韓国歴史ドラマ「朱蒙」(チュモン)と「古朝鮮」について
BSフジでやってる韓国歴史ドラマ「朱蒙」(チュモン)のことで質問があります。
「朱蒙」は古代朝鮮半島に高句麗を建国した伝説上の人物である朱蒙の物語で、韓国では50数%という驚異的な視聴率をとったドラマです。
http://www.bsfuji.tv/jumong/
物語としてはとても面白く、毎回楽しく見させていただいています。とくに日本のドラマがいつも数ヶ月で終わってしまうのに対し、韓国のドラマは1年以上続くため非常にドラマとしての内容が濃いと思います。
で、質問というか疑問なのですが、紀元前108年、漢の侵略により古代の朝鮮の国が滅亡し、その国を主人公の朱蒙は再建しようとしているのですが、その古代国家をいつも「コジョソン」(古朝鮮)と呼んでいます。これってどう考えても変じゃないですか?
古朝鮮と言うからには新しい朝鮮がなくてはなりませんね。ですから通常は古朝鮮は近世の李氏朝鮮に対する古い朝鮮という言い方ですよね?それをその時代の人がどうして古朝鮮と言うのでしょう?毎回わざわざ何度も何度も「コジョソン」(古朝鮮)と呼んでいることに違和感があります。
このドラマが大ヒットした韓国の方々はどう考えているのでしょうか?
もう一点。
今週(第30話)、朱蒙王子が遊牧民の村を訪ねると、何とカボチャが出てきました。
日本語のカボチャは、ポルトガル人がカンボジアから持ち込んだからカボチャになったわけですが、原産地はアメリカ大陸です。紀元前の昔、朝鮮半島に存在するはずもありません。
さらに、登場する家々ですが、王宮以外でもほとんどが立派な瓦葺です。
まだ100年にもならない日韓併合の頃のソウルの写真を見る限り、瓦葺は王宮やそれに準ずる建造物くらいで、あとはみな藁葺き屋根でした。それが遡ること2000年前はみな瓦葺だったとはとうてい信じられません。
韓国では国民的歴史ドラマと言いながら、そういう時代考証は一切ないのでしょうか?
視聴者は疑問をもたないのでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 よく分かりました。 「台湾八景」で検索しますと、日本統治時代の台湾のことも知ることができました。