルが日本に到達するのは10分かその程度なのです。あっても15分。20分はありません。 だからどんなに迅速にアラートが発せられても、着弾するまでに残された時間はあって3分。実際はせいぜい1分。5分もありゃしません。 スマホでも町内の放送でもアラートが突然鳴って、そこから2分か3分で何ができますか。「え?今アラートが鳴ったよね?」なんて言い合っているだけで30秒くらい過ぎてしまいますよ。 猶予期間を長くとりたいなら、発射された時点で広域に警報を鳴らさないといけません。でもそれをしたら、ほとんどの地域で予測は外れることとなります。 鳴っても全然違うところに飛ぶなら、最初は警戒しても狼少年になって「またいつもの外れる警報が鳴った」と誰も相手にしなくなるでしょう。それでは警報の意味がない。 広域に警報を出すと信用されなくなり、信用度を上げるなら警報が鳴ってから避難の時間がほとんどない。こいつはトレードオフの関係で、双方を両立する術はないです。だからどのみち役に立たないのです。それはシステムの問題点ではなく、両国の位置関係によるものです。物理的に北朝鮮と日本の距離を離す以外に方法がありません。
お礼
回答ありがとうございます。 ただのロケットとは言えませんね。試射なら弾頭に爆弾に 見合う重さの鉄塊を載せなければいけません。空では 実験にはならないからです。 しかし、鉄塊とはいえ、地上に落下すれば大変な衝撃で クレーターができます。マッハ20の鉄の塊です。 これは、由々しき問題ですよ。 隕石でも、これ程のスピードで落下すれば、大きなクレーター ができて、とんでもない被害になります。 こんなものを日本近海に撃ち込んで、何も無かった。 何も知らなかった。見ていなかったでは済みません。
- tetsumyi
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爆発はないです。 ロフテッド軌道で高度6000kmですから地球の半径相当の高度で通常のレーダーからは消えますし、落ちる時には秒速何キロもの物凄いスピードで大気圏突入となってバラバラに破壊します。 そう言う訳で、Jアラートが出せない。 軌道はアメリカの軍事衛星からの情報で確認できたと思います。 「日本にミサイルは落ちない」とは思いませんが、今日本を攻撃すると即日米が合同で反撃する可能性が高く、刈上げ君もできないよねー。
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 ええ、ロフテッド軌道は大気圏外へ抜けて、高空から高速 で地上を狙う手法です。 しかし、ロフテッド軌道の弱点は、大気圏外へ抜けてから 一瞬、停止することなんですね。 そこを、アメリカの軍事衛星がレールガンやレーザー砲で 破壊すれば、地上に落ちる前に破壊できます。 しかし、今回はそうではなかった。 つまり、破壊できなかったのか、または見送ったのか。 どちらにしても、軍事衛星による破壊も完全ではない。 ということになります。 こう書くとSFの見過ぎとか言われそうですが、実際に 数日前のミサイルは破壊できています。 私たちの知らない処で軍事は動いている。と思って良い と思いますよ。