• ベストアンサー

充電式電池の寿命は充電のしかたに関係あるか?

充電式電池といえば、カメラのリチウム電池とか、他にもニッケルカドミウム電池、ニカド電池とかありますよね。自動車のバッテリーはよく知らないけどありますよね。携帯電話も充電しますね。 で、質問なんですが、昔はバッテリーは最後まで使い切って充電した方が長持ちがするとか言っていました、最近はそんなことは関係がないというのをよく聞きます。そう言えば、私はパソコンなんかはバッテリーで仕事をすることはほとんど無いけど、無くなるまで使っていたら使うのに困りますねえ。携帯も気が付いた時に充電した方がいいですよね。でも、それはどんな電池でも同じのですか?つまり、しょっちゅう何度も充電しても、たまにしっかり充電しても電池の寿命は変わらないのでしょうか?ご教授願えませんか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.5

バッテリー:Battery(英)は電池の総称です。 アルカリ電池やマンガン電池のように充電できないもの(メーカー用語で一次電池という)と,ニッカド のように充電できるもの(二次電池という),いずれも「バッテリー」です。 1.充電式リチウム電池  リチウム電池には充電できるものと,使い切りのものがあります。  (フィルムカメラなどで使用されるリチウム電池は使いきりのものが多い)  充電式リチウム電池は,充電式電池の中で,単位重量当たりの出力,単位容積当たりの出力,共に  最大です。(最も優れているということ)  しかし値段も最高です。(^_^;)  ニッカドのようなメモリー効果もありませんので,パソコンなどに使われて,連続的に充電状態で  使用されます。(フローティング充電という)  最大の欠点は,「充放電管理が難しい」ということです。  過放電,過充電で簡単に壊れます。  従って,これを使いこなすためには,マイコンを内蔵して,充電し過ぎないよう,また放電し過ぎない  よう厳密に管理する必要があります。  専用充電器や,パソコン等に組み込んで使用する場合は,マイコンを使って厳密な充電管理を行って  いますが,バラで使われる単3,単4型にマイコン管理を適用することは困難です。  従って,充電式リチウム電池は,単体ではあまり売られていません。  (あったとしても使うのが難しい) 2.ニッカド,ニッケル水素電池  この種の電池は,過充電,過放電の管理がリチウム電池よりやりやすいので,簡単な充電器とセットに  して,単体で使われています。  メモリー効果があるのが難点です。  使い切ってから充電するのが,最も良いのですが,これは簡単にはできません。(不均等放電)  この問題についての詳細は下記のサイトをご覧ください。 http://okweb.jp/kotaeru.php3?qid=989909  わたしは,ニッカドニッケル水素の寿命が来るのは,この不均等充放電が最大の原因,と  考えています。 3.鉛バッテリー  ご存知のように自動車用が有名です。  過充電,過放電に関して最強です。  充電の終わりで電圧が急上昇するので,充電完了がはっきりしていて,過充電になることが防げます。  重量の大きいのが難点で,また希硫酸という非常に腐食性の強い電解液が入っているので,  漏れたりすると大変です。  小型のものはガム型で,ウォークマン等にも使われていますが,これには液漏れ対策がしてあり,  その分,性能が犠牲になっています。 以上,充電式電池の一般的な特性について,ご説明いたしました。 肝心の, >しょっちゅう何度も充電しても、たまにしっかり充電しても電池の寿命は変わらないのでしょうか? という,ご質問のお答えですが, 1.ニッカド,ニッケル水素系では,前者のような使 い方では,最大の性能を引き出すことができない。 2.リチウム系では,前者の使い方が一般的  ということで如何でしょうか? 実はこのご質問の(?)を拝見したとき,”ウーム”と唸りました。 「寿命の基準」が思い付かなかったからです。 厳密に「寿命」を論議するなら,その定義(「一生の間に何Wの仕事をしたか」で評価するのか, それとも「仕事とは関係なく何時間生き続けたか」で評価するのか)が必要で,これはあまり意味の ないことではないかと気付いたので,思い切ってご回答させていただきました。 仕事を無視して単に寿命を言うなら,全く使わないのが一番でしょう。(^_^;)

参考URL:
http://okweb.jp/kotaeru.php3?qid=989909
oumesan
質問者

お礼

大変懇切丁寧な説明を頂き、感謝致します。また、分かり易い説明ですね。 >厳密に「寿命」を論議するなら,その定義(「一生の間に何Wの仕事をしたか」で評価するのか,それとも「仕事とは関係なく何時間生き続けたか」で評価するのか) →仕事を継続できる期間(時間)を考えていました。普通は期間が長いと結局、仕事量も多いのかなと考えましたがどうでしょう。 本当に微に入り細に入り詳しく説明をして頂き、時間も随分おとらせしました。本当にありがとうございました。

oumesan
質問者

補足

大変有益なご回答を5件頂き、誠にありがとうございました。皆さんに御礼としてポイントを差し上げたいのですが、そういう制度にはなっていないのが残念です。でも、皆さんに差し上げたと思っておりますので、ご寛恕下さいね。これからもよろしくお願いします。

その他の回答 (4)

  • habukun
  • ベストアンサー率36% (43/118)
回答No.4

ニッケル-カドミウム(ニッカド)電池もニッケル-水素電池も、メモリー効果があります。ですから、どちらも使いかけの途中で充電を繰り返すと容量が少なくなります。ニッケル水素電池は、多少容量が大きいだけです。また、過放電や過充電は寿命を縮めることも確かです。普通に使っていて、電圧が下がって使いにくくなったら規定どおりに充電することが必要です。 リチウムイオン電池(使い捨てでなく、携帯電話などに使われる2次電池のほう)はメモリー効果がないので、気づいたときに充電しても容量は減りません。過放電がよくないのはどんな2次電池にも言えることです。

oumesan
質問者

お礼

>ニッケル水素電池は、多少容量が大きいだけです。また、過放電や過充電は寿命を縮めることも確かです。普通に使っていて、電圧が下がって使いにくくなったら規定どおりに充電することが必要です。 →過放電は分かるのですが、過充電というのは充電した後でまためいっぱい充電しようと、また充電したりすることですか?これ、私はしっかり充電しようとよくやるのですが、いけなかったのですね。(^^;) >過放電がよくないのはどんな2次電池にも言えることです。 →デジカメや、DVカメラなど長いこと使わなかったらバッテリーは古くならないかと思っていたら、やっぱり効率が悪くなっていて長持ちがしないような気がしていました。過放電はなんでもいけないのですね。 貴重な情報をお寄せ頂きまして、誠にありがとうございました。

  • timeup
  • ベストアンサー率30% (3827/12654)
回答No.3

電池の高い国に在住していたので、昔から単一・単二・単三の充電電池を使ってきていましたが、其の当時は完全に放電させてから出ないと、メモリー効果で満タンには出来ない電池だったので、放電器を使っていました。 現在の新しいのは其の必要が無く、いつでも充電してよいそうです。それはほんの此の数年の電池です。 「水素」がついているのがそうだったと思います。 其の方面の技術者ではないので、はっきり名前はいえないのですが・・・・・。

oumesan
質問者

お礼

>メモリー効果で満タンには出来ない電池だったので、放電器を使っていました。 放電器なるものがあるのですか。初めて知りました。 >現在の新しいのは其の必要が無く、いつでも充電してよいそうです。それはほんの此の数年の電池です。 どの充電式電池でもいいのでしょうか?「水素」があればいいのですか? ご回答を頂き、誠にありがとうございました。

  • marbin
  • ベストアンサー率27% (636/2290)
回答No.2

ニッケル水素充電池は放電しきってしまうと 寿命が短くなる、と聞いたことがあります。 ↓はニッケル水素電池の関連ですが、参考に なると思います。 http://cmcnine.web.infoseek.co.jp/BATTERIES.htm

参考URL:
http://cmcnine.web.infoseek.co.jp/BATTERIES.htm
oumesan
質問者

お礼

>ニッケル水素充電池は放電しきってしまうと寿命が短くなる、と聞いたことがあります。 ニッケル充電池とはどう違うのですか?私にはちょっと難しいことです。ご回答を頂き、誠にありがとうございました。

  • OMP
  • ベストアンサー率23% (132/553)
回答No.1

ニッカド電池やニッケル水素電池は継ぎ足し充電すると 容量が減少してしまします。それをメモリー効果と言います。 ケータイやデジカメやPCで使われているリチウムイオン電池は メモリー効果がないので、継ぎ足し充電しても問題ないです。 余計な事ですが... >他にもニッケルカドミウム電池、ニカド電池とかありますよね。 ニッケルカドミウム電池の略称がニカド電池(ニッカド電池)です。

oumesan
質問者

お礼

なるほど、よく分かりました。 >ニッケルカドミウム電池の略称がニカド電池(ニッカド電池)です。 そんなんですか、知りませんでした。ハハハ、バカな私。ご回答を頂き、誠にありがとうございました。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう