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米国長期金利上昇の影響が理解できない

今アメリカでは、インフレ期待が高まって長期金利が上がっていると騒がれています。 その影響で半導体株などが下がっているといいます。 「長期金利が上がる」と表現されてますが、要は10年国債が売られているということですよね。 質問ですが… ①なぜインフレ期待が高まると長期国債が売られるのでしょうか? (たぶん国債を保有するより他の何かを保有した方が得だからか?) ②長期国債を売った人は、売ったお金で何を買っているのでしょうか? ③長期国債が売られると、なぜ半導体株が下がるのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 経済
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みんなの回答

  • g27anato
  • ベストアンサー率29% (1166/3945)
回答No.2

補足は、 …3、ハイテク株の疑問ですか? これまでコロナで落ち込み気味の景気は落ち着けば先行き必ず上昇するという予想と、ハイテク企業はコロナに影響されず逆にまだまだ伸びるとの上乗せ予想を織り込んで、企業の実態以上に高評価の高値で買われてました。 そこに金利上昇の予想が出てきた事で、 「株価の伸びは止まって少し戻る」と先読みした投資家は、「戻る前の高値で売り逃げ」という一旦「利益確保」の行動を起こします。 …そのような投資家意識が、ハイテク株の値下がりという現象に現れたのでしょう。

hiniarata
質問者

お礼

なるほど、参考になるご意見ありがとうございました。

  • g27anato
  • ベストアンサー率29% (1166/3945)
回答No.1

国債金利の話ですね? 「国債」とは、 …国が発行する債務証券、つまり国がする借金を指し示す「借用書」です。 債務証券(借用書)は、所有者の「債権」であり国の「債務」となります。その債務証券は国の信用を担保に、株と同様に金融市場で売買されます。 それを「国が買い戻す」つまり借金返済する時に加算するのが『金利』です。 国の予算が足りなくなりそうな時に、借金したくて発行するのが「国債」(借用書)であり、国債を買い戻す時に加算するのが「金利」という事になります。 「債務証券」は貸し手の「債権」なのであって、 借り手の国にとっては債権ではなく「債務」となります。 その関係を理解してもらった上で…、 「金利上昇」というのは、 貸し手が「金利が安かったら債務証券は買わない(つまり貸さない)よ」という話になって、 「金利が上がるなら買ってもいい(つまり貸す)よ」という話に繋がって行く事になります。 以上のような事情から、 国が困ってない時には証券の引き受け先(貸し手)を探す必要もないので「国債金利」が上がる事はなのですが、 国が困ってる時ほど証券の引き受け先が必要となるので、 その借り手つまり国の「需要」と、貸し手つまり引き受け先の「供給」の関係から、 「国債金利」の上昇という話になります。 金融市場で貸し手同士が証券(国の借用書)を売買するのと、 借り手の国が国債(借用書)を売るのとでは、 …話は全く別のものとなります。 質問には、その辺りの誤解(混同)が有りそうです。 それが疑問の要因なんだろうと思います。 1、インフレ予想下では貨幣価値に連られて「証券」の価値が下がる前に売られやすくなります。 2、別の金融市場商品(例えば金や原油など)に買い換え』(乗り換え)ます。 3、景気の先行きが不安になった時には、それまで多額投資されていた株から投資家の資金が逃げ始めます。

hiniarata
質問者

補足

早速の返答ありがとうございます。 資金の需給により金利が変動することはわかりました。 お答えの3番目ですが、現在アメリカでは景気の先行きは良好と思われますが、ハイテク株は全体的に値下がりしています。 (ダウが上昇する一方でハイテク銘柄が多いナスダックは10%も値下がりしました。) これは一体なぜなんだろうという疑問が残ります。 私なりの憶測ですが、もしかしてハイテク銘柄は借金比率が高く、長期金利の上昇で資金調達コストが高くなる懸念から売られたのかな、と… 本当のところはわかりませんが…

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