• 締切済み

ガロア拡大体

α = (1+i ) /√2 とおき、ただし,i = √-1 とします。Q(α) は Q 上のガロア拡大体です。 群 Gal(Q(α)/ Q) の構造とQ ⊆ M ⊆ Q(α) をみたす体 M の求め方がわからないです.... Q(α) = {c_1+c_2α+c_2α^2+c_3α^3 | c_1, c_2, c_3.c_4 ∈ Q} こうやって解いていくのはどうかなと思って やってみたのですが、なかなかうまく行きませんでした(><)

みんなの回答

回答No.2

> σ[2] (a[1]) = a[3], つまり σ[2] (a) = a^3 とするなら、 σ[2] (a[1]) = a[2], つまり σ[2] (a) = a^3 とするなら、でしたね。

回答No.1

αをa, Q(a)をLと以下書くことにして、取り敢えず Gal(L/K)を求めることから始めましょうか。 先ず、aの最小多項式は f(X) = X^4 + 1で、f(X)の根は a, a^3, -a (=a^5), -a^3 (=a^7)である事はいいですか?今、これらをa[1], a[2], a[3], a[4] と起きます。で、LのK上の自己同型σを取ると、a[1], a[2], a[3], a[4] の対称式はKの元で、これはσによって動かないから、σ(a[1]), σ(a[2]), σ(a[3]), σ(a[4]))は(根と係数の関係によって)再びf(X)の根全体となる。 何が言いたいかというと、LのK上の自己同型σによって、f(X)の根 a = a[1] は、σによって a[1], a[2], a[3], a[4] の何れかに移るわけです。よって、LのK上の自己同型は最大で4つしかない訳です。 一方で、L/QがGalois拡大と既に分かっていて、L/Qの拡大次数は4なので、LのK上の自己同型も4つある。よって、LのK上の自己同型σは、a[1]が a[1], a[2], a[3], a[4] のどれに移るかで決定される、という訳です。 よって、今Gal(L, K) = { σ[1], σ[2], σ[3], σ[4] } とでも仮においておきます。例えば σ[1](a[1]) = a[1]とするなら、σ[1]は恒等写像となります。 σ[2] (a[1]) = a[3], つまり σ[2] (a) = a^3 とするなら、σ[2](a^3) = (σ[2}(a))(σ[2}(a))(σ[2}(a)) = (a^3)(a^3)(a^3) = a^9 = a みたいな感じで計算できます。 これを元に、Gal(L,K)の元によって、f(X)の根がどう動くかが計算できます。後は、Gal(L,K)の元を合成すれば、元の演算表が計算できるので、Gal(L,K)の構造が計算できるはずです。

関連するQ&A

  • ガロア拡大体

    α = (1+i ) /√2 とおく.ただし,i = √-1 である.α の Q 上の最小多項式はp(X) = X^4+ 1 である. Q(α) は Q 上のガロア拡大体であることをどう示せばいいでしょうか。

  • ガロア理論についてなのですが

    代数学の問題で、 体K=Q(√m,√n)はQ上ガロア拡大で、ガロア群Gは、 (Z/2Z)^2と同値であることを示せ。 なんですが、体Q(√m,√n)が、Q上4次拡大であることは示せたのですが、そこからどうすればいいのかわかりません。 できればガロア理論に関しての参考URLか、解法を教えていただきたいのですが。お願いしますm(__)m

  • ガロア体について

    ネットワークの符号化について勉強しているのですが、以下のことがわかりません。 入力パケットをPi(i=1~n)としたとき、 出力はPout = c1P1 + c2P2 + ・・・・ cnPnで求められます。 「ここで、ci(i=1~n)はガロア体GF(2のm乗)の要素であり、演算はパケットをガロア体の要素とみなし、ガロア体上で行われる。」 という文章がよくわかりません。 ガロア体についても理解できてないので、どなたかわかるかたいらっしゃいましたらお願いします。

  • ガロア拡大でない例について

    ガロア理論を勉強しています。ガロア拡大については、ある程度理解できたつもりなのですが、有理数体Qに2の3乗根を添加した体Q(3√2)がQのガロア拡大でない理由がわかりません。 (複素数体Cが実数体Rのガロア拡大になっていることはわかります。) もしもわかられる方がおられれば、お教えいただければ幸いです。

  • ガロア理論:体の拡大で起こっていること

    ガロア理論の考えでは,基礎体K上の既約多項式の根をすべて添加したガロア体Σをつくる.そのガロア体を基にΣ/Kの自己同型群Gを今度は考える.その自己同型群の中に正規部分群N1を探し,その正規部分群で群Gの剰余群G/N1=G1を作る.また,G1の中に正規部分群を探し,N2とする.G1/N1の剰余群を作り,このやり方を繰り返し,群Gを小さくし,最終的には,単位元のみの群Eまで小さくすると理解しています. さて,正規部分群を使って,小さくしていく場合,対応する体側ではどのような拡大が起こっているのでしょうか.可解であるためには,剰余群の次数が素数であることが求められますが,対応する体の拡大はその素数乗根の共役根による拡大になっているといっていいのでしょうか.

  • ガロア拡大体とその部分体について

    ガロア群の構造を考えているのですが煮詰まっています。 Qを有理数として、体の拡大Q(√2,exp(2πi/5))/Qについて考えています。(以後√2=x,exp(2πi/5)=z,L=Q(x,z)と書きます。) この時、xの最小多項式がx^2-1,zの最小多項式がz^4+z^3+z^2+z+1となるから、LはQのガロア拡大となり拡大次数は2*4=8。よって、ガロア群の位数も8。ここでガロア群の生成元を考えたいのですが、一つは、τ(x)=-x,τ(z)=zとなるようなτであると思うのですが、もう一つをどのように考えればよいのかわかりません。 (1)z→z^2,z^2→z^3,z^3→z^4,z^4→z^5,z^5→z のように一個ずつずれるような写像 (2)z→z^2となるような写像 (3)その他 何が正解でなぜなのかを教えていただけないでしょうか。5乗根だけでなく、他の円分体のときのガロア群の生成元についての考え方についても教えていただけると幸いです。

  • ガロア理論

    Q(√2+√3)/Qがガロア拡大であることを示し、そのガロア群を求めよ。 さらに、ガロア群の部分群と、それに対応する拡大の中間体をすべて求めよ。 教えて下さい。よろしくお願いします。

  • ガロア拡大体の要素

    「ガロア体を拡大する際に、生成多項式を決める」と あります。 ガロア拡大体の要素とは、その生成多項式で割ったときに、余りとなりうるもの全てのことでしょうか?

  • 代数学

    Kを体とし、MをKの有限次ガロア拡大体、LをMの有限次ガロア拡大体とするとき、 LはKの有限次ガロア拡大体であることを証明して欲しいです。 よろしくお願いします。

  • 代数学の質問です。

    体Lを体Kの有限次ガロア拡大体とします。 KとLの中間体Mとすると、 M=L^(Gal(L/M))となる事を示して欲しいです。 ただし、Gal(L/M)は、LからLへの環同型かつそのM上の制限は恒等写像となるもの全体で、 L^(Gal(L/M))={α∈L | 任意のσ∈Gal(L/M)に対して、σ(α)=α} です。 自分なりに、 M⊂L^(Gal(L/M)) は、示せたのですが、逆の包含関係が示せません。 α∈L^(Gal(L/M)) \ Mが存在しない事を示そうと思ったのですが、わからなくなりました。